フロム・ソフトウェアが、世界を動かしている件について🗡️👑 エルデンリングファンのための徹底解説 このゲーム会社、ちょっと異常です😳
こんにちは、九条ちゃんです。
今日は私が未上場企業に興味をもったきっかけを書いてみたいと思います。
投資を始めて少し経った頃にイベドリと言うものを知りました。得意なセクターがゲーセクだったので、ソフト内容や開発会社を調べ、販売日を逆算し、人気になるソフト、セルランや記事になるのを想定して安い時に仕込む手法をしていました。
私がゲーセクに興味をもつきっかけがフロム・ソフトウェアにと言う会社です。
今回はファン目線と投資家目線を織り交ぜながら、思いっきり掘り下げてみます笑
結論から言うと、このゲーム会社(正確にはその代表・宮崎英高氏)、世界に与えている影響力が普通じゃありません。
①ゲームクリエイターとして史上2人目、岸田元首相と並んだ快挙🏆
23年4月、米TIME誌が発表する「世界で最も影響力のある100人」に、フロム・ソフトウェア代表取締役社長の宮崎英高氏が選出されました。この年、日本から選ばれたのは岸田文雄首相(当時)と宮崎氏のわずか2人だけでした。
ゲームクリエイターとしてこのリストに選ばれたのは、2007年の任天堂・宮本茂氏(スーパーマリオ、Wiiなど)以来、史上2人目という快挙。宮崎氏のページの紹介文は、あの『The Last of Us』を手がけたNaughty DogのNeil Druckmann氏が執筆しており、「宮崎氏のゲームを初めてプレイした時、私は惨めな気持ちになった」から始まり、フロム作品ならではの"死んで学ぶ"体験の本質を称賛する内容でした。
②イーロン・マスクが"人生最高の芸術"と絶賛、娘の名前まで魔術由来に🐦
イーロン・マスク氏は、大のエルデンリングファンとして知られています。22年5月23日、クリア報告とともに投稿したツイートがこちら。
"Elden Ring, experienced in its entirety, is the most beautiful art I have ever seen"
(エルデンリングを最後までプレイして、人生で今まで見た中で最も美しい芸術だと感じた)
さらに驚くべきは、娘の名前を、作中の魔術「彗星アズール(Comet Azur)」から取ったというエピソードまであります(本人は綴りを少し間違えて「Comet Azure」と発言したそうですが)。世界有数の経営者が、クリアに60〜90時間かかるゲームをやり込み、家族の集まりの最中にも部屋にこもってプレイしていたという逸話も伝えられています。
③ソニーによる"角川買収"報道で見えた、フロムの存在感💰
これが今日一番濃い部分です。24年11月19日、ロイター通信が「ソニーグループがKADOKAWAの買収に向けて協議している」と報道しました。
実はこの時点でソニーはすでにKADOKAWA株の2%を保有し、KADOKAWAの子会社であるフロム・ソフトウェアにも直接出資していたという関係がありました。報道を受けてKADOKAWA株は制限値幅いっぱいのストップ高(前日比23%高の3,745円)を記録します。
しかし12月19日、ソニーが発表したのは「買収」ではなく、第三者割当増資を引き受けて筆頭株主(約10%)になる」という資本業務提携でした。既存株主から株を買い取る「買収」を期待していた投資家にとっては肩透かしとなり、翌日KADOKAWA株はストップ安、翌々日も15.6%安と、報道前の水準まで逆戻りしています。
このドタバタ劇の背景にあったのが、まさにフロム・ソフトウェアというIPの価値でした。ソニーがKADOKAWAに接近した理由の一つとして、傘下のフロム・ソフトウェアが持つIP力が挙げられていたのです。
④エルデンリングは、複数の企業の決算を動かした📈
エルデンリングというIPの経済的インパクトは、開発元のフロム・ソフトウェア一社にとどまりません。
開発元:フロム・ソフトウェア(KADOKAWA子会社)
販売元(パブリッシャー):バンダイナムコエンターテインメント
プラットフォーム:PlayStation含む主要ハード全て(ソニーのゲーム事業にも貢献)
22年発売のオリジナル版は、25年4月時点で世界累計出荷本数3,000万本を突破。複数のゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞し、26年8月には待望のSwitch2版『Tarnished Edition』も発売されました。一つのIPが、開発元・販売元・プラットフォーマーという複数の企業の業績に、同時にプラスの影響を与えられるという、稀有な存在になっていることが分かります。
⑤28年、ハリウッドで実写映画化🎬
そして今、フロムファンが最も注目しているのが、A24とバンダイナムコエンターテインメントが共同制作する、エルデンリングの実写映画です。
監督・脚本:アレックス・ガーランド氏(『シビル・ウォー アメリカ最後の日』『エクス・マキナ』)
制作費:1億ドルを大きく上回る見込み
撮影期間:約100日間、すでに撮影完了
公開日:28年3月3日(北米、IMAX)
キャスト:キット・コナー、ベン・ウィショー、ケイリー・スピーニー、ニック・オファーマンなど実力派が集結
世界観設定に『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者ジョージ・R・R・マーティン氏も関与
A24史上最大級の予算が投じられる、まさに"本気"のプロジェクトです。
⑥新作「ダスクブラッド」は、任天堂が直接パブリッシング🌙
フロム・ソフトウェアの完全新作『The Duskbloods(ダスクブラッド)』は、Switch2向けの独占タイトルとして開発が進んでいます。これまでのエルデンリングシリーズがバンダイナムコから販売されてきたのに対し、今回は**「フロム・ソフトウェア/任天堂」という組み合わせ**で販売される点が注目されています。
⑦インディー開発者にも愛される、フロムの"文化的影響力"🎮
フロム・ソフトウェアの影響は、大手企業の資本戦略だけでなく、**ゲーム業界全体の"文化"**にも及んでいます。ゲーム業界では、話題作の発売日に合わせて特別休暇を設定する企業がいくつかあり、『パルワールド』で知られるポケットペアや、電ファミニコゲーマーを運営するマレなども、大型タイトルの発売に合わせた休暇文化を持っていることで知られています。フロム作品も、多くのゲーマーにとって"仕事を休んででもプレイしたい"存在であることは間違いありません。
おわりに:一つのIPが、業界地図を書き換える😊
宮崎英高氏とフロム・ソフトウェアが作り出した『エルデンリング』というIP一つが、TIME誌の権威あるリスト選出から、世界的経営者の熱狂、大手メディア企業の資本戦略、そしてハリウッド映画まで、これほど広範囲に影響を及ぼしているのは、本当に稀有なことだと思います。
私自身、この会社を知り「未上場企業の凄さ」と会社と言う組織から社長と言う個人の力や魅力に注目するようになったという経緯があります。
エルデンリングの配給権を巡って、将来的にソニーか任天堂がさらに踏み込んだ動きを見せる可能性があるのか——そんな空想も含めて、これからもこの会社の動向を追いかけていきたいと思います😊
さらにフロムを取り巻く環境に、あの有名なアクティビストも入ってきて、今面白い状況になっています。この続きはまた次回書きたいと思います✨️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏
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