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【イベントレポート】PM、PdM向けイベントを0からみんなで創る会#1

どうも、暑すぎてしんどいですが夏を感じてテンションが上がっています。ROSCAのKotaです。
今回は6/17に開催された、PM/PdM向けイベントを0からみんなで創る会#1のイベントレポートとなります。
前回#0では、イベントを0から創るということでみんなでやってみたいイベントを考えました。その中で票を集めたものを順次形にしていく、その第一弾が今回です。
参加者が運営側に回る、そんな世にも珍しいイベントの#1、どうなったのか見ていきましょう。
今回も書き終えてみると6,600字overだそうです。長いですがお付き合いくださいませ…

一旦CM(宣伝)挟ませてください。スキップはできません。

・ROSCAに関してのご紹介

・私のX

ヌコ。(訳:画像からXに飛びます)

イベント概要

「PM、PdM向けイベントを0からみんなで創る会」は、私(Kota)とコアメンバー(後述)が中心となって、「画期的でインタラクティブで参加者のニーズに沿ったイベント」を目指して開催したものです。
そもそものモチベーションは、私の中にあった「LTを聞くことが目的のイベントならオンラインで良いやろ」という考えです。
LT+懇親会がオフラインイベントの定番みたいになっているこの業界に一石投じたいなというプチ尖りから生まれたのがこのイベントでした。
タイトルで分かる通り、現在頻繁に開催されている勉強会とはかなりテイストが違います。簡単に言えば変なイベントです。
運営と参加者の間に隔たりがなく、関わる全員でイベントを創っていく、そんな感じです。
本イベントはPM、PdMをターゲットとしており、「イベントというプロジェクトをみんなでマネジメントする」が1つのスローガンとなっています。
#0に関してのレポートを以下に貼っておきますので、是非ご覧くださいませ。

イベントの基本情報

開催日時:2025年6月17日 19:30〜22:00
開催場所(会場スポンサー様)株式会社ジーニー様
参加人数:35名(運営含む)
集客手段:connpass、Xなど
イベントページhttps://rosca.connpass.com/event/356130/

大盛況でした!

コアメンバーの紹介

まずは今回のコアメンバーを紹介させてください。

井田 かける 株式会社Muture

在学中にITベンチャーでバックエンドエンジニア、制作会社でウェブサイトのテクニカルディレクション等を経験。その後、Muture(丸井グループとグッドパッチのJV)で2024年3月より現職。エンプラ・インキュベーションで、現場と本部が最近のテーマ。ソフトウェアと音楽とバスケが好き。

・ピナ

2000年生まれ、神戸出身。在学中はWebライターとして案件を受託しつつ、エンジニアバーのスタッフとしてプログラミング言語カクテルを作ってました。新卒からはD2C企業にてシステム領域を担当。1年目から社内エンジニアチームの新規立ち上げ&運営、PMとして社内新規システムの企画~リリースや顧客データ統合基盤プロジェクトを経験。アンティーク雑貨と花が好き!

山口 隆広 ユニファ株式会社

リクルートメディアコミュニケーションズに新卒入社。広告業務設計を担当。その後、ディー・エヌ・エーでのアプリサービス企画を担当し、Qrioで開発責任者等を担当。2020年7月にユニファに参画、2025年1月より執行役員CPO。HCD-net認定人間中心設計専門家および評議委員。

開催までの流れ

立ち上げ

さて、大盛況だった#0から早1ヶ月強が経過しました。
前回の結果から、以下の3つの案を形にすることが決定しました。

1つ目:PMのMBTIを決定するイベント
2つ目:企業の経験談(失敗談)を語ってもらうイベント
3つ目:PMがPMのお悩みに答えるイベント(PM知恵袋)

企画から実行までかかる時間を考え、今回は3つ目の企画(PM知恵袋)を実施することになりました。#0でこの案を出していただいたチームの中から、運営側をやってくれる方3名+Kota(私)という構成で0からイベントを創っていくことになりました。
1ヶ月ちょいという短い期間、全員が違う組織に所属するということで同期でのミーティング開催機会が限られる中、どのように進んでいったのかを振り返ります。

企画確定までの道のり

なんとなく何をやりたいのかは#0の段階で決まっているものの、実施するとなると詰めないといけない部分はまだまだ沢山ある、という状態で始まりました。
まず、非同期で進められる部分は各々のペースで進められるように、共通のプラットフォームでタスクを管理することにしました。コアメンバーの井田さんがnotionを作成してくださり、基本的にそこで全てを管理することになりました。

非同期で全てを進めるのは不可能ということで、キックオフミーティングが設定されました。
結局合計3回のミーティングを行いましたが、日程調整からアジェンダ作成、ファシリテーションまで全てコアメンバーの山口さんが行ってくださり、このイベント開催に至ることができたのはぶっちゃけ半分以上山口さんの力です。本当にMVPでした。

