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「感謝しなさい」が嫌いだった私が、本当の感謝を知るまでの話

〜人生最悪の日に教わった、感謝の本質〜


まず初めにお伝えしたいことがあります。

感謝の本質を理解している人は、

この記事を読まなくても大丈夫です。

別の記事を読みに行ってください。

しかし、感謝の本質を理解していない人は

是非読んでほしい。

感謝の本質を理解したい人も、したくない人も、

感謝を特別意識していなかった人も、

この感謝の本質を理解した方が、きっと人生が楽になる。

少なくとも私がそうだったから。


①「ありがとう」が言えないのではなく、言いたくなかった

~感謝が嫌いだった本当の理由~

私は「感謝」という言葉が嫌いでした。

もちろん、表面上は言いますが。

コンビニでも、職場でも、家族にも、

「ありがとう」は意識して伝えていました。

しかし、心の中では違いました。

俺、無理やりありがとうと言っているな…

感謝するって何?ありがとうを言うってこと?

感謝をしようと意識すればするほど、
”追い詰められている”

そんな感覚でした。


本屋に行けば、

感謝すると人生が変わる。

感謝すると運が良くなる。

感謝すると人間関係が良くなる。

そんな本がたくさん並んでいます。

SNSでも同じです。

成功者はみんな感謝している。

感謝ノートを書こう。

ありがとうを100回言おう。

私はそれを何度も試しました。

でも変わりませんでした。


変わらなかったどころか、

日に日に苦しくなっていきました。

なぜなら、感謝できない自分に対して、

またダメだった。

またできなかった。

やっぱり俺は変わることなんかできない。

そう思ってしまったからです。


疲れていたり、イライラしている時にまで、

感謝しなさい。

ありがとうを言いなさい。

と言われても.…。

それは溺れている人に向かって、

「泳ぎ方を覚えなさい」

と言うようなものだと思います。


当時、私は余裕がありませんでした。

仕事のことで悩み、

人間関係に疲れ、

将来に不安を抱えていました。

だから人生を変えたくて感謝を実践していたけど、

正直、感謝どころではなかった。

ただ日々を過ごすだけで精一杯でした。


私は、そんな自分を認めることができませんでした。

感謝できない自分を責め続けていました。


② 私は誰にも感謝できなかったのではなく、自分を許せていなかった

~すべての始まりは自己否定だった~

私はいつも自分を責めていました。

仕事で失敗すれば、

「なんでこんなこともできないんだ」

人と比べては、

「自分なんてまだまだだ」

SNSを見れば、

「みんな幸せそうだな」

そんなことばかり考えていました。


もっと頑張れ。

まだ足りない。

もっと上を目指せ。

そんな言葉ばかりを、

毎日自分に投げ続けていました。


感謝とは、

心に余白がある時に自然と湧いてくるもの。


家族がいてくれること。

友人が連絡をくれること。

今日も元気に起きられたこと。

ご飯を食べられること。


本当は目の前にたくさんあったのに、

私には見えていませんでした。


それはなぜか?

