【サウナ探訪記20】「大丈夫?」が聞こえる温泉 ― 天然温泉 もみの木
今回は、
宮城県角田市にある「天然温泉 もみの木」
へ行ってきました。
県南方面の温浴施設へ向かうのは、
実は今回が初めてです。
利用してみて最初に感じたのは、
「親世代と一緒に来やすい施設だな」
ということでした。
館内を歩いていると、
私と同世代くらいの
娘さんとお母さんが利用されていて、
その何気ない会話がとても印象に残りました。
今回は、
その様子も交えながらご紹介したいと思います。
最初の関門は「100円玉」でした
入り口を入ると、
右側に下足箱があります。
ところが、
この下足箱は100円が必要なタイプでした。

私は予想していなかったため、
少し慌ててしまいました。
金額は戻ってきますが、
事前に知っているかどうかで
気持ちの余裕は違います。
訪問予定の方は、
100円玉を準備しておくと安心です。
初めてでも迷いにくい館内設計
入り口正面には売店があり、
その横に券売機が2台並んでいます。

違いは、
・高額紙幣(5,000円・10,000円)が使える機械
・高額紙幣が使えない機械
の2種類です。
今回は、
・入浴券(岩盤浴付き)
・貸切部屋利用券
を購入しました。
券を購入して振り返ると、
すぐ後ろにフロントがあります。
ここで、
・利用券
・下足箱の鍵
を渡し、
脱衣所ロッカーの鍵を受け取ります。
私は事前に貸切部屋を予約していたため、
利用時間の確認もありました。
フロントから脱衣所や大浴場へ向かう廊下は、
一直線です。

フロントや売店のある方向を見ています。
その左右に各施設が配置されていて、
館内を見渡しやすくなっています。
初めて来た施設でも、
「次はどこへ行けばいいんだろう」
という不安がほとんどありませんでした。
こうした分かりやすい動線は、
高齢の方や初めて利用する方にも
やさしい設計だと思います。
ロッカーは少し工夫が必要
脱衣所のロッカーは、
自由に選ぶ方式ではありません。
フロントで渡された鍵に、
記載されている番号のロッカーを使用します。
帰る際は、
ロッカーキーと下足箱の鍵を交換するのを
忘れないようにしましょう。
実際に使ってみると、
ロッカーはやや小さめです。

脱衣所に誰もいないことを確認して、パシャリ。
リュックをそのまま入れるのは、
難しいサイズでした。
常連さんを見ると、
・貴重品
・着替え
だけをロッカーへ入れ、
それ以外の荷物は、
大広間の隅などへ置いているようでした。
荷物が多い方は、
小分けにできる準備をしておくと便利です。
裸で利用できる岩盤浴
大浴場へ入ると、
左側に洗い場、
右側に私物置き場があります。
奥にはカーテンで仕切られたスペースがあり、
「何だろう?」と思ったのですが、
館内案内を見ると「あかすり」でした。
そして、もみの木の特徴のひとつが岩盤浴です。
大浴場内に設置されているため、
裸のまま利用できます。
これはかなりうれしいポイントでした。
ただし、大判のバスタオルは必須です。
私は持参を忘れ、
普段使っているMOKUタオルLサイズ(120cm)
で代用しました。
使えなくはありませんでしたが、
足首が熱くなり、
「もう少し長さが欲しいな」と感じました。
室温は約60度ですが、
床はしっかり熱くなっています。
熱さが苦手な方は、
薄手のタオルよりも厚めのバスタオルを
持参した方が快適だと思います。
私は10分ほどで、
滝のような汗をかいていました。
サウナ室から見えた親子の時間
サウナ室は岩盤浴の手前にあり、
中の様子がある程度見える造りになっています。
逆に、
サウナ室から大浴場を見ることもできます。
炭酸泉に入るお母さんと、
その様子を時折気にかける娘さんの姿を見ながら、
私もサウナ室へ入りました。
室内を見回すと、
ストーブ横に一人用スペースを発見。
落ち着いて過ごせそうだったので、
迷わずその場所へ向かいます。
女性サウナは利用者の出入りが少ないためか、
室温は90度を超えていました。
男性側は85度前後とのことです。(体験者に確認済)
オートロウリュがないためか、
室内は少し乾燥気味で、
私にはやや息苦しく感じられました。
水風呂は入りやすい温度
水風呂はサウナ室を出て、
すぐ右前にあります。
体感としては少し高めの温度で、
初心者にも入りやすい印象でした。
私もいつもより長めに、
入ることができました。
休憩スペースで聞こえてきた会話
休憩用の椅子は、
・浴場内に4脚
・露天風呂横に4脚
ありました。
露天エリアへ向かう途中、
先ほどの親子の会話が聞こえてきました。
お母さん:「私はここで少し休んでいるから、
サウナ行ってきていいわよ。」
娘さん:「大丈夫?」
お母さん:「ふーっ。大丈夫よ。」
娘さんはサウナへ。
母親はサウナ室から見える椅子へ。
きっと何度も一緒に来ているのでしょう。
その自然なやり取りを聞いて、
「慣れているなぁ」
と思わず微笑んでしまいました。
私は露天風呂横の椅子へ
向かいました。
足を露天風呂の縁に乗せられるスペースがあり、
思っていた以上に快適です。
ただし、浴場へ戻る際の風除室は、
少し狭めでした。
肩をぶつけないよう注意してください。
温泉はやさしく楽しみたい方向け
温泉は源泉を循環・加温し、
消毒も行われています。
そのため温泉好きの方の中には、
「天然温泉らしさが少ない」
と感じる方もいるかもしれません。
ただ、私自身は特に気になりませんでした。
肌が敏感な方は、
最後にシャワーで軽く流してから上がると
安心だと思います。
家族利用なら貸切部屋がおすすめ
今回、親世代と一緒に利用するなら
便利だなと感じたのが貸切部屋です。
館内はゆったりした造りになっている反面、
お風呂上がりに自由に休めるスペースは
やや少なめに感じました。
そのため、
・家族連れ
・親子利用
・グループ利用
の場合は、
貸切部屋の利用がおすすめです。
一般の貸切部屋は、
・2時間1,000円
・全4室
あります。
週末は人気が高いため、
予約(電話)が確実とのことでした。

