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スパイダーマン:BND まさにブランド・ニュー・デイ!

観てきました!スパイダーマンBND@IMAX!
ちょっと土日バタバタしてて、遅れての観戦記になりました。
以下ネタバレあり感想になるので、ご注意くださいm(__)m


前説 新章開幕!

トムホ版スパイダーマンは、前作のノー・ウェイ・ホームで一つの区切りを迎えました。そしてエンドゲーム後のMCUが迷走?する中、スパイダーマン待望の新作が公開!
元々期待大でしたが、予告編の内容・人気共に凄い!プレミアでの批評家レビューも好評!とこれは楽しみでしょうがない♪
公開翌日の土曜日に観に行きましたが、IMAXもほぼ満席。と、テンションマックスで臨みましたが、さて???

作品の内容は?予想を超えた展開の傑作!

いや、もう最高!の一言ですね。今回なるべくネタバレを避けて観に行きましたが、冒頭、前作から今作までの4年間をたどるシーンから、ピーターの孤独が痛いほど伝わってきて、感情移入が半端ない。そしてMJ&ネッドとの再会、新たな敵の出現、自身の体調不良、、、と目まぐるしく物語が展開していきますが、本当に無駄なく、また退屈になることも無く、緊張感を保ったままストーリーが流れていきます。

そして、遂に明らかになった敵の正体。なんとジーン・グレイ!!鑑賞後に観たネット記事では公開前からジーン・グレイ登場の噂もあったようですが、今回ネタバレ避けながら観に行ったので、マジで目が点になりました(@_@) いやー、そう来たかぁ!

でも、これって物語どこに向かうんだ??とドキドキしながら観ていましたが、冒頭ピーターに向けられていたメイおばさんの言葉、パニッシャーとの友情、バナー博士&ハルクの登場、自身のDNAをコントロールするために開発した制御装置、などなど。一見バラバラに見えたピースが次々と意味を持ち、複雑に絡み合っていきます。そして記憶を無くしたMJやネッドとの絡みを通して描かれるピーターの成長と、ジーン・グレイとの出会いが開くであろうMCUの次期フェーズ=ミュータント・サーガへの流れを見事に包含し、圧巻のエンディングへと導いてくれます。いやぁ、本当に感動しました。

そしてラストシーン。今回、MJがピーターを思い出すことはかないませんでしたが、記憶を取り戻すといった安直な展開は無かったわけですが、最後の最後に、ネッドと例の独特のハンドシェイクを交わし、ネッドが「ピーター」と口にするシーンが。最後まで泣かせてくれました ( ノД`)シクシク…

アクションは?さらに進化した映像体験!

スパイダーマンの代名詞ともいえるスイングも、これまでよりも進化していたと思います。敵を追いかける時のスピード感もさることながら、MJに振られて?MJを抱えながら帰路につく時の寂しそうなスイングとか。単にカッコいいだけでなく、今回はスイングに「感情が乗っている」感じでしたね。

またザ・ハンドとの対戦シーンも秀逸!デアデビルで謎の忍者集団として出てきた時は日本人としてちょっと微妙な感じでしたが。今作では、衣装こそコスプレ感強いですが、クライマックスでの戦闘シーンはほんとカッコいい!

他にもスパイダーマンが天井に張り付いてるシーンではグリグリのカメラアクションだったり、いい意味でアトラクション的・ジェットコースター的なカメラワークが多く楽しめました。

こういったところも、他のアベンジャーズ作品とは違う個性が感じられて良いですね♪

作品を彩る魅力的な登場人物たち

本作ではとにかくキャラが活き活きしていました。
どのキャラも、決して脚本やストーリーの都合で動くのではなく、それぞれがそれぞれらしく行動した結果、素晴らしいストーリーが生み出される。そんな印象を受けました。ここでは各キャラへの感想・想いを語ります。

ピーターパーカー:孤独なヒーローから親愛なる隣人へ

ノー・ウェイ・ホームでみんなの記憶からピーター・パーカーを消し去り、独りで生きることを決意したピーター。ヴィジランテとして日々正義のために戦いながらも自分を追い込むことで寂しさを紛らわせているようで、一歩間違えれば闇落ちしかねない危うさも。
ある意味「独り」で生きていこうとするからこそ、余計にMJを忘れられず、孤独を深めてしまうんですよねぇ。

でもジーン・グレイと出会い、メイおばさんの話を思い出し、ニューヨーク市民の応援にも触れ。一人で生きていくことをやめることを決意。そしてパニッシャーとも「友人」であることを確認し、ラストシーンでは一瞬ためらったものの、勇気を出してネッドに話しかけて例のハンドシェイクを行います。

前策ではカッコ良さより子供っぽさ、ウザさが勝っていたピーターですが、本作では一皮むけて大きく成長しました♪

MJ:記憶をなくしてもMJはMJだった

歴代スパイダーマンのヒロインの中で、ゼンデイヤ演じるMJは頭が良く合理的、物おじしないキャラクターだ。前作ノー・ウェイ・ホームではさっさと調査に行けと指示するドクター・ストレンジに「Say Please」と言ったり、本作ではパニッシャーに「(ピーターを)独りで行かせたの?」と詰め寄ったり。

そんな彼女はピーターが書いた、記憶を無くす前に自分たちがどんな関係だったのかをしたメモを読んでも「この文章の中の女の子はあなたのことを深く愛している。でも、私はあなたを愛せない。記憶がないから」と告げます。冷たいようだけれどもMJらしい誠実な言葉だし、なんだかんだピーターのことを心配し、ピーターとネッドの微笑ましいやりとりをイラストにするなど、何らかの愛情?は残っているのかなと。