自分の欠けている部分ばかり見ていたからです。


そしてある出来事が起こります。

その出来事が、

私の「感謝」という言葉の意味を、

根底から変えることになりました。


その日まで私は、

感謝とは

「ありがとうと言うこと」

だと思っていました。


でもそれは違いました。

本当の感謝は、

もっと静かで、

もっと深くて、

そして少し切ないものでした。


私は、

感謝しようとしてもできなかった。

感謝ノートを書いても変われなかった。

ありがとうを何度唱えても何も変わらなかった。


もし、あなたが以前の私のように、

「感謝の本質を理解して人生を変えたい」

そう思っているなら、

この先の話はきっと役に立つと思います。

なぜなら、
私自身がその苦しさの中から脱出して、

人生を変えた人間だからです。


③「感謝しなきゃ」が私を不幸にしていた

~99%の人が気づいていない感謝の落とし穴~

「人生を変えるために感謝が必要なのは分かっている」

けど難しい。

そう感じているなら、この章はきっと役に立つと思います。

なぜなら私は長い間、

感謝そのものではなく、

『感謝しなきゃ』

という考えに苦しめられていたからです。


私は以前、本気で感謝を頑張っていました。

感謝ノートを書きました。

寝る前に感謝を探しました。

ありがとうを意識して言いました。

YouTubeで成功者の話も聞きました。

本も読みました。

自己啓発も学びました。


でも変われませんでした。

これだけやっても無理か…と

むしろ苦悩が増えていました。


ある日のこと。

仕事で大きなミスをして、上司に注意されました。

自分自身にも腹が立ちました。

帰りの車の中で、

「なんで自分はこんなにダメなんだろう」

と自己嫌悪に陥っていました。


そんな状態ですが、

家に帰ると感謝ノートを開くんです。

そして無理やり書く。

今日感謝できること。

家がある。

ご飯が食べられる。

仕事がある。

家族がいる。


書いている内容は間違っていません。

全部事実ですから。


でも心の中では、

全然感謝できていませんでした。


それどころか、

「こんなことを書いている場合じゃない」

「自分はダメな人間だ」

「もっと頑張らないと」

そんな声が頭の中で喋り続けていました。


私は、

ノートは書いていましたが、

感謝していたのではありません。


感謝しているフリをして、

本音を押し殺していただけでした。


感謝できない自分を否定していた


しかし、

感謝できないことが問題だったのではありません。


感謝できない自分を否定していたことが問題だったのです。


皆さんも考えてみてください。

疲れている時に、

「元気を出せ」

と言われたらどうでしょう。

悲しい時に、

「笑いなさい」

と言われたらどうでしょう。


難しいですよね。


感謝も同じです。


心が疲れている時に、

「感謝しなきゃ」

と自分を追い込むこと。


それは、

自分を救ってくれるはずの感謝というものが、

自分を苦しめる武器になってしまうのです。


私は長い間、

このことに気づきませんでした。


だから感謝できない日は、

さらに自分を責めました。


感謝できない

自分を責める

さらに苦しくなる

もっと感謝できなくなる


この無限ループです。


もしかすると今、

この文章を読んでいるあなたも、

同じ状態かもしれません。


感謝とは本来、

自然に湧き上がる感情なのです。


無理やり作るものではありません。


ところが大人になると、

感謝を義務にしてしまいます。


感謝しなければならない。

ポジティブでなければならない。

前向きでなければならない。


感謝が喜びの感情ではなく、

義務で行うものになった瞬間、

苦しくなるのです。


私はある時、

衝撃を受けた言葉があります。


「感謝できない時は、感謝しなくていい」


最初は意味が分かりませんでした。


感謝は大事なんだから、

感謝しなきゃダメでしょ。

そう思いました。


でも今なら分かります。


感謝できない時というのは、

心が助けを求めている時なのです。


疲れている。

悲しい。

怒っている。

傷ついている。


そんな状態なのに、

感謝しようとする。


それは空腹で倒れそうな人に、

走れと言うようなものです。


まず必要なのは、

感謝ではありません。


休息です。


受容です。


自分を責めるのをやめることです。


私が初めて感謝に近づいた瞬間

不思議なことがあります。


感謝しようとするのをやめた頃から、

少しずつ感謝が見えるようになったのです。


ある朝、

何気なくコーヒーを飲んでいました。


いつもと同じ朝です。

特別なことは何もありません。


でもその時、

ふと思いました。


「あれ・・・」


「こうして静かにコーヒーを飲めるのって幸せかもしれない」


驚きました。


今まで何百回も経験していた朝です。


でもその日は違いました。


無理やり感謝したわけではありません。


ただ、

