第3話:後悔をしない企業選びの基準──自分軸の見つけ方
「働ければ何でもいい」
本当にそうでしょうか。
飽き性だから短期間で色々な会社を渡り歩きたい。
太陽と共に起きて、日中仕事をして、夜は眠りにつきたい。
家族一緒にいたいから転勤はしたくない。
これは当たり前のことではなく、
自分の性格やライフスタイルから導いた働く時間の条件です。
「じゃ、自分だったらどうすると働けるのか」
を考える必要があります。
私は1日の1/3を占める仕事の時間を、 苦行ではなく “楽しい時間” にしたい。
では、仕事の「楽しい」とは何か。
私にとっては “好き=楽しい” でした。
そして“好き”の正体は 「面白いと思えるか」 でした。
迷ったらいつも自分に問いかけていました。
「それは面白いのか?」
その“好き”を判断するために、私は次の4つを基準にしました。
【1: 自分の価値観と合っているか】
価値観が合わない会社は続きません。
逆に、価値観が合う会社では努力が自然とできます。
「気づいたら努力していた。 振り返ったら苦労だった。 」
そんな状態が理想です。
【2:その会社で成長できるか】
新卒で得た価値観は、その後のキャリアの“土台”になります。
研修制度・教育体制・上司の姿勢
これらはあなたの未来を左右します。
「社員の幸せなくして企業の成長なし」と私は考えています。
会社と自分が相互に成長できる環境かどうかが重要です。
【3: 「働いてみたい」と心が動くか】
説明会の空気、社員の表情、会社の雰囲気。
直感は侮れません。
「なんか違う」
「もっと他に良い会社があるかも」
そう思った時点で、その会社ではありません。
小さな違和感を大切にしてください。
【4: 自分のやりたいことができるか】
学生時代、私はこう思っていました。
・経理として本社で本決算に関わりたい
・上場準備の事務処理を経験したい
・社長交代の事務処理を見たい
これらは、組織に属していなければ見られない景色です。
もしこのように思っていなければ、
起業をしていた方が自分のやりたいことができると思います。
40歳で転職したときは、基準が変わっていました。
・地域に貢献したい
・若者がUターンしやすい環境をつくりたい
・1円単位の受注にこだわる業界で働きたい
20年働くと、会社に求めるものはまったく変わります。
このように「働くこと」や「企業に求めるもの」を言語化、可視化することで
自分の”軸”が見えてきます。
でも——
ここで終わりではありません。
1. 私が新卒で求めたもの──“楯になる企業”
私の基本的な”軸”は明確になりました。
上記以外で新卒時代に求めたもの。
それは 「女性が一人で生きていくための楯になる企業」でした。
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