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松島・平泉|車なし日帰り|キュンパスで行く冬の東北旅(行程表付き)

今年もJR東日本の超おトクな切符「キュンパス」を利用して、冬の旅を楽しんできました。
今回は日帰り旅を2回!その第1弾として、歴史と絶景を一度に味わう「松島・平泉」の旅をご紹介します。


どんよりとした曇り空の東京駅。
6:32発の「はやぶさ」に乗り込み仙台駅へと向かう。

車内はキュンパス効果か朝から満席!
重たい空の下を出発したものの、長いトンネルを抜けると青空が広がっていた。お天気も味方し、最高の旅の幕開けだ。

そして、あっという間に仙台駅に到着。
ここから仙石線に乗り継ぐのだが、与えられた時間は12分!
事前の調べでは、「乗り換えに10分ほどかかる」という情報もあり、早歩きでホームを目指す。結果…5分ほどで無事到着!ホッと胸をなでおろす。

仙石線の列車が走り出してしばらくすると、車窓にはキラキラと輝く海が。
いよいよ、最初の目的地「松島海岸駅」に降り立つ。

<松島>

松島は、大小約260もの島々が浮かぶ日本三景のひとつ。

まずは、駅のすぐ近くにある遊覧船のチケット売り場へ。
事前にネット予約を済ませていたので、ネット予約特典で100円引きで購入できた!(※仁王丸コースのみ対象)
無事にチケットを確保し、乗船時間までまだ少し余裕があるので周辺をぶらりと散策することに。

松の木がたくさん
遊覧船乗り場

瑞巌寺 五大堂

最初に訪れたのは、松島のシンボル「五大堂」。

ここは、807年に坂上田村麻呂が建立した毘沙門堂が起源で、現在の建物は1604年に伊達政宗が再建したもの。東北地方に現存する最古の桃山建築だ。

五大堂へ向かうには、朱色の「透かし橋」を渡る。足元が格子状になっていて、隙間からは海面が丸見え…!
「聖域に入る前に、身も心も乱れのないよう足元をよく見て気を引き締める」という戒めの意味があるのだとか。
一歩一歩慎重に。自然と背筋が伸びるのを感じる。

透かし橋と五大堂

橋を渡り切った先にあるお堂には、慈覚大師・円仁が安置したとされる「五大明王像」が祀られている。33年に一度しか開帳されない秘仏だそうで、次回は2039年予定とのこと。

またお堂の正面からは、松島湾に浮かぶ島々の絶景を一望することができる。

福浦橋と福浦島

瑞巌寺 五大堂
 📍宮城県宮城郡松島町松島町内111
 拝観時間:8:00~日没
 拝観料 :無料
 休業日 :年中無休
 アクセス:松島海岸駅から徒歩10分

福浦橋

五大堂から見えた、海に向かってまっすぐに伸びる長い朱色の橋が気になり近くまで行ってみることに。
この橋は、県立自然公園「福浦島」へと続く全長252mの「福浦橋」。通称「出会い橋」とも呼ばれ、渡ると良縁に恵まれるとか。
ぜひ渡ってみたかったが遊覧船の時間が迫ってきていたので、今回はその美しい姿を眺めるだけに。

福浦橋
 📍宮城県宮城郡松島町松島字仙随39-1
 営業時間:[3~10月]8:30~17:00
      [11~2月]8:30~16:30
 休業日 :無休
 通行料金:200円
 アクセス:松島海岸駅から徒歩15分

遊覧船 仁王丸

いよいよ松島でのメインイベント、遊覧船に乗船!
今回は、松島湾を約50分かけて一周する「仁王丸コース」をチョイス。

船内は3列シートになっているが、中央の席だとせっかくの絶景が見えづらくもったいないような気がする。窓際の席を確保するために、少し早めに行くことがオススメ!
ちなみに、プラス600円で2階のグリーン席へランクアップも可能。

船がゆっくり動き出すと、窓の外には美しい島々。次々に切り替わる絶景に目が離せない。

鐘島
仁王島

そこで初めて知ったのは、この絶景の中に実際に人が暮らしている島があるということ。島に建つ民家や学校。島で営まれている「日常」を垣間見ることができ、不思議な感動があった。

桂島。民家が見える。
牡蠣の養殖
デッキからの景色。キラキラ。

松島島巡り観光船 仁王丸コース
 📍宮城県宮城郡松島町松島字町内85
 時刻表 :9:00~16:00(冬季は15:00)まで1時間おきに運行
 休業日 :年中無休
      (台風などにより安全が確保できない場合は運航中止)
 料金  :1,500円(大人)、2階グリーン席は+600円
      ※「おかげさまで半世紀」特典で500円引きキャンペーン中!ネット予約するとさらに100円引き
 アクセス:松島海岸駅から徒歩8分

50分ほどの船旅はあっという間に終わり、松島海岸駅へと引き返す。
「もう少しゆっくり松島を堪能したかったな」という名残惜しさはあったが、また必ず来ようと誓い、JR仙石線に揺られながら仙台駅へと戻る。

新幹線の待ち時間にゲットしたのは、「ビアードパパ」のずんだ味のシュークリーム!
一口頬張ると、口いっぱいにずんだの香りが広がる。新幹線を待つホームで味わう、至福のひととき。

JR仙台駅限定!