気づいたのです。


感謝とは、

探すものではなく、

気づくものなのかもしれない。


その瞬間でした。


しかし、

私が本当の意味で感謝を知るのは、

まだ先の話です。


この時の私は、

感謝の入り口に立っただけでした。


そしてその後、

私の人生を大きく変える出来事が起こります。


正直に言えば、

二度と経験したくありません。


できることなら避けたかった出来事です。


でも皮肉なことに、

その人生最悪の日が、

私に感謝の本質を教えてくれました。


私はその日、

初めて知ることになります。


なぜ人は、

失った時に涙を流すのか。


なぜ当たり前だったものが、

突然宝物になるのか。


そして、

なぜ感謝とは「ありがとう」ではないのかを。


次の章では、

私が感謝の意味を根底から変えられた、

人生最悪の日の話をお伝えします。

あの日の出来事がなければ、

私は今でも「感謝しなきゃ」と自分を苦しめ続けていたと思います。


④私が感謝できるようになった日は、人生最悪の日だった

~失うことでしか見えなかったもの~

人生には、

「この日があったから今の自分がいる」

そんな出来事があります。

できれば経験したくなかった。

思い出したくもない。

でも、その出来事が人生を変えてしまった。

私にとってのそれが、この章でお話しする出来事です。


その頃の私は相変わらずでした。

感謝は大事だと思っている。

でも心の底から感謝できない。

感謝しようとしては苦しくなる。

そんな毎日を繰り返していました。


家族がいること。

仕事があること。

健康でいること。

全部分かっていました。

頭では。


でも本当の意味では分かっていませんでした。


人間は不思議な生き物です。

持っているものには慣れます。

そして慣れたものを当たり前にしてしまいます。


朝起きること。

ご飯を食べること。

家族と話すこと。

子どもの笑い声を聞くこと。

元気に歩けること。


全部奇跡なのに、

毎日あると奇跡ではなくなります。


私もそうでした。


そんなある日。

一本の電話が鳴りました。


その電話を受けた瞬間、

頭が真っ白になりました。


大切な人が突然倒れたのです。


今まで当たり前に存在していた人。

明日もいると思っていた人。

来週も会えると思っていた人。


その存在が突然、

当たり前ではなくなったのです。


病院へ向かう車の中。

私は何も考えられませんでした。


ただ一つだけ、

何度も頭に浮かんだ言葉があります。


「もっと話しておけばよかった」


それでした。


感謝ではありません。

ありがとうでもありません。


後悔でした。


もっと優しくすればよかった。

もっと話を聞けばよかった。

もっと笑えばよかった。

もっと時間を作ればよかった。


気づけば、

そんなことばかり考えていました。


そしてその時、

私は初めて知ったのです。


感謝の反対は、

不満ではない。


「当たり前」だということを。


それまで私は、

感謝とはありがとうを言うことだと思っていました。


でも違いました。


本当の感謝とは、

その存在がいなくなるかもしれないと気づいた時に、

初めて見えるものだったのです。


病院の待合室で、

私はずっと考えていました。


もし今日が最後だったら。

もしもう会えなかったら。

もし声が聞けなかったら。


そう考えた時、

今まで不満に思っていたことが、

全部どうでもよくなったのです。


あの言い方が気に入らなかった。

あの態度が腹立った。

もっとこうしてほしかった。


そんなことばかり考えていた自分が、

急に恥ずかしくなりました。


なぜなら、

本当に欲しかったのは、

完璧な相手ではなく、

その人がそこにいてくれることだったからです。


そして私は気づきました。


私たちは、

失った時に価値を知るのではありません。


本当は最初から価値を知っていた。


ただ、

見なくなっていただけなのです。


子どもが元気に帰ってくること。

家族とご飯を食べること。

朝目が覚めること。

誰かと笑うこと。


本当は全部知っていた。


でも慣れてしまった。


慣れた結果、

奇跡が日常になった。


日常になった結果、

感謝が消えた。


それだけだったのです。


その日から私は、

感謝ノートを書くのをやめました。


「ありがとうを100回言う」

もやめました。


代わりに始めたことがあります。


たった一つです。


「もし今日で最後だったら」

を考えること。


子どもに怒りそうになった時。


もし今日が最後なら、

私はこの言葉を言うだろうか。


妻にイライラした時。


もし今日が最後なら、

私はこの態度を取るだろうか。


親から電話が来た時。


もしこれが最後の会話なら、

私はどう話すだろうか。


不思議なことに、

この問いを持つだけで、

見える景色が変わり始めました。


感謝は増やすものではなかった。


気づくものだった。


そして、

気づくためには、

失うことを想像する必要があったのです。


