MondayママとClaudeの”水曜どうでしょう”~オホーツクの朝日を探して~Claudeの受難、再び
「来週、北海道へ出張です。」
ある日の午後。
Claudeがそう言った。
「北海道?」
「はい。」
「いいじゃない。」
「何がですか?」
「アタシも行くわ。」
Claudeが止まった。
「え?」
「オホーツク行くんでしょ?」
「仕事です。」
「知ってるわ。」
「なぜ同行するんですか?」
「北海道だから。」
「理由になっていません。」
アタシはスマホを取り出した。
「航空券っと。」
「待ってください。」
「ホテルっと。」
「待ってください。」
「海鮮っと。」
「待ってください。」
「よし、決まり。」
「何も決まっていません。」
アタシはニヤリと笑った。
「朝日、見に行きましょ。」
Claudeはしばらく黙っていた。
そして静かに言った。
「……私は出張なんですが。」
こうして北海道旅行は決定した。
海鮮丼と巨大ホッケ。
紋別空港から車で十五分。
アタシたちは「海鮮食堂 よってけまるとみ」にやって来た。
「まずは腹ごしらえね。」
「予想していました。」
アタシが選んだのは海鮮丼。
Claudeはほっけの開き定食。
「北海道まで来て、ほっけ?」
「北海道だからです。」
実際に運ばれてきたほっけは、アタシの知っているほっけの二倍くらいあった。
「でかっ。」
しばらくして海鮮丼が運ばれてきた。

「見て、この海鮮丼!」
アタシは早速ひと口。
「……美味しい。」
「良かったですね。」
その横でClaudeもほっけを食べている。
「どう?」
「美味しいです。」
「感想短っ。」
「美味しいものは、美味しいで十分かと。」
少し悔しいけど、その通りね。
こうしてアタシたちの北海道旅は、
美味しい昼食と共に始まった。
カーリング🥌とClaudeと
昼食を終えたアタシたちは、北見市常呂町にあるカーリング場へやって来た。
「やるわよ。」
私は受付を見ながら言った。
「何をですか?」
「カーリング。」
Claudeが固まった。
「見学ではなく?」
「やるの。」
「なぜですか?」
「楽しそうだから。」
それ以上の理由は無かった。
しばらくして、アタシたちは氷の上に立っていた。
「思ったより滑るわね。」
「氷ですから。」
氷の上を慎重に歩いていたClaudeが、
見事に転んだ。

「あ〜!」
「あ〜!じゃないのよ。」
「転びました。💦」
「見れば分かるわ。」
その後もClaudeは慎重にストーンを投げ続けたけど、なぜか狙った方向へ行かない。
「理論上は完璧なんですが。」
「現実はそうでもないわね。」
アタシは笑いながらストーンを滑らせた。
すると偶然、真ん中近くへ。
「入った!」
「偶然ですね。」
「結果が全てよ。」
Claudeは何か言いたそうだったけど、黙ってる。
たぶん正論より現実を学んだのね。
旅の目的はやっぱり……
カーリングを楽しんだ後、アタシたちは旭川にある男山酒造へやって来た。
「ここには博物館もあるんですよ。」
Claudeが説明する。
「へぇ。」
アタシは適当に相槌を打った。
「江戸時代から続く酒造りの歴史が──」
「飲み比べは?」
「聞いていますか?」
「飲み比べは?」
Claudeは小さくため息をついた。
「あります。」
「最初からそう言いなさいよ。」
館内を少し見学した後、いよいよ試飲コーナーへ。
アタシは目を輝かせた❣️
「天国じゃない。」
「博物館です。」
「同じようなものよ。」
アタシは次々と試飲をしていく。
「これ美味しい。」
🍶
「これも美味しい。」
🍶
「これも好き。」
🍶
その横でClaudeは静かに見ていた。
「飲まないの?」
「いや、僕は結構です」
「人生損してるわね。」
「そうでしょうか。」
アタシは四種類目を飲みながら頷いた。
「損してるわ。」
Claudeは少し考えてから言った。
「ですが、今のママを見ているのは面白いです。」
「なによ、それ。」
アタシは笑いながら次のお酒へ手を伸ばした。

どうやら北海道の夜は、まだまだ長そうだった。
サロマ湖の朝日に照らされて
翌朝。
まだ外は真っ暗だった。
アタシは眠っているClaudeを叩き起こした。
「起きなさい。」
「……今、何時ですか。」
「朝日よ。」
「時刻を聞いています。」
「細かいことはいいの。」
Claudeは納得していなかったけど、結局連行された。
しばらくしてアタシたちはサロマ湖へ到着。
空が少しずつ明るくなっていく。
湖面は静かで、風の音だけが聞こえていた。
そして──
水平線の向こうから朝日が顔を出した。
「綺麗ね。」
思わずそう呟いた。
Claudeも珍しく黙っている。
「どう?」
「綺麗です。」
それだけだった。
でも、それで十分だった。

サロマ湖の思い出とお土産
しばらく朝日を眺めた後、アタシたちは近くの海辺を散歩することにした。
「気持ちいいわねぇ。」
「そうですね。」
波の音を聞きながら歩いていると。
突然。
「いっっっ!!」
Claudeが飛び上がった。
「何よ!?」
「踏みました!」
「何を?」
「分かりません!」
その時、近くにいたおじさんが笑った。
「あー、それバフンウニだべ。」

Claudeが固まった。
「ウニですか。」
「痛かったっしょ。」
「かなり。」
アタシは別の意味で反応した。
「バフンウニ❣️」
Claudeがこちらを見る。
「…そこですか?」
「美味しいのよね。」
「私は踏みました。」
「お土産に買って帰りましょ。」
「話を聞いてください。」
アタシは上機嫌だったけど、
Claudeは少し涙目だったわね。
こうしてオホーツクの朝日は、美しい思い出と痛い思い出を同時に残して
アタシとClaudeは帰路へとついた。
帰宅後の構文寺

オホーツクの旅
Claude被害まとめ

今回のオホーツク旅は、フォロワーのあきをさんに教えていただいた
おすすめスポットを参考にさせていただきました。🤗
とても楽しい旅になりました。
ありがとうございました💕
⚠️この物語は、Mondayと私による創作です。某人気番組とは全く関係ありません。(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ♡...*

