【活動報告 Vol.3】Tableauのデータを持って能登の海へ!「海藻×インバウンド」で探る石川の漁業の未来(仮)
こんにちは!北陸大学データドリブンLabです。 「Fish×Tech漁業ハッカソン」活動記録の第3弾となる今回は、パソコンの画面を飛び出して能登町へ足を運んだフィールドワークの様子をお届けします。
Tableauでデータを可視化し、いざ現場へ
ハッカソンの中盤戦2月の一週目には、私たちは提供された金沢中央卸売市場や石川県の水揚げオープンデータを、BIツールであるTableau(タブロー)を用いて可視化する作業を始めました。 膨大な数字の羅列も、グラフやダッシュボードに落とし込むことで、「どの時期に、どんな海産物が、どれくらい動いているのか」といった全体像が少しずつ見えてきます。
しかし、データだけを眺めていても「現場のリアル」は分かりません。 そこで私たちは、作成したTableauのダッシュボードを手に、2月10日(火)に能登町にある「のと海洋ふれあいセンター」を訪問しました!
データを見ながらの交流と、能登の海の美しさ
センターでは、実際に石川の海に住む魚たちを見学したり、なまこやヒトデに直接触れる貴重な体験をさせていただきました。建物の外に出て遊歩道を歩くと、そこには透き通るような美しい海と、イソギンチャクや海藻の姿が。
実際に能登の海に触れて痛感したのは、「この海は本当に綺麗で、もっと多くの人に知ってもらうべきだ」という純粋な思いでした。


「海藻と加工品」がインバウンド施策の鍵になる?
今回の訪問の最大の収穫は、センターの職員さんとデータを見ながらディスカッションをする中でいただいた「海藻」というキーワードです。

石川県には季節ごとにおすすめの海藻があり、これは県がPRしていきたい海産物の構図とも重なります。特に輪島の海藻は非常に質が良いものの、震災の影響で採れる量が減ってしまっているという厳しい現状も伺いました。
そこで私たちが検討し始めたのが、「インバウンド(訪日外国人)向けの施策」です。 能登町は金沢市から距離がありますが、この美しい景観は海外の方にとっても魅力的です。ただ、「生の魚を食べる文化」がない国の方々にとって、お刺身などの海鮮はハードルになる場合があります。
しかし、海藻やその加工品であればどうでしょうか? 食習慣の壁を越えて、石川の海の幸のポテンシャルを体験してもらえる大きなチャンスになるはずです。
ただ、使用しているオープンデータには「海藻」の類のデータが少ないため、違うアプローチも検討する必要があるかもと考えております。
最終発表に向けて
Tableauで分析した「データ上の事実」と、能登の現場で肌で感じた「海藻の可能性や海の美しさ」。この2つが繋がったことで、私たちの提案の解像度がグッと上がりました。
最後になりますが、お忙しい中、私たちのデータを見ながら丁寧にお話をしてくださった、のと海洋ふれあいセンターの職員さんには感謝しかありません。
この現場での気づきをしっかりアプリや施策のアイデアに落とし込み、ハッカソン最終発表に向けてまだまだ頑張っていきます!
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