【連載第10回】「事実✕事実=もっともらしい嘘」を作成するAI!?50代起業家が教える“確認する力”
■はじめに:AIの前に、自分の「思考力」を鍛える
こんにちは!現場監督を25年務め、現在は起業して「AIでの業務50%削減」を目指している50代のアナログ人間、yama-sanです。
前回は、「お客様の『WISH(本当の願い)』を見抜けるか」についてお話ししました。
今回は、AIへの指示(プロンプト)の質を高めるための「ビジネススキル」と、AIがもたらす情報社会において本当に必要とされる人間の思考力について、大切な気づきをお届けします!
■1. プロンプトは「料理の注文」と同じ
AIに良い回答を出させるには、「いつ・どこで・誰が」といったファクト(事実)ベースで、解釈の余地がないよう具体的に伝えることが重要です。さらに「MECE(モレなくダブりなく)」を意識し、ロジックツリーを使って全体像を網羅する手法を学びました。
特に腑に落ちたのが、「プロンプトは料理の注文と同じ」という例えです。 AIへの指示は、単に「肉を焼いて」ではなく、
WHY=なぜ食べたいか(誕生日だから特別に)
WHAT=何を食べたいか(ステーキ・ミディアムで)
HOW=どう出してほしいか(温かいうちにソース別添えで) この3つが揃って初めて、最高の一皿(アウトプット)が出てくるのです。現場の職人さんへの指示も、目的と手段をセットで伝えないと良い仕事になりませんよね。

■2. AI時代は「暗記」より「能動性」が命
AIは、計算が超得意な電卓や、道をすべて知っている地図アプリのようなものです。 道(知識)は全部AIが知っているため、「知識を暗記しているだけ」の人や、問題を与えられるのを待つ「受動的」な人は取り残されます。
これからの時代に必要なのは、「どこに行きたいのか目的地を決める力」、つまり自分で問題を発見し、AIに自ら問いを立てる「能動性」です。AIという超優秀な部下に「何をすべきか」を自ら指示できる上司(能動的な人)にならなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
■3. 注意!AIは「事実✕事実=もっともらしい嘘」を作成する
では、AIを使いこなすための思考力はどうやって鍛えればいいのでしょうか。私は今回、その答えが「全ての物事を確認する力」だと気づきました。

最近、X(旧Twitter)などのSNSを見ていると、「おお!」と感心してしまう、もっともらしい投稿がたくさんありますよね。(わたしもAIで文書をまとめてもらっていますが)でも、AIは「正しいことを言う機械」ではなく、「それらしい文章を生成する機械」です。
そのため、調べ直してみると、比較しているAとBの事象自体はどちらも「本当(事実)」であっても、時系列が違っていて正確な比較になっていないことがあります。 つまり、「事実✕事実=もっともらしい嘘」を作成するAIになってしまっているという問題が起きて可能性があります。
だからこそ、SNSなどで「おお!!」と思った時こそ、「ちょっと待てよ。AIに聞いてみよう」と一呼吸置くことを大切にしています。 投稿の文章をコピーして、AIに「この記事のファクトチェックをして」と指示を出せば、すぐに事実関係や時系列を整理して教えてくれます。
その上で、自分自身でしっかりと納得し、理解できたものだけを引用したりコメントしたりする。そうすることで、変なバイアス(偏見)に振り回されずに、正しい情報を発信することができます。
■おわりに:否定するのではなく、優しく「確認」する
現場監督時代、私は職人さんの仕事を「図面通りか」と毎日確認していました。それは決して相手を疑って否定しているわけではなく、「良い建物を安全に造りたい」という思いからです。
情報に対しても同じです。闇雲に疑うのではなく、「本当のことを正しく知りたい」という優しい気持ちでファクトチェックをする。AIが「答えを出す機械」なら、私たちは「確認して、正しく問い直す人間」でありたいと思います。
私は、今後もAI活用を進め、**「実務のバックオフィス業務 50%削減」と「月5万円の収益化」**を目指して頑張ります!そして、このAI学習の記録を発信することで、同世代や新たな一歩を踏み出そうとしている皆さんに勇気と気づきを共有していきたいです。
「50代からでも遅くない!」「ファクトチェック、大事だね!」と思っていただけた方は、ぜひ**「スキ」やフォロー**で応援をよろしくお願いします!引き続き泥臭く頑張ります!