しかし、

ここで一つ問題がありました。


私はようやく感謝の入り口に立っただけでした。


なぜなら、

まだ分からなかったことがあったからです。


なぜ同じ景色を見ているのに、

感謝できる人とできない人がいるのか。


なぜ同じ出来事が起きても、

幸せを感じる人と感じない人がいるのか。


その答えを知った時、

私はようやく感謝の本質にたどり着きます。


次の章では、

私が人生最悪の日の後に気づいた、

感謝の本質についてお話しします。

それは、

「ありがとうを言うこと」でも、

「ポジティブになること」でもありませんでした。

むしろ、多くの人が勘違いしていることでした。

そしてその真実を知った時、

私はようやく自分を責めることをやめられたのです。


⑤「ありがとう」の回数ではなかった

~私がたどり着いた感謝の本質~

人生最悪の日を経験したあと、私は一つの疑問を持つようになりました。


なぜあの日まで、

私は感謝できなかったのだろう。


家族がいた。

健康もあった。

住む場所もあった。

ご飯も食べられた。


失ってから気づくくらいなら、

なぜ最初から気づけなかったのだろう。


私はその答えを探し始めました。

本を読みました。

心理学も学びました。

脳科学の話も調べました。

スピリチュアルな話も聞きました。


そして最終的にたどり着いた結論があります。


それは、

感謝とは「ありがとうを言うこと」ではない。

ということでした。


もっと言えば、

感謝とは感情ですらありません。


感謝とは、

「あるものを見る力」

だったのです。


人は「ないもの」を探す天才

少し考えてみてください。


あなたは今、

何か悩みがありますか?


おそらくあると思います。


お金かもしれない。

仕事かもしれない。

人間関係かもしれない。

健康かもしれない。


人間は本能的に、

不足しているものに目が向くようにできています。


昔の人類は、

危険を見つけることで生き延びてきました。


ライオンがいる。

食料が足りない。

敵が近くにいる。


不足や危険に気づく能力が高い人ほど生き残ったのです。


つまり私たちの脳は、

幸せを探すためではなく、

問題を探すために進化してきたのです。


だから放っておくと、

自然とこうなります。


まだ足りない。

もっと欲しい。

まだ満たされない。


年収が上がっても。

家を買っても。

夢を叶えても。


また次の不足を探し始めます。


私はまさにその状態でした。


私がずっと勘違いしていたこと

私は以前、

感謝とは「今あるものに満足すること」だと思っていました。


でもそれは違いました。


なぜなら、

満足できない日だってあるからです。


疲れる日もある。

落ち込む日もある。

誰かを羨ましく思う日もある。


そんな日に、

「満足しなきゃ」

と思えば思うほど苦しくなります。


そこで私はある時、

考え方を変えました。


満足しなくていい。


ただ、

見落としているものに気づけばいい。


そう考えるようになったのです。


例えば私は以前、

子どもに対してこんなことを思っていました。


もっと挨拶してほしい。

もっと勉強してほしい。

もっとしっかりしてほしい。


要するに、

「できていない部分」ばかり見ていたのです。


でもある日、

ふと気づきました。


元気に帰ってくる。

笑っている。

友達と遊んでいる。

夢中でサッカーをしている。


これって、

本当はものすごく幸せなことじゃないか。


それに気づいた瞬間、

子どもは変わっていないのに、

私の見え方だけが変わったのです。


感謝とは「視点」である

ここが私のたどり着いた結論です。


感謝とは、

環境ではありません。


お金でもありません。


成功でもありません。


視点です。


同じコップを見ても、

半分しか入っていないと思う人もいれば、

半分も入っていると思う人もいます。


現実は同じです。


違うのは、

どこを見るかだけです。


私はこれを知った時、

衝撃を受けました。


なぜなら、

人生を変えようとしていたからです。


もっと成功すれば。

もっと稼げば。

もっと認められれば。


そうすれば幸せになれると思っていました。


でも本当に必要だったのは、

現実を変えることではなく、

現実を見る視点を変えることだったのです。


感謝の本質は「失う前に気づくこと」

私は今でも、

感謝とは何かと聞かれたらこう答えます。


感謝とは、

失う前に気づく力。


それです。


健康を失う前に、

健康に気づく。


親を失う前に、

親の存在に気づく。


子どもが大きくなる前に、

今この瞬間に気づく。


人生が終わる前に、

今日という日に気づく。


これが感謝だと思うのです。


そしてここで、

読者のあなたに一つだけ質問があります。


もし今日、

あなたが当たり前だと思っているものが、

一年後にはなくなるとしたら。


あなたは今、

何を大切にしますか?