実際のnotionのスクショ

初回のミーティングでは、そもそもこの企画ってどんなんだったっけ?という振り返りから具体的にどういう風に進めるのかを練っていきました。
PM知恵袋というなんとなくのイメージから、お題を提示した相談人がベストアンサーを恣意的に決めることで決着するという流れや、お題をどうやって決めるのか、何個やるのか、タイムスケジュールはどうするのか、など、このミーティングでイベントまでの道筋がほぼ決まったなという感じでした。

このミーティングを通じて生じたタスクをメンバーで分担し、第二回までに必要な部分まで進めて進捗報告をすることになりました。以降、第二回ミーティングでタイムスケジュールとお題をXで集めることが確定し、第三回ミーティングで実際に扱うお題が確定しました。また、第三回ではイベントの本筋ではない、景品やディスカッションを盛り上げるための工夫なども話し合われました。(全ての流れを文章に起こすとありえないほど長くなるのでこのくらいで割愛とさせてください)

確定した企画の概要

さて、1ヶ月ちょいで完成させた企画が以下です。

タイトル
「PM/PdM知恵袋 〜私って本当にPMなの…!?」

概要
PM/PdMの方がお題(お悩み)を提示当日イベントに参加したメンバーを4~5人のチームに分け、お題に関する答えをディスカッションする。
チームには2回、出題者に対して質問をする権利があり、それぞれ30秒と1分が一回ずつとなっている。
ディスカッション時間は25分で、最終的に出した答えを各チーム2分ほどでプレゼン。
出題者が完全に個人の意見でベストアンサーを決定し、選ばれたチームにはROSCAオリジナルメダル(手作り)が配布される。

タイムスケジュール
19:30 イベント開始
19:30-19:35 スポンサートーク(ジーニーさん)
19:35-19:40 企画の説明、このイベント全体の説明
19:45-20:20 お題1
20:20-20:25 小休憩
20:25-21:00 お題2
21:00-22:00 懇親会

完成したイベントページサムネイル

当日の様子と結果

当日の様子を振り返ります。
まず初めに驚いたのが、みなさん時間を守って参加してくださったこと。
今まで数多くオフラインでのイベントを開催してきましたが、開始時間には大体参加者の半分かそれ以下しかいない、が基本です。
これに関してはもうどうしようもないことですので、特に何の感情もないですが、今回は参加者の8割か9割ほどが開始時間にお揃いになっており、いい意味で予想を裏切られました。内心超嬉しかったです。

始まって一発目、毎度お世話になっているジーニーさんのスポンサートークです。個人的にも仲良くしてくださっているのぞみさんの発表でした。
ジーニーさんのオフィスはドラマ撮影などでも使われているスーパー綺麗でおしゃれな会場です。毎回、感謝を込めて微力ながら#(ハッシュタグ)でお返しするようにしています。

毎回恒例の#でジーニーさんに感謝を伝える時間

その後、今回の企画や前回の振り返りを私からさせていただき、企画に入りました。
ぶっちゃけかなり行き当たりばったりな感じで企画に入ってしまったのですが(当初は簡単に練習する予定だったが尺的に難しく、初っ端から本番になってしまった)、流石PMのみなさん、ディスカッション力の鬼ということで各チーム盛り上がりを見せていました。

一つ目のお題はジュニアPMの方が出題したこちらです。

お題①

結果的に、唯一?優しくなかったチームの意見がベストアンサーとして選ばれました。出題者さん曰く、私は強く言われた方が伸びるし、強く言われることを望んでいたためこの意見をベストアンサーにしたそう。(自分で仕事に関してはビシバシ言われたいタイプであると公言しておられました、伸び代の塊…)
しかし、ベストアンサー以外の意見もすごく参考になったしお題を出して良かったとおっしゃっていました。
それは側から見ていてもそう感じた通りで、自分の悩みに対して同じ職種の方が必死に議論し意見を下さる機会なんてそうそうありません。これはお題出したもん勝ちだな、私もどこかで出したいな、とひそやかに嫉妬していました。

二つ目のお題はミドル〜ミドルシニアPMの方が出題したこちらです。

お題②

お題①の時とは打って変わって、どのチームも厳し目の意見というか、かなり実践的な意見が多い印象でした。出題者さんへの信頼の表れだなと感じましたが、お題①の時と対照的すぎて若干じわりました。
結果的に、自身が感じていらっしゃったことドンピシャだったという意見がベストアンサーに選ばれました。

さて、全体を振り返ってみると、質問の権利をどう使うかがこの企画のミソでした。一般的な正答を求めるのではなく、出題者にいかに寄り添うか、がベストアンサーとして選ばれる近道です。(もちろん一般的に正しくないと選ばれにくいので塩梅が難しくて面白い)
各チームそれに気づくのが早く、イベント中盤からは質問の仕方を工夫されており見ていて面白かったです。あるチームでは「全てYesかNoで答えてください」と前置きすることで制限時間を目一杯使っていたり、あるチームでは「これはこういう意味でしょ?今こういう状況なんでしょ?」と推測した上で深掘った質問を投げることで、普通だったらなかなか聞き出せない深層まで入り込んだ質問をしていました。

