【07/14】【夕刊*ビジネスの種】弱点を強みに変える!「低頻度」を突破する接点づくりの極意|fm8739
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多忙な経営者の皆様へ。 本日のfm8739『花開くビジネスの種』の要点まとめです。
【きょうのファクト】 AOKIホールディングスが多角化経営と4500万IDのデータ活用により業界首位へ。スーツ店に複合カフェやジムを併設し、来店頻度を「年1回」から「2週間に1回」へと引き上げるハイブリッド戦略を加速。(出典:日本経済新聞 2026年6月17日「AOKI、4500万顧客IDで相互送客」)

【なぜこれが「ビジネスの種」なのか?】 「スーツは滅多に買わない」というビジネスモデルの構造的な弱点を、異業種(エンタメ・ジム)の併設によって日常の動線へと変え、顧客との接触頻度を劇的に高めることで、本業のブランド想起率(いざという時に思い出してもらう確率)を最大化させているからです。
【マネージャー小島の視点(現場への応用)】 「うちの商品はリピート周期が長いから、新規を追いかけ続けるしかない」――中小企業の現場から実によく聞かれるリアルな悩みです。しかし、莫大な広告費をかけられない私たちが新規獲得だけに頼るのには限界があります。
今回のAOKIの事例が教えてくれるのは、顧客との接点は「自社の本業」だけで作らなくてもいい、という視点の転換です。彼らはスーツの売り場を広げるのではなく、インドアゴルフやカフェという「日常的に通う理由」を同じ屋根の下に作りました。 これを中小企業に落とし込むなら、例えば地域の工務店が店舗の一角に「こだわりの珈琲スタンド」を併設したり、オフィス家具屋が平日の夜だけ「地域の勉強会スペース」として現場を開放したりするようなアプローチです。 大企業のようなデータシステムがなくても、現場の「箱(スペース)」や「繋がり」を使って顧客が日常的に立ち寄る理由を作ることは、泥臭く今すぐ実践できます。大切なのは、お客様の頭の中に「常に自社の存在を置いておいてもらう」ための、本業以外の小さな受け皿を現場に用意しておくことなのです。
🌱 自社の土壌を耕す3つの問い
【接触頻度の壁】: 自社の商品・サービスは、お客様にとって「年に何回思い出すもの」ですか?その間、忘れられないための工夫はありますか? 【日常動線への潜入】: お客様が普段の生活や仕事の中で、最も頻繁に足を運んでいる「別の場所や用事」に、自社が乗っかれる隙間はありませんか? 【リソースの二毛作】: 自社が持っている店舗スペース、あるいはスタッフのスキルを、本業とは全く違う「リピート性の高い別の用途」にカメレオンのように変身させることはできませんか?
お客様が「用事がない時」でも、思わず自社に立ち寄りたくなるような日常の言い訳(動線)を、現場にデザインできていますか?
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