ビアードパパ JR仙台駅店
 📍宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 JR仙台駅構内2F
 営業時間:10:00~21:00
 定休日 :なし
 アクセス:仙台駅構内2F

特例措置を活用して一ノ関駅へ

仙台駅から新幹線で一ノ関駅へ向かう。

キュンパスでは指定席予約を取れるのは2回までというルールがある。今回は、行きと帰りで指定席を予約済み。
東北新幹線や秋田新幹線には自由席の設定がなく、もう新幹線には乗れないの…?と不安になるが、実は「特例措置」があるのだ。

それは、仙台~盛岡間では途中に停車駅がある全車指定席列車には、普通車の空いている席に座ることができるというもの。(※指定席特急券を持っている人が来たら席を譲る)

このありがたい特例措置のおかげで、キュンパス旅の幅はグンと広がる。

いざやって来た「はやぶさ」に乗り込むと、車内はもうすでに満席!キュンパス恐るべし!さすがに空席は見当たらず、今回はデッキで過ごすことに。

<平泉>

乗車すること約30分、あっという間に一ノ関駅に到着!
ここからJR東北本線に乗り換えて平泉駅へ。

ポストがオシャレ

芭蕉館で「盛り出し式わんこそば」を食べる

空腹で向かった先は、芭蕉館。事前に予約していたおかげで、並ぶことなくすんなりと入店。

ここでのお目当ては、平泉伝統の「盛り出し式わんこそば」。
一般的なわんこそばとは違い、お椀が目の前にずらりと並べられるスタイル。最初に2段(24杯)が運ばれきて、その後は1段(12杯)までは無料、それ以降は1段400円で追加することができる。

お腹いっぱい

給仕さんが横につかないので、自分のペースでゆっくり味わえるのが嬉しいポイント。
「3段(36杯)食べるぞ!」と気合十分で挑んだが、いざ食べ進めると2段(24杯)でお腹はパンパンに。
それでも種類豊富な薬味のおかげで、最後まで飽きずに美味しく食べることができた。

芭蕉館
 📍岩手県西磐井郡平泉町平泉字鈴沢3-1
 営業時間:10:00~15:00(L.O14:30)
       ※お蕎麦が無くなり次第終了
 定休日 :木曜日
 アクセス:平泉駅から徒歩3分

平泉の穏やかな街並みを眺めながら、腹ごなしを兼ねて中尊寺まで歩いて向かう。

金色堂のガードレール

中尊寺

まず待ち構えていたのは、中尊寺の表参道「月見坂」。
両脇にそびえる樹齢300年を超える立派な杉。その間を歩くだけで心が洗われるような荘厳な空気に包まれる。

中尊寺は、天台宗東北大本山であり850年に慈覚大師・円仁によって開かれた。その後、藤原清衡の手によって大規模な堂塔が造営された。約100年に渡って堂塔が作られ保存されていたが、1337年の火災によってそのほとんどが失われてしまった。

その中でも、当時のままの姿を残すのが「金色堂」である。
雨風から守るための覆堂という建物の中に一歩足を踏み入れると、そこには目が眩むような黄金の世界が広がっていた。仏教において、極楽浄土は黄金に輝く世界とされているためそれを表現しているという。
900年前の輝きが今もこうして目の前にある。その歴史の重みに、ただただ立ち尽くすばかり。
この感動を忘れないよう御朱印もいただき、大切に持ち帰る。

金色堂
「五月雨の 降のこしてや 光堂」
と詠んだ松尾芭蕉。
能舞台
本堂。おみくじは小吉。

中尊寺
 📍岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
 拝観時間:[3月~11月3日]8:30~17:00
      [11月4日~2月]8:30~16:30
 拝観料 :金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂 1,000円(大人)
 アクセス:平泉駅から徒歩20分
      または平泉駅からバス(一関平泉線)で4分

毛越寺

中尊寺をあとにし、歩いて向かったのは毛越寺。

ここには、極楽浄土をこの世に再現したとされる「浄土庭園」がある。
驚くべきは、平安時代に造られた庭園の姿が、今もほぼ完全な状態で残されていること。
庭園の中心に広がる大きな池のほとりに立つと、自然と心が静まっていくのを感じた。どこを切り取っても、どこから眺めても、ただただ美しかった。

毛越寺
 📍岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
 拝観時間:[3月5日~11月4日]8:30~17:00
      [11月5日~3月4日]8:30~16:30
 拝観料 :700円(大人)
 アクセス:平泉駅から徒歩10分