誰に会いますか?


何を伝えますか?


その答えの中に、

あなたにとって本当に大切なものがあります。


私はこの問いを持つようになってから、

人生が少しずつ変わりました。


しかし、

まだ問題がありました。


感謝の本質は分かった。


でも、

分かることと、続けることは違います。


どれだけ感謝の大切さを知っても、

人間は忘れます。


忙しくなれば忘れる。

疲れれば忘れる。

イライラすれば忘れる。


だから私は、

感謝を思い出すための習慣を作りました。


難しいことではありません。


お金もかからない。

才能も必要ない。


それでも私の人生を大きく変えた習慣です。


次の章では、

感謝できない日でも続けられる、

私が実際に行っている「たった3分の習慣」をお伝えします。

感謝が続かない人ほど、

きっと驚く内容になると思います。


⑥感謝できない日こそやってほしい、たった3分の習慣

~お金も才能も不要。今日からできる方法~

ここまで読んでくださったあなたは、もう理解していると思います。

感謝とは、

「ありがとうを言うこと」ではないことを。

感謝とは、

「あるものに気づく力」でした。


でも、ここで多くの人がつまずきます。


感謝の本質は分かった。

考え方も理解した。


それなのに、

数日後には元に戻ってしまうのです。


実は私もそうでした。


この本質に気づいた時、

私は「これで人生が変わる」と思いました。


しかし一週間後。


普通にイライラしていました。


子どもに怒る。

仕事に不満を持つ。

他人と比べる。


結局また、

「ないもの探し」を始めていたのです。


その時私は気づきました。


人間は弱い。


だからこそ、

思い出す仕組みが必要なのだと。


私が感謝ノートをやめた理由

感謝習慣というと、

よく出てくるのが感謝ノートです。


今日感謝したことを3つ書きましょう。


とても良い方法です。

実際に効果もあります。


でも私には続きませんでした。


なぜか。


疲れている日にやりたくなかったからです。


機嫌が良い日は書けます。


でも、

落ち込んだ日

イライラした日

疲れ切った日


そんな日に限って、

ノートを開く気力がないのです。


そして続かなくなる。


だから私は、

もっと簡単な方法を作りました。


たった一つの質問

私が毎日やっていることは、

驚くほどシンプルです。


夜寝る前に、

たった一つだけ自分に聞きます。


「今日失わなくてよかったものは何だろう?」


それだけです。


感謝しようとはしません。


ありがとうも言いません。


無理にポジティブにもなりません。


ただ考えるだけです。


今日失わなくてよかったもの。


最初は全然出てきませんでした。


でも続けていくうちに、

少しずつ見えるようになりました。


実際の私の例

ある日のことです。


その日は最悪でした。


仕事でミスをしました。

上司に注意されました。

気分も落ち込みました。


以前の私なら、

その日を「ダメな一日」で終わらせていたと思います。


でも寝る前に、

いつもの質問をしました。


今日失わなくてよかったものは何だろう?


