青森でのっけ丼と本場ねぶた、からの風呂キャンセル界隈「無職は孤独に北の大地へ一人旅④」
どうも、贅肉を揺らしながらついに本州の最北端までやってきたプロ無職、脱サラ自由人だ。
今日は7月4日。道の駅「浅虫温泉」で車中泊をしたのだが、流石に3泊連続のポンコツ軽自動車泊ということで、身体には相当な疲れがたまっている。だが、「新しい土地での旅行」というアドレナリンと気力だけで何とか持ち堪えている状態だ。
津軽海峡フェリーのネット予約が前日では取れず、急遽青森でもう1日ステイすることになったため、今日はじっくりと青森駅周辺を観光することにした。
■ 初めての青森駅と、オリジナル「のっけ丼」
青森自体が初めてなら、青森駅に行くのも当然初めてだ。 土曜日の早朝だったからかもしれないが、率直な感想としては「人が少ないな」という印象だった。富山とさほど変わらないくらいの人口密度で、少し親近感が湧く。

今回は青森駅周辺にある「24時間700円の屋根つき駐車場」に車を停められたので、時間を気にせず観光できる。 とりあえず食事をする為に、名物の「のっけ丼」を食べに行くことにした。調べてみると、市場でチケットを買い、自分の好きな具材をご飯に乗っけていくシステムらしい。富山にも美味しい海鮮丼はあるが、このエンタメ性のある仕組みは富山にはないため、本当に楽しみだった。

午前10時すぎ、Googleマップを頼りに市場へ到着。 普段はこんな朝早くからまともなご飯を食べることなんてないし、道中もコンビニ飯ばかりで済ませていたので、これが今回の旅で初めての「ご当地グルメ」かもしれない。
PayPayで2,200円を支払い、12枚のチケットを受け取って自由に具材を選んでいくスタイル。私はエビやいくら、ヒラメなどを贅沢に乗せてもらった。

これが本当に美味しかった。特にエビが最高だ。富山の海鮮丼とはまた違った良さがあるし、これで2,200円なら観光価格としてもかなり安いと思う(富山駅周辺の観光客向け海鮮丼はもう少し高い)。大満足の朝食だった。
■ 芸術的な「ねぶた」と、富山の「寝ブタ」
腹を満たした後は、ねぶたのルーツをたどるために「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ行くことにした。

入場料620円を支払い、いざ館内へ。そこには本物のねぶたが展示されていたのだが、その大きさと美しさに心の底から感激してしまった。



物凄く色鮮やかで、芸術的。あの巨大なねぶたが祭りで練り歩くのだから、そりゃあ全国的に有名なのも納得だ。
ねぶたを見上げながら、ふと思った。 無職で働かずビール飲んで毎日食っちゃ寝ばかりして贅肉だらけになっている私は、さしずめ「富山の寝ブタ」といったところだが、本家のねぶたはその美しさも迫力も、私の寝ブタっぷりとは真逆の素晴らしい存在だった。「富山の寝ブタが、青森のねぶたに感動した瞬間」である。
本場の祭りの時期は大変混雑するらしいので来るのは厳しいかもしれないが、常に肉祭りの富山の寝ブタは時間と贅肉はたっぷりあるのだから、生きてるうちに一度くらいは実際の祭りも見てみたいものだ。
■ 15キロのウォーキングと、至高のビール
その後は特に予定も決めていなかったが、街をぶらぶらして図書館があったのでちょっと休憩がてら雑誌を読んだ。なかなか良い図書館だったのでパソコンでnoteの作成でもしようかと思ったが、沢山の学生が静かに勉強していたのでやめておいた。未来は希望のある若者と未来は脂肪しかないおっさんが贅肉の様に邪魔したら申し訳ない。

そして海の方に公園があったので、灯台を目指して散歩することにした。



幸いなことに天気は快晴。旅行中、ここまで綺麗な青空は初めてだ。浜風と潮の香りを浴びながら、肥えた身体を揺らして歩くのは本当に気持ちが良い。

しかし、目指した場所は思ったよりも遠く、結果的になかなかの距離を歩くことになってしまった。スマホの歩数計を見ると、この7月4日だけでなんと15キロも歩いていた。普段の散歩が10キロ程度なので、流石に足がパンパンだ。車中泊の睡眠不足も相まって、疲労が限界に達しつつあった。

「とにかくビールが飲みたい……!」 その一心で「A-FACTORY」へ駆け込み、アサヒスーパードライを注文。

やばい。美味すぎる。 15キロ歩いて、たっぷり汗をかいた後に飲む冷えたビールは、間違いなくこの世で一番美味い飲み物だ。次に「奥入瀬ビール クラシック」も瓶で購入し、最高の昼飲みを堪能した。天気も申し分なく、本当に素晴らしい一日になった。

■ 風呂キャンセル界隈への入会
すっかり酔っ払った私は、夕方には駐車場に戻り、車の中でそのままくたばってしまった。 夜9時すぎに一度目を覚まし、近くのローソンで弁当を買って腹に入れ、そしてまたすぐ眠りに落ちた。

……そう、風呂に入る気力など残っていなかったのだ。 本来であれば、15キロも歩いて汗だくになった今日こそが一番風呂を気持ちよく味わえるはずなのだが、体力が完全にマイナスを振り切っていた。こうして私は、話題の「風呂キャンセル界隈」に無事(?)参加することとなったのである。
さて、明日はいよいよフェリーに乗って函館へ向かう。 函館に着いたら、ついにちゃんとしたホテルをとって休む予定だ。北海道に上陸してからは、ゆるくドライブしながら適当に回ろうと思う。いつまで北海道に居るかは自分でもわからないが、本当に楽しみだ。
ではでは。
