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荘子 外篇 達生 — 生にしがみつくほど、命は遠くなる

生を守ろうとして、
人は生にしがみつく。
けれど命は、握るほど乱れる。
ほんとうに通じた人は、身を忘れる。

この篇では、「生をどう保つか」が語られます。
ただ長く生きること。
体をいたわること。
危ない場所を避けること。
それらは、たしかに大切なことです。
けれど荘子は、それだけでは足りないと言います。
生を大事にしすぎる心が、かえって生をこわすことがあるからです。
水の中で水を忘れる者。
蝉だけを見て、天地を忘れる老人。
木鶏のように静まった闘鶏。
この篇に出てくる人々は、みな何かを忘れています。
忘れることで、かえって命の流れに近づいています。


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