SGギターの特徴と詳細
(リンク一部抜粋)
SGギター(Gibson SG)の主な特徴、全容、詳細についてご説明します。
SGの概要と歴史的背景
* 名称の由来: 「SG」は「Solid Guitar(ソリッド・ギター)」の略です。
* 誕生: 1961年にギブソン社が発表しました。当初は「新型レスポール」として発売されましたが、レス・ポール氏がデザインを好まなかったため、後に「SG」と正式に呼ばれるようになりました。
* 開発経緯: 重量の問題やハイフレットの演奏性の低さといったレスポールの弱点を克服するために開発されました。
SGの主な特徴(デザイン・構造・演奏性)
* 薄く軽量なボディ
* レスポールと比べてボディが薄く、全体的に軽量で取り回しが良いのが最大の特長です。
* ボディの材質は主にマホガニーが使われています。
* ダブルカッタウェイのボディ形状
* 特徴的な「クワガタ」や「ツノ」とも表現される鋭角なダブルカッタウェイ形状を持っています。
* この形状により、ハイポジション(高音域側)のフレットが非常に押さえやすく、高い演奏性を実現しています。
* ボディの外周が斜めに面取り(コンター加工)されており、抱えた時のフィット感が良いです。
* ネックとジョイント
* レスポールよりも細身で握りやすい「スリムテーパー」ネックプロファイルが採用されることが多いです。
* ボディとネックのジョイント位置が深く、ハイポジションでの演奏性が優れています(通常のアコギやレスポールが16フレット付近でジョイントするのに対し、SGは22フレット付近でジョイント)。
* ヘッド落ちしやすい
* 軽量ボディのデメリットとして、ギターを構えた際にヘッド側が重力で下がりやすい「ヘッド落ち」という現象が起こりやすい傾向があります。
SGのサウンドの特徴
* 中音域(ミッドレンジ)の豊かさ
* 軽量なマホガニーボディの影響で、レスポールと比較して中音域に厚みがあり、パンチの効いたトーンが特徴です。
* パワフルで音抜けが良いサウンドは、特にロック、ハードロック、パンク、グランジといったジャンルと非常に相性が良いです。
* ピックアップ
* 通常はハムバッカーピックアップ(ギブソンならBurstbucker、490R/490Tなど)を2基搭載したモデルが多いですが、P-90シングルコイルを搭載したモデル(SG Specialなど)も存在し、サウンドのバリエーションは広いです。
* コントロール
* レスポールと同じく、2ボリューム/2トーンのコントロールと、ピックアップセレクターで構成されることが多いです。
まとめ
SGは、レスポールのサウンドを引き継ぎつつ、軽量化とハイポジションの演奏性の向上を徹底的に追求したギターです。ロックを象徴するギターの一つとして、多くの有名アーティストに愛用されています。
