私は矛盾を抱えてる
疲れると羽を休めに返ってくる娘。
飛べなくなる前に、エネルギーをチャージするため、彼女は定期的に帰省する。
キャパシティがあるとは言えない。
新しい環境に慣れるまでには、時間がかかる。
初めてのことは人一倍緊張する。
普段は個人主義なのに、コミュニティの中では気を使い、人の評価を気にしてしまう。
完璧を求めてしまう。
もっと楽に考えたら、と思うが、それができたら苦労はない。
私にも似た所があるから気持ちも分かる。
息子なら割と好き放題言えるのだが、娘になると少し気を使う。
変な意味ではなく、同性だからこそ分かってしまうことがある。
欲しい言葉も。
言われたくないことも。
娘は幼い頃から外では何でもできた。
お利口さんだった。
だけど、その分家では、感情を爆発させた。
ストレスの発散方法がわからず、暴れて泣く事で自分を落ち着かせていた。
今は、自分なりの方法でストレスと向き合っている。
帰省してリセットするのもその一つだ。
彼女が県外で就職を決めた時、心配もあった。
メンタルを病んでしまうと復活までに時間がかかる。
その間、苦しい時間を過ごすことになる。
真面目な彼女は決して逃げないだろう。だけど、時には無理せず、自分を逃がしてあげることも必要だ。
道は一つではないと知って欲しいから、私は敢えてストレートな言い方をする。
もう駄目だと思ったら、メンタルを病む前に、帰っておいでと。
経営者側からすると、また違う思いだ。
社員には辞めてほしくない。
踏ん張って、粘って力をつけて欲しいと願う。
(もちろんそのための環境を整える努力は会社の責務だと思っているが。)
私の中にはいつも矛盾がある。
それは、立場によって簡単に変わってしまう。
それは、私の中の基盤となるようなルールとエゴを行ったり来たりしているのかもしれない。
自分に都合よく。
その場、その場で。
私はいつだってそうだ。
ダイエットを決めた1時間後には、ポテチの袋を開けている。
ストレス発散は食べること!なんて、最もらしい理由を付けて(単に意志が弱いだけ?)。
仕事はまだいいが、家事は手抜きばかり。
自分を甘やかせることには残念なくらいに長けている。
人生も中盤になると、色んな意味で適当になっていくのかもしれない。
矛盾している自分を感じながら、またそれ自体も自然に受け入れる私がいる。
