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咲きみだれ


ひめくくりのことば

砕けた砂がまだ揺れて
光の隙間でひそかに震える
名前のない何か


砂時計が 
音もなく砕け散る

冬の夜空 
一瞬の花火が咲き乱れる

窓に映る 
傷みにも似た光
すり抜けた

魂の乾きを潤した
一並びの数字に導かれ
時の重みを知る

温かな大地を 
守り抜いた日々
影を抱きしめながら

風がそっと頬を撫で
思い出を揺らす

指先に残る熱や冷たさ
まだ溶けず

小さな光が隙間を縫い
次の瞬間を呼び込む

静かに息を整えて
胸の奥で微かに震えるもの

名前も持たず
ただ煌めくように揺れて

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