『弱視と2年向き合った長女の結末』
長女が弱視かもしれないとわかったのが2年前、6歳の頃だった。
幼稚園に通う長女はまだまだ小さくて、公園での遊び方もあどけなさが残っていて、四つ並んだコンクリートでできた円柱型の腰掛けによじ登って両手を僕の方に広げ『パパおてて』とせがみ、僕がその小さな腕を掴んで引っ張り上げてやると同時に『ジャーンプ!』と言いながら嬉しそうに次々と円柱に飛び移るのが長女のブームだった。
本人は楽しいだろうが何回も何回もこれをやるのは重労働だった。
でも嬉しそうな長女の顔が原動力になり、腕と肩の筋肉がパンパンになるまでやっていたのを覚えている。
ある日のことだった。
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