「ち」の2周目 2025/11/11

「ち」ということで「着眼点」の話題を。
「〇〇さんは着眼点が鋭い」
上記のように、ある人物が他の人では考えられない点に目をつけたと判断された際に言われることが多いと思います。
つまり着眼点とは他人が評価するものなのではないでしょうか?
そして適切なタイミングで評価されないと、見つけた本人は正当な評価が得られないという苦悩に陥ってしまうものであると思います。

フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホがその代表例だと思います。
ゴッホは目に見える外界の光景ではなく、自身の内面から湧き立った想いを大胆な色彩と力強い筆致で表現した先行者でした。

ゴッホの画家としての人生を軽くお話ししますと、様々な職業を経験したのちに、27歳の頃から絵の道で生きていくことを心に決めました。
弟に生活を支えてもらいながら売れない画家として過ごし、徐々に精神疾患を患い、最後には自ら生涯を閉じるという悲しい結末となっております。
死後。ポスト印象派を代表する画家として評価されるようになりました。

ゴッホの唯一の失敗は、生きていくことを諦めたことです。
生涯で唯一売れた「赤い葡萄畑」という作品があるの(諸説がありもしかしたら数点は売れていたという話もある)ですが、その売れたという成功体験を糧に創作活動に精を出していれば、歳をとった時にはもしかしたら億万長者になっていたかもしれません。

長生きをすることがいかに大事かを教えてくれるエピソードだと私は思っています。

KFC創業者であるカーネル・サンダースはご存知でしょうか?
カーネルはKFCが成功するまでに転職および事業に何度も失敗しています。加えて無職および無一文の生活を乗り越えたこともあります。
年金を貰ってもおかしくない65歳の時に「ケンタッキーフライドチキン」のレシピと販売方法だけを武器に、アメリカ中を渡り歩きました。

1件目の契約を獲得するために1,010回もの営業を行い、苦労を重ねながらもフランチャイズの道を切り拓いていきました。
経営を譲った後も広報として活動的に過ごしました。
カーネルは10歳のときに母から教えられた
「できることは全てやる。やるなら最善を尽くす」という信念を支えに、90歳まで生き続けたのです。

2人の人生を比べてみると、お互いに着眼点は絶妙です。
しかし結果が出るまで待てるか、そうでないかが明暗を分けました。
運や結果は辛抱強く機会をとらえた人物に微笑むのです。



いいなと思ったら応援しよう!