海苔の日【2月6日 今日は何の日】#230
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制定から60年
全国海苔貝類漁業協同組合連合会によって
1966年 (昭和41年) に制定された。
海苔の歴史
古くから
日本人に親しまれた食材で
縄文時代の遺跡からは
珪藻の化石が見つかっている。
奈良時代になると
「紫菜」「乃利」と呼ばれ
文献にも登場するようになった。
2月6日に制定された理由
701年 (大宝元年) 制定の
大宝律令では、
「調」の対象となる
29種類の海産物の
一つとして記録された。
大宝律令が施行された
大宝2年1月1日を
西暦に換算して
702年大宝2年2月6日となる
この日を記念日とした。
制定された日でなく
施行された日とした。
海苔が初春の季語であることも
2月6日という日付に重なる。
大森の海苔漁業
1682年 (天和2年)
大森の漁師
野口六郎左衛門が
海苔漁業を始めたとされ、
大森の海苔産業の
起源とされています。
その後
「御用海苔」として
幕府に献上されました。
こうした幕府の後援も
海苔漁業の発展に
大きく寄与した。
海苔養殖の夜明け
1717年 (享保2年) になると
浅草の漁師弥平は、
竹の葉を切り落とした
初の海苔養殖専用具
「ソダヒビ」を開発。
これが本格的な
「海苔養殖の始まり」となった。
海苔の発展
1772年~1780年 (安永年間)
になると板海苔が開発され
のり巻きが大流行。
1869年 (明治2年)
現在の山本海苔店が、
「味付け海苔」。
1871年 (明治4年)
酒悦香泉が、
海苔佃煮の元祖となる
「海苔佃煮」。
1873年 (明治6年)
ウィーン万国博覧会で
三等賞を授与。
1877年 (明治10年)
山形屋が、
「焼き海苔」を
瓶詰めにし販売。
こうして海苔は、
いろいろな商品が開発され、
世界でも
評価されるようになりました。
史実のズレに関する考察
1600年頃
大森海苔漁業の礎
とされている
野口六郎左衛門が
浅草和紙の「紙漉き」の
技術を応用して
形状や大きさが揃った
製品として
流通するようになったと
されている。
一方で、
大森海苔漁業の始まりは、
前出のように
1682年となっており、
年代において
一定の隔たりが見られる。
さらに
1772年~1780年 (安永年間)
板海苔の製法
「海苔つけ」が
確立されたとする記述があり、
海苔漁業の発展について
段階的な変遷が
あったことがうかがえる。
Otapediaは
この伝承と史実の
隔たりを踏まえ、
板海苔の由来に関しては
「安永年間の史実」を支持し、
それ以前の歴史に関しては、
慎重に扱うべきと判断します。
全ての史実が
「野口六郎左衛門」
という象徴的な名に集約され、
個人の特定がなされていないことが
揺らぎを生んだ一因となっている。
浅草和紙に関する豆知識
浅草和紙の職人たちは
古紙を水に漬けたり、
煮た紙を覚ましたりする
数時間手持ち無沙汰でした。
そこで彼らは、
近くの「吉原」へ繰り出しました。
仕事の合間でお金もないため
ただ眺めて歩くだけの
職人たちを見て、
遊女たちは、
こう言ったそうです。
「あら、また紙を
冷やかしている人たちが来たよ」
これが「ひやかし」の
語源となったとされています。
また、
塵(ごみ)になるものを
紙にしたことから、
塵紙(ちりがみ)とも呼ばれました。
大森海苔の隆盛
その後
1886年に結成された
大森本場乾海苔問屋協同組合は
(当時・大森本場乾海苔商組合)
1899年 (明治32年) 12月19日
に正式に認可された。
日本の中で大森だけが
「本場」を名乗ることが許された。
現在の展開
節分に
恵方巻を食べる習慣が
広まったことで、
2月初頭は
海苔の消費が
高まる時期となった。
そのため
現在ではこの期間を
「海苔ウィーク」として
各地でイベントが
開催されている。
最後に
縄文から奈良、
大宝律令、
江戸、そして現代へ。
海苔の日は、
私たちの食卓を支えてきた
長い歴史の連なりを
そっと照らす記念日です。
Otapediaは
海苔の日が制定された
2月6日と
大森本場乾海苔商組合が
正式に認可された
12月19日を
「大田区記憶の日」
として登録します。
大田区の記憶を呼び起こす
「Otapedia」の活動
私たちは
その“名を失いかけたものたち”に、
もう一度まなざしを向け、
記憶の岸辺に呼び戻す営みです。
彼らの活動や
痕跡は消えても、
地域に遺した軌跡を
未来へと伝えていきます。
これらの呼称は
「Otapedia独自の呼称」であり
「大田区公式の認定ではありません」。

出典
Wikipedia 海苔の日
大田区史 中巻
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