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S&P500の方がリターンが高いのにオルカンを持つ理由

投資信託の銘柄選びで必ずと言っていいほどぶつかる「オルカン(全世界株式)か、S&P500(米国株式)か」という悩み。

結論から言うと「どちらでもほぼ正解」であり、リターンよりも平穏に持ち続けることが何よりも重要になります。

なぜこの2択に「絶対的な正解」がないのか、そしてどう選べば後悔しないのかを解説します。


1. オルカンとS&P500、結局どっちがいい?

ぶっちゃけると「どちらがより儲かるか」は誰にもわかりません。
直近10年ではS&P500の方がリターンは高いことが多いですが、直近2025年はオルカンより下回ってました。

そのせいか「S&P500は割高!」であるみたいな動画も散見されますが、そん意見は毎年出ているものです。
なので、あんまり影響を受けず買いたいものを継続で良いかなと思います。

  • S&P500(米国株式): 過去数十年のパフォーマンスはオルカンを上回ることが多いです。AppleやMicrosoft、NVIDIAといった世界を牽引する企業に集中投資できるため、効率よく資産を増やせる可能性があります。

  • オルカン(全世界株式): 現在は6割近くが米国株ですが、なんだかんだで「ほぼS&P500」な状況です。ただし、将来もしインドや他の国が台頭してきても、自動で構成比を調整してくれます。

個人的には、リターンはどっちも良いので、細かいリターンの比べ合いをするよりかはどっちを安心して持ち続けられるかの方が重要だと思います。

そもそもオルカンも米国が60%くらいあるので、オルカンも米国主軸の値動きになりますからね。


2. どちらでも良い。あなたの心が揺らがない方を持てば良い。

投資で最も避けるべきは、「怖くなって売ってしまう(狼狽売り)」ことです。
総合リターンよりもどちらでもよいので、撤退せずにお金をリスクにさらし続けることが重要になります。

資産運用を成功させる鍵は、銘柄選びの精度よりも「継続期間」にあります。
どちらも米国が大半を占めるので値動きも似たようなものになります。
「オルカン or S&P500にしておけばよかった……」ならまだ良いですが、やれ半導体やらゴールドやらと目移りしては長続きしません。

  • S&P500を選ぶべき人: 「米国が沈む時は全世界が沈む時だ。今までリターン高かったし心中する覚悟はある!」と、米国の成長を一点の曇りなく信じられる人。

  • オルカンを選ぶべき人: 「米国は強いけど、何があるかわからない。別の国が主軸になる可能性や世界全体に分散しているという安心感が欲しい」と、守りの意識を大切にしたい人。

個人的には心が揺らがないために「積立設定して個人的には放置したい」という欲求がとても高いです。

個人的には、総合リターンよりも米国以外のトレンドになったときにリバランスしてくれる利便性を重視して積立設定していますが、どっちでも良いかと思います。


3. 心が落ち着くなら、両方持っても良い

時に「両方持つ」という人もたまにいらっしゃます。
今は両方とも米国を含んでいますので値動き的にはほとんど変わりません。「中身が重複しているから無意味だ」という意見も散見されます。

たしかにリターン的には、今はオルカンとS&P500の中間的になりますので、大きな意味は無いかと思います。

ただ、メンタル的に落ち着くならそれはそれで良いのでは?と個人的には思います。

投資はリターンの数学ではなくメンタル維持のゲームです。

  • 「S&P500が上がっているときに悔しい気持ちになりたくない」

  • 「でも、米国一本足打法は不安だからオルカンも持っておきたい」

この折衷案によって、あなたの「投資を辞めたくなる気持ち」が抑えられるのであれば、それは非常に理にかなった選択です。

繰り返しになりますが、とにかく撤退しないことが大事です。
両刀持ちはやる意味が薄く「おまじない」であるかもしれません。

しかし、あなたが「これなら続けられる」と思える組み合わせで撤退しないのならば、最後には大きな利益をもたらしてくれます。


まとめ:投資の主役は「リターンの数字」ではなく「あなたの心」

投資信託の銘柄選びで迷うのは、真剣に将来を考えている証拠です。

  1. 期待リターン重視ならS&P500、広範な安心感ならオルカン。

  2. リターンの数字よりも「信じて持ち続けられる方」ことが一番大事。

  3. 迷ってストレスになるくらいなら、両方持って心を安定させるのもアリ。

結局のところ、リターンが高いのは「最後まで市場に居続けた人」です。
自分の性格に合った心地よい投資スタイルを見つけていきましょう。


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