戸隠神社五社巡り ②
今回で五社巡り2回目です。1回目はこちら ↓
リンクを読んでからでも、今回の記事からでも楽しめます。
9月6日早朝、いよいよ五社巡りのスタートです!
一番最初は『宝光社』から。
宝光社 (ほうこうしゃ)
御祭神: 天表春命 (あめのうわはるのみこと)
中社の御祭神 天八意思兼命の御子神様
御神徳: 技芸・裁縫・縁結・安産・厄除・家内安全など
女性・子供の守り神



いきなり目の前にドーンと270段余りの石段が登場!
「おぉ、これはなかなか…!」と、早速テンションが上がりました(笑)
でも実際に登り始めると…段数も多いし急だし、しかも一段の幅が狭いんです。
登っているときはあまり気にならなかったけど、帰りの下りはちょっと怖かったです。
結構ハードなので、自信のない人は途中から「女坂」っていうゆるやかな坂道もあるので安心ですよ。
そして息を切らしながら石段を登りきると、目の前に現れたのが宝光社の社殿。間口が9メートル、奥行きはなんと13メートルもあって、この奥行きの深い社殿はかなり珍しいそうです。
近づいてよく見てみると、龍や鳳凰、麒麟や十二支などの彫刻がびっしり! 細かい細工に圧倒されて、『うわぁ、すごい…!』としばらく見入ってしまいました。


早朝だったので参拝者はほとんどいなくて、静かな空気の中ゆっくりお参りできました。
社殿のまわりもぐるっと散策して、気持ちを整えてから次の目的地「火之御子社」へ向かいます。

御朱印受付はこちら

2基の神輿が保管されている
宝光社の社殿から右手奥にある「神道(かんみち)」を歩いてみます。
この日は前日までの雨と工事の影響で、ところどころ道がぬかるんでいて歩きにくいところもありました。でも「神道」と呼ばれるだけあって、森の中を進むだけでなんだか心が洗われていくような感覚になります。
ただ、戸隠神社周辺はツキノワグマの生息地でもあるので、熊鈴やラジオを持ったり、できれば複数人で歩いたりと、安全対策は大事。自分のためでもあるし、熊のためでもありますね……。
途中「伏拝所」という場所がありました。ここは昔、御正体(UFO!?)が飛来して「奥社は女人禁制だし冬は参拝が大変だから、誰でも一年中お参りできる社を建てて、そこに私を安置せよ」と告げられたところだそうです。
それで里の人々が宝光社を建立し、御正体をお祀りしたんだとか。
歴史というか伝説というか…面白いエピソードですよね。


言い伝えがあるそうです


伏拝所を過ぎてしばらく歩くと分岐点に出ました。中社へ向かうなら真っすぐですが、今回の目的地は火之御子社。標識に従って右へ進みます。
そのまま歩いていくと、また分岐が登場。今度は左へ。案内がしっかり出ているので迷うことはなさそうですが、初めてだとちょっとした探検気分になります。

熊除けの鐘が設置されてました


のんびり歩くこと約15分。ようやく「火之御子社」に到着しました。
火之御子社 (ひのみこしゃ)
御祭神: 主祭神ー天鈿女命 (あめのうずめのみこと)
配 祀ー高皇産霊命 (たかみむすひのみこと)
栲幡千千姫命 (たくはたちちひめのみこと)
天忍穗耳命 (あめのおしほみみのみこと)
御神徳: 舞楽芸能・火防・縁結び・開運
戸隠神社の五社って、他の四社は神様が一柱ずつ祀られてるけど、ここはちょっと賑やか。
主祭神の天鈿女命(あめのうずめのみこと)といえば、天岩戸の前で踊って岩戸開きを導いた神様で有名ですよね。舞や芸能のご利益があるっていうのも納得。
それから、この火之御子社は戸隠が神仏習合の時代にも、ずっと純粋な神社として祀られてきたらしい。なんとなく特別な雰囲気があるのも頷けます。


社殿の左手奥には、樹齢およそ500年といわれる「夫婦杉」がある。
一本の根元から二本に分かれ、ねじれながら並んで育っている姿はなかなか珍しい。
火之御子社には夫婦の神様も祀られているそうで、夫婦円満のご利益がありそうだ。
今回は一人旅だけど、次は妻と来て『もっと仲良くなりますように』って頼んでみるか(笑)。

見事な夫婦杉。さすがに迫力ある。
さて今回はここまで。
次回は中社へ向かう道中と参拝の様子をお届け。自分でも歩きながらワクワクしてます。
