日本の食品メーカーが“自分の価値”で戦うために――アカネサスで僕が挑んでいること
22億円の負債を抱えた食品工場を立て直したとき、私はこの業界の”構造的な病”を見つけました。
真面目に働く人が多いのに、利益が出ない。
技術はあるのに、価格決定権がない。
理由は明快です――
日本の多くの食品メーカーは、“他人のルールの中でモノを売らされている”からです。
はじめまして。株式会社アカネサス代表の北條竜太郎です。
慶應義塾大学法学部卒業後、京都大学大学院で修士号を取得。もともとは社会学の研究者志望でした。
けれど、「理論ではなく、現場で人や組織がどう動くのかを知りたい」と思い、戦略コンサルティング会社へ。その後オリックスで新規事業の企画を担当し、食品メーカー「茜丸」で事業再生を経験しました。
この現場が、私の価値観を大きく変えました。
正直に言えば、最初に食品業界に入ったとき、儲からないし、貧乏くさい産業だと感じました。
原因を突き詰めると、「生産性の低さ」と「量販店に固定された商流構造」に行き着きます。
一方で、イタリアの中小食品メーカーは驚くほど強い。
小規模でも利益率が高く、ブランド価値を武器に市場をコントロールしている。
同じ”食品”を扱いながら、なぜこれほど差がつくのか。
それは、彼らが”自分たちの価値を売っている”からです。
この構造を変えたいと思い、私は「アカネサス」を立ち上げました。
私たちは、食品工場の立ち上げや再構築を中心に、
• 補助金申請のサポート(使えるものは最大限活用し、初期投資を抑える)
• 工場設計(生産性と働きやすさを両立させる動線設計)
• 生産設備の選定・機械卸(過剰投資を防ぎ、適正規模で収益を出す)
• マーケティング支援(量販店依存から脱却し、価格決定権を取り戻す)
を一気通貫で行っています。
目的は単に効率を上げることではありません。
「食品メーカーが、自分たちの価値で戦える構造を取り戻す」こと。
それこそが、産業を”儲かる仕組み”に変える唯一の道だと考えています。
このnoteでは、
• 量販店依存から抜け出した事例
• 補助金を使い倒す実践知
• 小規模でも利益が出る工場設計の考え方
• イタリアと日本の構造的な差
など、現場で見たリアルと再構築へのヒントを発信していきます。
特に、自社工場を持つ/検討している食品メーカー経営者の方、OEM依存から脱却したい方と、ここで議論しながら前へ進めたらと思っています。
食品工場メディアhttps://www.foodry-web.com/
アカネサス コーポレートサイトhttps://akanesasu.co.jp/
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