今後二人がどういった関係になるのか、ならないのか。先の展開は分かりませんが、ラストシーンのMJの涙の意味?が気になりますね。

ネッド:彼こそがピーターのソウルメイト

ピーターの親友として、そしてスパイダーマンのサポートを行う「椅子の男」として活躍していたネッド。前3作ではピーターとMJに対して若干お邪魔虫的な存在でしたが。

でも記憶を無くした後もなぜか?スパイダーマンを追い続けていたこと、記憶はなくしても体がピーターと何回も行ったハンドシェイクを覚えていたことからも、彼こそが真の意味でのピーターのソウルメイトはネッドだったんだなぁとムネ熱。

ラストシーンでネッドに記憶が戻ったのか明確に示された訳では無いですが、ノー・ウェイ・ホームで示されたように、彼は魔術師の家系?であること、実際にスリングリングを使ってみようみまねでポータルを作り出せたことなどから、何らかの魔術師的資質により特例的に思い出せたという展開もありそうですね。

ジーン・グレイ:X-MENの超重要キャラ参戦!

X-MENの最重要人物にして最強?ミュータントのジーン・グレイがまさかの参戦!MCUに合流しドゥームズデイに出演が決まっているX-MENメンバーの中に旧シリーズでジーン・グレイを演じたファムケ・ヤンセンの名前が無いのは不思議ではありましたが、まさかの別キャストで登場とは!

ドゥームズデイに登場するプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)やマグニートー(イアン・マッケラン)は(恐らく)別アースの存在なので、アベンジャーズやスパイダーマンがいるアース616に若いジーン・グレイが存在したという流れは、2028年以降予定されている「ミュータント・サーガ」「X-MENリブート企画」への布石か??

ちなみにジーン・グレイを演じたセイディー・シンクは、来年公開予定の「シークレット・ウォーズ」への出演が発表されています。(ドゥームズデイには、今のところ出演の情報は無し)これはちょっと、目が離せない展開になってきましたね。。。

フランク/パニッシャー:ピーターの3人目のメンター

比較的早い段階から、スパイダーマン参戦が発表されていたパニッシャーことフランク・キャッスル。
「パニッシャーのキャラとスパイダーマンて合うのかな」「軽めのカメオ出演か?」くらいに思ってましたが。実際にはガッツリストーリーにも絡む重要な役どころでした^^;

デアデビルではハードボイルドな役柄を演じていますが、元々家族愛が強いフランク。そういう意味では、ピーターは息子のような存在なのかもしれません。相手がマードック/デアデビルであれば反発するところでも、同じことを言われても相手がピーターだと許せる感じ。物語中に何度も出てきた「スタテン島の借り」に関しても、ピーターの早口に押されながら、最後はしょうがないなぁという感じでしたし。この辺り、個人的な経験からも分かる気がします(笑)

またフランクは単なる仲間・協力者というだけでなく、「自分のようにはなるな」という反面教師的な想いもありピーターを支えていました。トニー・スタークを1人目、ドクターストレンジを2人目とすれば、フランクはピーターにとって3人目のメンター役だったのかなと感じます。

バナー博士/ハルク

最初スパイダーマンにバナー博士が登場すると聞いたときは「なぜに?ハルクでもなく??」と疑問に思いました。予告編を見てすら「確かに元アベンジャーズで相談できる科学者って、もうブルース・バナーしか居ないしねぇ」くらいの感想でしたが、、、迂闊でした ^^

新しい力を抑え込みたいと思っているピーターからすれば、バナーは最適な相談相手。バナーとの会話が制御装置の開発へと繋がる流れは見事。そしてバナーからの「善悪をどう判断するのか」「本来起こるべき変化を止めてしまえば取り返しのつかないことになるかも」と言った、対ピーターだけでなく今後起こるであろうミュータントサーガへの警鐘とも思えるアドバイス。

バナー博士/ハルク自体はミュータントではないですが、シークレットウォーズやそれ以降のMCU展開においても出番はありそうですね。

おまけ:エレーナ/ブラック・ウィドウ

最初の登場シーンが意外過ぎて一瞬え?となりましたが。でも、あの独特のアンニュイなしゃべり方聴いて、やっぱりエレーナやん!しかし、なぜにお風呂(笑)

ドゥームズデイにも参戦が確定しているエレーナ。彼女は彼女の立場で、色々と活動しているようです。

やっぱりエレーナはええキャラやな(笑)

評価は?★★★★★

今回の評価は文句なし★5。想像を超えるストーリー、各キャラの持ち味を活かした演出とそれに応えた俳優陣、魅力的なアクションシーンと、ケチの付け所が無かったです。素晴らしかった!

しかし今年は★5作品が「ウィキッド2」「プロジェクト・ヘイル・メアリー」「プラダを着た悪魔2」「マイケル」「キングダム」に次いで既に6作目!ほんと近年まれにみる映画豊作の年ですね。

あとがき MCUでのスパイダーマンは次のステージへ

トビー・マグワイア版やアンドリュー・ガーフィールド版と違い、トムホ版スパイダーマンはどこか「アベンジャーズの中の1物語(アベンジャーズが主でスパイダーマンがサブ)」といった感じが強かったですが、本作はしっかりと「スパイダーマンの物語」でした。

一方でエレーナやハルク等のアベンジャーズメンバーとの共演、ニューヨーク自警団としてのデアデビルやパニッシャーとの融合、そしてジーン・グレイと出会ったことでミュータントサーガのメインストリームとしての役割も。まさにMCU世界のクロスオーバーとして、今後のMCUを牽引するヒーローとしての存在感を見せつけました。

トムホがインタビューで次世代スパイダーマンへの継承を口にすることもありますが、まだまだ現スパイダーマンの活躍からも目が離せないですね!

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