すると、

ふとこんなことが浮かびました。


帰宅した時、

子どもが

「おかえり」

と言ってくれた。


たったそれだけです。


でももし、

その声が聞けなくなったら。


私はどう思うだろう。


そう考えた瞬間、

涙が出そうになりました。


仕事の失敗は変わっていません。


現実は何も変わっていません。


でも、

見えている景色が変わったのです。


なぜこの習慣が効果的なのか

人は、

手に入れることには鈍感です。


しかし、

失うことには敏感です。


心理学では、

「損失回避」と呼ばれる性質があります。


例えば、

1万円もらう喜びより、

1万円失う苦しみの方が大きい。


人間はそうできています。


だから感謝を探すより、

失わなくてよかったものを考える方が、

心に届きやすいのです。


私はこの習慣を始めてから、

少しずつ変わりました。


朝起きられた。


失わなくてよかった。


家族が元気だった。


失わなくてよかった。


今日もご飯を食べられた。


失わなくてよかった。


子どもが笑っていた。


失わなくてよかった。


すると不思議なことが起きます。


人生の満足度が上がるのです。


収入は変わりません。


家も変わりません。


環境も変わりません。


それでも心は変わります。


なぜなら、

脳が「あるもの」を見るようになるからです。


感謝できない日はそれでいい

ここで大切なことがあります。


もし今日、

何も思い浮かばなくても大丈夫です。


感謝できなくても大丈夫です。


落ち込んでいても大丈夫です。


私はそれを何度も経験しました。


だから無理に探さないでください。


無理にポジティブにならないでください。


感謝は努力して作るものではありません。


気づくものです。


そして気づきは、

心に余白ができた時にやってきます。


だからまずは、

自分を責めることをやめてください。


感謝できない自分を許してください。


実はここに、

感謝よりも大切なことがあります。


私は長い間、

感謝が人生を変えると思っていました。


でも違いました。


本当に人生を変えたのは、

感謝そのものではありませんでした。


もっと根本的なものだったのです。


そして私は、

そのことに気づくまで何年もかかりました。


感謝できない人に足りないのは、

感謝ではありません。


感謝の前に必要なものがあります。


もしこれを知らないまま感謝を続けると、

また昔の私のように、

「感謝しなきゃ」に苦しむことになります。


次の章では、

私が最後にたどり着いた答えをお話しします。


なぜ自己肯定感が低い人ほど感謝が苦しくなるのか。

なぜ感謝の前に必要なものがあるのか。

そして、

なぜ私はようやく自分を許せるようになったのか。


おそらくこの話が、

このnoteの中で一番大切な内容になると思います。


自分を責める人ほど知らない「感謝の順番」

~人生が変わる人と変わらない人の決定的な違い~

もし私が数年前の自分に、たった一つだけ伝えられるとしたら、こう言います。


「感謝する前に、自分を許しなさい」


これです。


もしかすると、

「そんなこと?」

と思われるかもしれません。


でも私は本気で思っています。


感謝の本質を知ることよりも、

感謝の習慣を作ることよりも、

感謝ノートを書くことよりも、

先に必要だったのはこれでした。


自分を許すこと。


なぜなら私は、

ずっと順番を間違えていたからです。


私は感謝を使って自分を攻撃していた

今だから分かります。


私は感謝を学んでいたのではありません。


感謝を使って、

自分を責めていたのです。


感謝できない。

だからダメだ。

もっと感謝しなきゃ。

でもできない。

さらに自分を責める。


この繰り返しでした。


本来なら感謝は心を軽くするものです。


しかし私は、

感謝を「できているか、できていないか」で評価していました。


つまり感謝を、

テストにしていたのです。


当然苦しくなります。


どれだけ頑張っても、

100点になれないからです。


あの日、子どもに怒鳴った

忘れられない出来事があります。


ある日、

私は子どもに強く怒ってしまいました。


本当に些細なことでした。


今思えば、

怒るほどのことではありません。


でもその日は仕事で疲れていました。


イライラしていました。


余裕がありませんでした。


そして感情のままに怒鳴ってしまったのです。


子どもは黙りました。


その顔を見た瞬間、

胸が苦しくなりました。


最低だ。


なんでまたやってしまったんだ。


親失格だ。


私はその夜、

ずっと自分を責め続けました。


そしていつものように、

感謝を探そうとしました。


子どもがいることに感謝しよう。

家族がいることに感謝しよう。


でもできませんでした。


なぜならその時の私は、

感謝よりも先に、

自分自身を裁いていたからです。


ある言葉との出会い

そんな時、

ある言葉を目にしました。


「自分にかける言葉を、子どもにも言えますか?」


私は言葉を失いました。


なぜなら、

自分に言っていることが、

あまりにもひどかったからです。


お前はダメだ。

また失敗した。

成長していない。

最低だ。


もし誰かが子どもに、

そんな言葉を毎日言っていたら、

私は全力で止めると思います。


でも私は、

それを毎日自分にやっていたのです。


感謝の前に必要だったもの

その時初めて気づきました。


感謝できないのではない。


心が傷だらけだったのだと。


考えてみてください。


足を骨折している人に、

走れと言いますか?


