うまれきらない光⋯蒼いあいだ

ひたひた
闇にひたる
何者にも
なりきれないまま
かたちだけ
先に揺れて
輪郭はまだ曖昧で
それでもどこかで
確かに息をしている
わたしのまま
その小さな核だけを抱いて
薄く色づく途中
遠くの声に触れて
ひびが入るような瞬間
やさしさに触れて
ほどけそうになる夜
それでも
零れたかけらが
どこかに落ちて
誰かの呼吸にまぎれるなら
名前も持たないまま
そっと差し出して
うまれきらない光ごと
静かに信じてみて

何者にも
なりきれないまま
かたちだけ
先に揺れて
輪郭はまだ曖昧で
それでもどこかで
確かに息をしている
わたしのまま
その小さな核だけを抱いて
薄く色づく途中
遠くの声に触れて
ひびが入るような瞬間
やさしさに触れて
ほどけそうになる夜
それでも
零れたかけらが
どこかに落ちて
誰かの呼吸にまぎれるなら
名前も持たないまま
そっと差し出して
うまれきらない光ごと
静かに信じてみて