今回利用しましたが、
隣で宴会があっても襖で区切られているため、
思ったほど気になりませんでした。
なお、部屋名の表示が少し分かりにくいため、
目印になるものを置いておくと安心です。
さらに、
・露天風呂付き貸切部屋
・2時間2,000円
も2室あります。

親世代との利用には、
こちらも魅力的だと思います。
食堂「はなのれん」で昼食
昼食は館内食堂の「はなのれん」
を利用しました。

まず券売機で食券を購入し、
席についてからスタッフへ渡します。
貸切部屋を利用している場合は、
食券をスタッフへ渡し、
部屋名を伝えるだけです。
料理が完成すると部屋の電話へ連絡が入り、
受け取りに行く仕組みになっています。

下味がしっかりついていて、とてもおいしかったです。
セルフサービス方式のため、
食事が終わった後は食器を自分たちで返却します。
量が多い場合は、
配膳カートも貸してもらえます。
ちなみにスタッフへ確認が必要だったのが、
・コーヒーセット → ビール500円券
・おつまみセット → 本日のおすすめ580円
でした。
券売機のボタンにないため、
少し考え込んでしまいました。
想像以上に充実した施設でした
入館してみて驚いたのは、
お風呂以外の設備の多さです。
・トレーニングコーナー
・ほぐし処
・売店
・地元野菜や食品を扱う産直コーナー
などがあり、
思っていた以上に大きな施設でした。

手作り?のサウナハットが、販売されています。
即購入しました!
お風呂に入って帰るだけでは、
少しもったいないかもしれません。
まとめ
今回の訪問で印象に残ったのは、
設備そのものよりも、
館内で見かけた親子の姿でした。
サウナが好きな娘。
温泉でゆっくり過ごしたい母。
同じ施設にいながら、
それぞれのペースで楽しみ、
時々お互いを気遣う。
そんな過ごし方が、
自然にできる場所でした。
実際に聞こえてきた、
「大丈夫?」
「ふーっ。大丈夫よ」
という何気ない会話が、
この施設の雰囲気を表しているような気がします。
サウナ好きの方はもちろんですが、
「親と一緒にどこかへ出かけたい」
そんな方にも、
おすすめしたい温泉施設でした。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら、
とても嬉しいです。💐
📎やさしサウナびより noteサイトマップ
📍今回訪れた施設はこちら
宮城県角田市の天然温泉もみの木
https://www.mominoki-spa.jp/
〒981-1526
宮城県角田市神次郎字石道44-1
TEL:0224-51-9536
貸切部屋等の予約は、電話にて可能です。
アクセスについてですが、
残念ながら路線バスは、ありませんでした。
・東北本線 船岡駅
JR東日本 船岡駅
・阿武隈急行線 東船岡駅
阿武隈急行株式会社(時刻表)
各駅から、タクシーになります。
交通事情にもよりますが、10〜15分ほどです。
宴会のコース料理を10名様以上で予約すると、
無料送迎バスを利用できます。
なお、
料理の予約は1週間前までとなっているため、
早めの予約がおすすめです。
送迎には対応エリアがあり、
10名様未満で利用する場合は
燃料代2,000円が必要となりますので、
事前に確認しておくと安心です。
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