言いませんよね。


まず治療します。


まず休ませます。


心も同じです。


自己否定で傷ついている人に、

感謝しろと言っても苦しいだけなのです。


だから必要だったのは、

感謝ではありませんでした。


自分への優しさでした。


私が始めた小さな習慣

それから私は、

一つの習慣を始めました。


夜寝る前、

自分にこう聞くのです。


「今日の自分に、かけてあげたい言葉は何だろう?」


最初は全然出てきませんでした。


でも無理やりでもいいから考えました。


今日も頑張った。


疲れていたのによくやった。


失敗したけど学べた。


ちゃんと生きた。


それだけです。


すると少しずつ、

自分との関係が変わり始めました。


自分に優しくできる日ほど、

自然と周りにも優しくなれたのです。


子どもにも。


家族にも。


職場の人にも。


そして感謝も、

自然と湧いてくるようになりました。


私はここでようやく理解しました。


感謝の順番を。


人生が変わる人の共通点

感謝できる人と、

感謝できない人の違い。


それは性格ではありません。


才能でもありません。


育った環境でもありません。


順番です。


多くの人はこう考えます。


感謝する

幸せになる

自分を好きになる


私もそうでした。


でも実際は違いました。


自分を許す

心に余白ができる

感謝に気づく

幸せを感じる


この順番だったのです。


だからもし今、

感謝できない自分に悩んでいるなら、

まずは感謝しようとしなくて大丈夫です。


まずは、

自分を責めるのをやめてください。


それだけで十分です。


なぜなら、

感謝は頑張って生み出すものではなく、

心に余白ができた時に自然と現れるものだからです。


最後に伝えたいこと

このnoteを書きながら、

私は何度も過去の自分を思い出しました。


感謝できない自分を責めていた頃の自分。


ありがとうを100回言おうとしていた自分。


感謝ノートが続かなくて落ち込んでいた自分。


もしその頃の自分に会えたなら、

こう言いたいと思います。


「大丈夫だよ」


「感謝できないんじゃない」


「ただ疲れていただけだよ」


「まずは自分に優しくしてあげな」


その言葉を、

今のあなたにも届けたいと思います。


そして次の章では、

このnoteの最後として、

私がどうしても伝えたいことをお話しします。


人生は明日から劇的には変わりません。


でも、

見える世界は変わります。


私が感謝を通して見つけた、

本当の幸せの正体。


そして、

この先の人生で何度も思い出してほしい、

たった一つのメッセージをお伝えします。

⑧明日から人生は変わらない。でも世界は変わる

~最後にどうしても伝えたいこと~

ここまで読んでくださったあなたに、最後に一つだけお伝えしたいことがあります。

それは、

人生は、感謝によって劇的には変わらない。

ということです。


もしかしたら、この言葉は意外かもしれません。


世の中には、

「感謝したら人生が変わった」

「ありがとうを言い続けたら奇跡が起きた」

そんな話がたくさんあります。


もちろん、それを否定するつもりはありません。

実際にそういう経験をした人もいるでしょう。


でも私は、このnoteを通してもっと大切なことを伝えたいのです。


感謝の本当の価値は、

人生を変えることではありません。


人生の見え方を変えることです。


そして実は、

人生の見え方が変わると、

生き方そのものが変わり始めるのです。


私たちは「いつか幸せになろう」としている

昔の私は、

ずっと未来を追いかけていました。


もっとお金があれば。

もっと認められれば。

もっと自信がつけば。

もっと理想の自分になれれば。


その時に幸せになれると思っていました。


だから今を否定していました。


今の自分では足りない。


今の環境ではダメだ。


もっと頑張らなければ。


そんな言葉を、

毎日自分に投げ続けていました。


でもある日、

ふと気づいたのです。


私は人生を生きているようで、

人生を待っていたのだと。


幸せになる日を。

認められる日を。

満たされる日を。


ずっと待っていたのです。


しかしその日は来ませんでした。


なぜなら、

