volca drum用ステップシーケンサー【Freque Step Sequencer for volca drum】
ええ前回記事を上げたのが5/12ですか・・・、
その頃からAIを使って自分が欲しいツールを自給自足するということをやっていたということで、まあふりかえると、2026年5月はひたすらそれに没頭する月となりましたわね。
何をやっていたかというと、端的に言えば、volca drumコントロールに特化したシーケンサーとエディターの統合ソフトが作れるんじゃね?
という思いつき。そんな見果てぬドリームを夢見て、そしてそれに没頭していた。そして5月の終わりと共にそれは実際に出来たのであった。

Freque Step Sequencer
こいつはマジですげぇ。手前味噌ながら。
パート毎に配置してあるクリップをクリックすると、16ステップのシーケンスが出る。
そこに対し本体に準じてアクティブステップも出来るしステップジャンプも出来る、
発音可能性プロバビリティパーセンテージも設定できるし、
スライスも実機と同じ様にきれいにかかる。
そしてここは実機に無い機能、
マイクロタイミングというステップ発音タイミングずらしもできる、
そしてパート毎に個別設定可能なスイングスライダーがあって、どれだけかけるもまったくなくすもリアルタイム自由自在。
そしてWAVEGUIDEへのセンドボタン。これはセンド数値を入力し、
ボタンを押している時だけセンド、離すとセンド終了、実にダビー。
そしてvolca beatsより着想を得たスタッター(すなわちMIDIディレイ)も実装した。そしてサイドチェインも実装しており、これに関しては音量のみならず、あらゆるCC項目に対してサイドチェインできる。
そしてそんな数々の面白シーケンスをあやつりながら、
右のエディット窓でリアルタイムエディットが出来る!!
それだけであまりにも楽しい過ぎる。ほんとに。
そしてこのエディットは音色を単品で保存ができるし、ロードもできる。
またパートマネージャーというウインドウも用意している。
こちらはパート毎に単品音色ファイルを読み込んで、パートへ個別送信しつつ、その曲で使用した全パートをまとめて一つのキットとしてセーブ・ロードができる。
これが後ろに控えていることで、どうなるかというと、音色エディットするのは楽しくも、時に音色がぐちゃぐちゃになり過ぎる事がある。
そんな時にこのバックのパートマネージャーから音色を再送信!
するとどうでしょう、ぐちゃぐちゃになった音色が一瞬で戻る。
安心して大胆なリアルタイムエディットが出来るわけだ。
そして実機本体で弱いのは何よりシーケンスである。
そこを完全にカバーするのがこのAbleton LIVE的とも言えるクリップシーケンスである。クリップを並べ、シフトクリックでグループ化し、直観的にシーケンスは自由自在に鳴らされる。完全に各パート独立しているし、またアクティブステップでステップ数もいじることができる。ポリリズム自由自在、というわけだ。
またこのクリップはコピペもパートの枠を超えて自由自在である。
迷子にならない様に名前をつけられるし、いちいち名前をつけなくてもそれなりに区別しやすい様に、へなちょこかわいいカスタムアイコンを埋め込んである。またこのアイコンを下側にクリックしてやればお好きなものに変えることも可能である。
デカくいえば「この世の中で最も簡単な音楽演奏」
という具合に、このFrequeステップシーケンサーとvolca drumのセットは、音階理論など何も考えずに音楽を鳴らせて、そしてそれはとても楽しい。
デカく言えば、「この世の中で最も簡単な音楽演奏」かもしれん。
だってそうでしょう。
音楽は本来たのしいものなのに、いつだって音階の理論がジャマをする。
それは映画「2001年の宇宙の旅」で猿が骨を叩いて音を鳴らし恍惚にひたるかのような、原初的な音楽というものの楽しみ、何かを叩いて鳴らすだけの喜び、そんな具合にvolca drumはシンプルだ。

シンプルに自分でシンセサイズしたドラム音を鳴らし、ツマミでどこまでも変調し、極端な音を出す事もできる。そしてそれをシーケンスする。
こんなに楽しい音遊びはない。
その可能性を極限まで拡張せんと設計されたのがこのFrequeステップシーケンサーなのである!!!!!

2万円程度の猿の恍惚
・・と一気呵成に書き上げたこの文章で、少しでも興味を持ったならば、
volca drumとUSBのMIDIインターフェースとMIDIケーブルを1本買って、
このFrequeシーケンサーのFree版をダウンロードしてみればいい。
総額2万円くらいで、オマエは至高の音遊びの悦びを手にすることができるであろう。
子供の情操教育にも良いかもしれない。なんせ単なるシンセドラム、猿でも出来るプリミティブだ。
何せ単なるHTMLなところが良いだろ。たったの153KBだ。
ファミコンのテニスとかベースボールよりは容量があるが、バルーンファイトよりは無い。ダウンロード!、クリックして立ち上げ!、MIDIデバイス選択!これだけであっという間につながる。骨を叩いて悦に浸る猿になれる。
しかしFREE版は音色保存が出来ない。クリップも三つまでだ。
悦に浸る猿になることはできるが、人としてそれをもって、
こころの何かを表現したいと願うならば、外食一回たべたつもり貯金を行い、Frequeのスタンダードバージョン(10ドル)を購入すればよい。
そこには日々の暮らしですり減らしてしまったこころの何かがよみがえる気配を感じるものがあるだろう。
こんなに小さな6パートマルチシンセサイザー、そいつを操るステーション、それは1983年より現代まで長年にわたるMIDI世界のひとつの到達点と言えなくもない。
こちら👇
操作の質問はいつでもお答えします!!
では楽しいvolca drumライフを!!