平泉に別れを告げ、再びJR東北本線に乗って一ノ関駅へ。
帰りももちろん「特例措置」を活用して仙台駅へと向かう。

東京へ戻る新幹線まで、残された時間は1時間ほど。
「牛たんが食べたい…!でも並んでる時間はない…!」

そんな状況でリサーチして見つけたのが、ここ。

伊達の牛たん本舗 仙台駅地階エスパル店 

エスパル仙台のB1Fにあるのだが、並ばずに入店することができた。
実は「牛たん通り」にも同じ店舗が入っていて、そこは大行列。時間はないが、牛たんは諦めたくない!という方にオススメしたい穴場スポット。

運ばれてきた牛たんは最高に美味しく、一口噛み締めるごとに旅の思い出が駆け巡った。

牛タン&通定食

伊達の牛たん本舗 仙台駅地階エスパル店
 📍宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 エスパル仙台B1F
 営業時間:11:00~22:00(L.O21:00)
 定休日 :エスパル仙台に準ずる
 アクセス:仙台駅から徒歩2分

帰りの新幹線の座席に深く腰掛け、旅の最後のご褒美「ずんだシェイク」を一口。
ずんだシェイクの優しい甘さが、全身に染み渡っていくのを感じながらいつの間にか眠っていた。

<行程表>

今回の旅の詳しい行程表はこちら↓

06:32 東京駅
 ↓   🚄はやぶさ1号(新函館北斗行)
08:03 仙台駅
08:15 仙台駅
 ↓   🚃JR仙石線(石巻行)
08:55 松島海岸駅
09:00 駅前で遊覧船のチケットを購入
 ↓   👣徒歩10分
09:10 瑞巌寺 五大堂
 |   📍滞在20分
09:30
09:30 周辺散策
 |   📍滞在15分
09:45
10:00 遊覧船 仁王丸
 |   🚢
10:50
 ↓   👣徒歩8分
11:11 松島海岸駅
 ↓   🚃JR仙石線(あおば通行)
11:49 仙台駅
11:50 ビアードパパでずんだシューを買う
12:17 仙台駅
 ↓   🚅JRはやぶさ17号(新函館北斗行)
12:38 一ノ関駅
12:46 一ノ関駅
 ↓   🚃JR東北本線(盛岡行)
12:53 平泉駅
 ↓   👣徒歩3分
13:00 芭蕉館で盛り出し式わんこそばを食べる
 |   📍滞在1時間
14:00
 ↓   👣徒歩17分
14:20 中尊寺
 |   📍滞在1時間20分
15:40
 ↓   👣徒歩20分
16:00 毛越寺
 |   📍滞在40分
16:40
 ↓   👣徒歩10分
17:18 平泉駅
 ↓   🚃JR東北本線(一ノ関行)
17:26 一ノ関駅
17:48 一ノ関駅
 ↓   🚅はやぶさ112号(東京行)
18:20 仙台駅
 ↓   👣徒歩2分
18:30 伊達の牛たん本舗
 |   📍滞在40分
19:10
 ↓   👣徒歩2分
19:15 仙台駅でお土産探し
19:31 仙台駅
 ↓   🚅はやぶさ36号(東京行)
21:04 東京駅

<いくらかかった?💰>

キュンパスを使った今回の旅、いくらかかったのか計算しました↓

<交通費>
キュンパス ¥10,000

<食費>
ビアードパパ ずんだシュー  ¥   290
芭蕉館 盛り出し式わんこそば ¥2,300
伊達の牛たん本舗       ¥2,130

<その他>
松島遊覧船乗船料   ¥   900 
                        (「おかげさまで半世紀」キャンペーン利用)
中尊寺金色堂 拝観料 ¥1,000
金色堂 御朱印    ¥   500
毛越寺 拝観料    ¥   700
毛越寺 御朱印    ¥   500

                     合計      ¥18,320     

<いくらお得に旅できた?💰>

次に今回の旅、キュンパスを使うことでいくらお得に旅ができたのか計算してみました。
キュンパスを使わずに旅をした場合にかかる交通費↓(※JR東日本運賃改定前の料金)

新幹線     東京駅⇔仙台駅   ¥11,410 × 2 
        仙台駅⇔一ノ関駅  ¥  3,990 × 2
JR仙石線   仙台駅⇔松島海岸駅 ¥     418 × 2
JR東北本線  一ノ関駅⇔平泉駅  ¥     199 × 2

                   合計  ¥32,034            

キュンパスは10,000円なので、なんと22,034円もお得に旅ができました!素晴らしい!

日帰りで松島と平泉の二か所を巡るのは、少し慌ただしかったかもしれませんが、お腹も心もパンパンに満たされた最高の一日になりました。

次回は、キュンパス日帰り旅第2弾!
乳頭温泉郷・盛岡旅」をご紹介します。


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