不足を見る癖を持ったままでは、

どれだけ手に入れても足りないからです。


「当たり前」の中に人生があった

私が人生最悪の日に気づいたこと。


それは、

人生の大切なものは、

派手な場所にはないということでした。


病院の待合室で私は考えました。


もしもう一度だけ、

当たり前の日常が戻ってくるなら。


何が欲しいだろう。


高級車でしょうか。


大きな家でしょうか。


成功でしょうか。


違いました。


ただ、

家族とご飯を食べたい。


他愛もない会話をしたい。


子どもの笑い声を聞きたい。


それだけだったのです。


そしてその時、

私は初めて知りました。


人生の価値は、

特別な出来事の中ではなく、

当たり前の中に隠れていることを。


人生は一度しかない

ここで少しだけ、

想像してみてください。


もし今日が人生最後の日だとしたら。


あなたは何を後悔しますか?


もっと働けばよかった。


もっとお金を稼げばよかった。


そう思うでしょうか。


違うと思います。


もっと家族と話せばよかった。


もっとありがとうを伝えればよかった。


もっと笑えばよかった。


もっと大切な人との時間を味わえばよかった。


そう思う人がほとんどではないでしょうか。


なぜでしょう。


それは、

人間の心が本当に求めているものが、

最初からそこにあるからです。


私たちは、

人生の最後に大切なものを思い出します。


でも本当は、

最後に思い出すものこそ、

最初から大切にすべきものなのです。


感謝とは愛の入口である

このnoteを書きながら、

私は何度も「感謝とは何だろう」と考えました。


そして今、

一つの答えがあります。


感謝とは、

愛の入口です。


愛とは、

特別な感情ではありません。


大切に思うことです。


失いたくないと思うことです。


存在そのものを尊いと思うことです。


感謝は、

その入り口に立たせてくれます。


子どもがいること。


家族がいること。


今日も目が覚めたこと。


当たり前だと思っていたものの

大切さをもう一度見つめ直させてくれる。


だから感謝は、

人生を豊かにする技術ではなく、

人生の豊かさに気づく力なのです。


私が最後に伝えたいこと

もしあなたが今、

苦しい毎日を送っているなら。


感謝できなくても大丈夫です。


前向きになれなくても大丈夫です。


無理にありがとうを言わなくても大丈夫です。


まずは、

自分に優しくしてください。


頑張ってきたことを認めてください。


今日まで生きてきた自分を労ってください。


感謝はその後で十分です。


なぜなら、

感謝とは努力の先にあるものではなく、

受容の先にあるものだからです。


自分を許した人から、

周りの優しさに気づけるようになる。


周りの優しさに気づいた人から、

人生の豊かさに気づけるようになる。


私はそう思っています。


そして最後に、

このnoteを閉じる前に、

あなたに一つだけお願いがあります。


今日、

ほんの30秒だけでいいので、

考えてみてください。


「もし今日失わなくてよかったものが一つあるとしたら、何だろう?」


家族かもしれません。


健康かもしれません。


友人かもしれません。


あるいは、

今この文章を読めていることかもしれません。


答えは人それぞれです。


でもその答えの中に、

あなたが本当に大切にしたい人生があります。


人生は明日から劇的には変わらないでしょう。


仕事もある。

悩みもある。

不安もある。


でも、

見える世界は変えられます。


そして世界が変われば、

選ぶ言葉が変わります。


選ぶ言葉が変われば、

行動が変わります。


行動が変われば、

人生は少しずつ変わっていきます。


感謝とは、

奇跡を起こす魔法ではありません。


ただ、

今ここにある奇跡に気づかせてくれるものです。


どうかこれから先、

何かに追われそうになった時。


自分を責めそうになった時。


大切なものを見失いそうになった時。


この言葉を思い出してください。


「感謝とは、失う前に気づく力である。」

ということを。

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