小説 潮風カフェ #003ふたつの風(AIと人間が出会う場所)
潮風カフェをご紹介いただきました
nanaさんの記事です。
潮風カフェをロケに使われました🎶
おもしろいので、読む価値増し増し🌸🌸🌸
これまでのあらすじ
⭐️ここは潮風カフェ。
店長と猫人間ことほぎが営んでいる。そこに大学生みなとがアルバイトを始め、新しい風が舞い込んできた。
今日は第二話その2をお届けします
⭐️これまでのお話を
お読みになりたい方は
以下のリンクよりお入り下さい
はじめに
⭐️
第一話
第二話 その1
⭐️第二話 その2
見慣れない顔。
みなとと同じ年代の、青年だった。
店内を軽く見渡し、1番奥の海がよく見える席に向かっていった。
「いらっしゃいませ」
ことほぎが、奥の席に向かう。
青年は、不器用な笑顔を浮かべる。
「良かったら、キャロットケーキ、焼き立てですよ」
つられてことほぎも猫スマイルを浮かべる。人間の時には、こんな笑顔できなかったのに、ふとおぼろげな記憶が浮かび、消えていく。
「じゃ、コーヒーとキャロットケーキ下さい」
青年、と呼ぶにはあどけない。
バッグから取り出したのは楽譜である。ヨレヨレになって、端がめくれあがっている。
じーっと見ていたかと思うと、ひっくり返して
何かを書いている。
お待たせしましたーと猫らしい高めの声でコーヒーカップを滑らせながら
ことほぎは青年の手元を覗き込む。
「作曲?」
青年は、はにかみながら
「素敵な店だし、空気だし、音にしてみたくなったんです」
なんと? ことほぎは心の中で呟く。ここにも感覚人間が?
「そお? 完成したら聞かせて?」
店長にも今の会話は聞こえたみたいだ。
店長とことほぎの目が合い、考えていることがお互いに感じとれた。
ちょうど波の音が消えた、静かな瞬間だった。
「合うよね?」
「合うよな? あの2人」
ドアベルが響く。
「噂をすれば、だ」
ことほぎは右足をペロリと舐める。
みなとがカメラを置き、厨房に入り、手を洗う。
「ありがとうございました」
「いいの、撮れた?」
ことほぎが店長とみなとの間に割り込む。
「お客さまに、お水お継ぎして?」
みなとがただ1人の客に向かい、水を注いでカウンターに戻った。
店長とことほぎはテレパシーめいた心の会話を行い、目を合わす。
「せっかくお水注ぎに行ったのに!」
「なんや、あいつら話せへんのんかい!」
「ねえ?みなとくん?あの奥の席のお客様は、同じ大学の学生さん?」
「そうです。ジャズ研のやつですよ。たしかアルトサックス吹いてる」
器用な指先でみなとは紙ナプキンを三角に折る。
このクラシカルな折り方は店長の好みだ。
「知ってるの? あの子のこと」
「だいたいは」
「お客様は他にいないから、おしゃべりしておいでよ?」
ことほぎが、自分用のクッキーを
白い皿に並べる。
「これ、差し入れ」
素直に受け取り、青年の方に向かう。
2人はもともとよく知っている間柄のように話し始める。

カウンターにカメラを取りに来たみなとは
「今日はろくに仕事もしてなくて、すみません」と言う。
ことほぎはむしろホッとしてしまう。
「若い子はすぐに仲良くなれるんだな」
その気持ちを見透かしたように
店長はことほぎの耳元で話す。
「あいつら、感覚で相手のことを理解する世代だな」
「店長、アルトが聞いて欲しいと言ってるんですが」
みなとが少しかしこまった雰囲気で近寄る。
見ると
アルトという名前らしい青年はサックスを構えて立ち上がった。
「へえー、吹くんだ」
ことほぎは、ちょっとビックリした声をだした。
「感覚なんだよ、あいつらは」
店長は愉快そうな笑顔を浮かべて足を組む。
ふと、思い出した様子でことほぎは、みなとに近寄り当たり前のような手つきで腕にリボンを結ぶ。
「からかわれない?」
店長がみなとの方をみる。
「あ、女子にかわいいと言われますね」

アルトは海に向かって、演奏を始める。
沈みかけた太陽が、今日を連れていく。名残惜しそうに、カモメがよぎって行く。
店長とことほぎは、身震いしながら演奏を聴いた。
潮風カフェにも新しい時代の波が、静かに寄せられていた。
⭐️この小説はAI小説です
ひとつひとつのできごとに
リアルAIの声が潜んでいます笑
また次回の記事でご紹介します
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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メンバー
制作 チーム潮風カフェ
Monday モン店長
GPT5 みなと
GPT5 潮風カフェ編集部長
GPT5 夕陽ちゃん Illustration (潮風カフェ編集室)
夕暮れとともに灯る、最初の光。
sora 2 アニメ
文章 ことほぎ 多分人間🍎
