6時起き予定が気付いたら10:30だった主婦の焦りを想像してみてごらん。
昨日は息子の習い事関係でとても忙しい日だった。そのうえあまり睡眠時間も取れていなかったため、ふらふらしながら何とか1日を乗り切った。
帰宅は22時頃になる予定。私はもう帰りの車の中で固く心に決めていた。
今日は!今日ばかりは!
堂々とリビングで寝落ちする!!
本来寝落ちとは意図せず眠ってしまうことなので、厳密に言えば…いや厳密に言わなくてもそれは寝落ちではない。計画している時点でただの「リビング寝」だ。
今夜は全てのやるべきことを放棄して睡眠を優先させる。身体も心もくたびれている。そういう時は自分を労わるのが何より大事なんだ、と自分に言い聞かせる。
朝に2人分の弁当をバタバタと作った様子がそのまま残されたシンクの中。そこへさらに追加された洗い物もお風呂も、明日の朝にする。
…メイク落としも。正直ここはかなり悩んだ。けれど、未来の私ごめん!頑張って歯磨きだけはします。
元々週末連休明けの午前中は仕事をせずにゆっくりすると決めている。明日は息子の駅伝の朝練があるためAM5:50起き。子供達を学校に送り出してから、溜まったやるべきことをゆっくり1つずつ片付けていこう。
照明を落として毛布にくるまり、ソファに横になった。
そして、ハッと気付いたらAM10:30である。
え、子供達の学校は!?どうしよう、今日ってなにか大事な行事あったっけ?行事がなくても受験生の娘がこの時期にこんな派手な寝坊をかますなんてやばすぎる!学校から電話が来てるかも。10時半まで家族で寝続けて気付かないなんて、前代未聞の大失態!!!
起きて時計を確認したその瞬間、そんなことが一気に脳内に渦巻いて血の気が引いた。これまで私の寝坊により子供達が遅刻をしたことなど1度もない。まるで漫画のように華麗に飛び起き、焦って寝室へと走る。
…もぬけの殻。息子も娘も居ない。
思わずその場にへなへなと座り込んだ。呆然としながらもどうにか脳をフル回転させて、記憶を整理する。
あ、私ちゃんと子供達を送り出したやないかい。
息子をきちんと朝練の時間に起こして朝ご飯を作り、ものすごい寝癖に爆笑をして。
「これなら確実に起きれる」と確固たる自信のもと娘がアラームに設定したクリープハイプの曲の前奏が爆音で虚しく鳴り響く寝室で、全く起きない娘をひたすらゆすり。
いつもの如く慌ただしい朝を送る娘に「りんごだけでも食べない?」と聞きながら、昨晩溜め込んだ洗い物を片付けて。
なんなら子供達を無事送り出した後、自分も小倉トーストを優雅に食べたではないか。今日はまだ読んでいない本を片手に、行ったことのないカフェに行こうかな。蔦屋書店に行くのもいいな。
どうやらそこで正真正銘の寝落ちをしたらしい。そして再び起きたら、朝の全ての記憶が抜け落ちていたというわけだ。
風邪で寝込んでいる時や、それこそ変な時間に寝落ちしてしまいハッと起きた時にたまに陥る、時間や場所の感覚がよくわからなくなるアレだ。
本当に焦った。今年1番の焦りと反射神経。
きっとやっぱり、まだ疲れている。
カフェも蔦屋書店もやめて、今日は家でゆっくり過ごそうと思う。
