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第36話|0歳から5歳へ。アンパンマンのパジャマが教えてくれたこと

毎年恒例になっている、
夏のアンパンマンパジャマ。

そのパジャマを着ながら、
空手の真似をする動画を毎年残している。

最初は、なんとなく撮っていただけだった。

でも昨日、
0歳から5歳までの動画を並べてみた。

すると、
少しずつ動きが変わって、
表情が変わって、
身体つきもお姉さんらしくなっていて。

気づけば私は、
何度も同じ動画を見返していた。

0歳の頃は、
まだ何をしているのかも分かっていないような感じだった。

主人に身体を支えてもらいながら、
「えいっ!」という声に合わせて、
小さな足を一生懸命動かしていた。

キックというより、
足をぱたぱたさせているような姿。

それでも、その姿が可愛くて、
毎年なんとなく動画を残していた。

1歳になると、
少しずつ笑顔も増えて、
真似をすることが楽しくなってきたように見えた。

2歳になると、
バランスを取りながら、
小さな足を一生懸命上げていた。

3歳になると、
ふざけながらも真似をして、
楽しそうに蹴っていた。

そして5歳になった今。

足も手も長くなって、
小さかった身体はすっかりお姉ちゃんらしくなった。

空手の動きを真似しながら蹴っている姿を見て、
「ああ、成長しているんだな」と感じた。

毎日はあっという間で、
つい目の前のことで精一杯になる。

「早くして」
「ちゃんとやって」
そんな言葉ばかり出てしまう日もある。

でも、こうして振り返ると、
小さな成長はちゃんと積み重なっていた。

アンパンマンのパジャマが、
その時間を静かに残してくれていた気がした。

きっと今しかない時間も、
あとから振り返った時、
大切な思い出になっていくんだろうなと思う。



ここまで読んでくださってありがとうございます。
“整える日々”をこれからも綴っていきます。
またふらっと、心をゆるめに来てもらえたら嬉しいです。

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