深温

喜びも悲しみも音に変えて
過去も未来も自由に重なり
空白も含め、ひとつの奏に
生きる音
いきること
いきてきたこと
過去現在未来
一本の線で描けるけれど
どこか足りない
あの感覚
波動は空間
幾重にも折り重なり
未来も過去も
今も
自由に行き来できる
ゆったりとした余白の中で
五本の線を引く
喜びの音
怒りの音
哀しみの音
楽しさの音
そして体感の音
感じたものを音に変えたら
ひとつの奏になった
そこで
足りない感覚も
ふっと溶ける
どんな感情も
肯定されることで
生きる音
生きてきた音
みんなで
ひとつの活きた奏になった