議論の様子

どのチームもある程度聞く内容は一緒のことが多かったですが、そこから辿り着く結論が全く違っていたことも印象的でした。
開催直前に足した制限時間付き質問制度でしたが、このイベントを盛り上げる良いスパイスになっていたと感じました。
また、手作りメダルに対するリアクション画想像以上に良くて嬉しかったです。妹と深夜まで作り込んだ甲斐がありました。
今後も定常化し、メダルを複数集めたら何かしら嬉しいことがあるという施策を設けても面白いなと企てています。

手作りメダルが予想より遥かに好評でした

企画終了後には懇親会も行いました。企画内容のおかげなのか、普段の懇親会と比べて皆さん積極的にお悩み相談をされているのが見受けられました。
イベントを通じて「悩みを聞いてもらえる」という空気感が生まれ、心理的安全性が醸成されていたように思います。今まで沢山のイベントを企画、運営してきましたが、ここまで真剣な悩みが多く飛び交う懇親会は初めてでした。
これはLTを聞く、という形式のイベントでは中々叶わないことだと思いますし、実際に参加することでしか得られない経験を提供できたということで個人的に大変嬉しい部分でした。

評価、振り返り

このイベントでは毎回最後にアンケートを実施し、実施した企画の満足度や改善点を調査することで毎月より良いイベントを提供できるようにしています。アンケートの内容は以下です。

・評価(1~10、数字が大きいほど高評価)
・評価の理由
・今回の参加理由
・改善点
・その他感想
・次回参加意思の確認

です。今回の結果は、評価平均8.78点となりました。
前回の#0が8.33点でしたので、大幅に良くなったと言えます。

高評価の理由は開催方式が面白いという意見やディスカッションが楽しかったという意見が多く、改善点としては時間管理(押していた)が挙げられていました。
その他感想ではメダル欲しかった、やチームのシャッフルがあっても良かったかも?といったものが寄せられました。
次回参加意思に関しては参加者のちょうど半分の方が参加したいと答えてくださいました。不参加予定の方も、大半は予定が空いているかわからない、や既に埋まっているため難しいというものでしたので、大変嬉しい結果でした。

アンケートとは別ですが参加者の方が感想をXで沢山投稿してくれており、そのどれもポジティブな意見でした。Xで #ROSCAFE_PM と検索すると追えますので、是非見てみてください。

このような結果を踏まえ、運営側で当日反省会を実施しました。
一番懸念されていたのが「コアメンバーのモチベーションをどう担保するか」です。
というのも、案が採択されたチームは次回以降もチームメンバーで議論していくことになり、それは決して楽なことではありません。業務時間外である程度の工数を割かなければいけませんし、開催まで決められた時間内で完成させなかればいけないプレッシャーもあります。
今回はコアメンバー全員が積極的に動いてくださったおかげでなんとかなったものの、これを全てのチームで達成できるかは正直保証できません。
今後の動き方をどうするべきなのか、まだまだ議論の余地がありそうです。

勿論ネガティブな反省ばかりではなく、ポジティブな収穫もありました。一つ目は、今回の「知恵袋」フォーマットが非常に好感触だった(リピートできそうだった)こと。この企画は今回のまま、お題を変えれば何回でも再開催できそうというくらい盛り上がっていました。今回を経験したことでお題を出したくなったという方も多いのではないかと予想しています。
毎回0→1での企画を形にするのもありですが、ニーズがある企画がせっかく完成した訳なのでこの企画は近いうちにもう一度やりたいな、と思っています。ブラッシュアップできる部分はしながら。

二つ目の収穫は、イベント開催までのコアメンバーの動き方をある程度テンプレ化できたことです。今回、チーム用notionを作成し基本的にそこで非同期で進めていくという流れを取りました。この流れを次回以降も引き継ぎ、どんどん型化していけそうだと感じています。

また、このイベント参加者の方にはDiscordに参加していただいています。
紹介記事を記載しますので興味のある方は是非ご参加ください。

今後について

さて、大成功を収めたと言える今回のイベント。現在は次回開催予定の企画を新コアメンバーと共に作成中です。
ぶっちゃけ開催までの工数がえげつない本イベントですが、だからこそ他では真似できない、このイベントでしか得られない価値が沢山あると確信しています。
次回以降の詳細は随時上記プラットフォームで配信していきますので、この記事をきっかけにご興味持ってくださった方はお気軽にご参加ください。

私の主観パート

なんとか開催まで漕ぎ着け、無事成功を収めた今回の企画。
内心すごくホッとしました。というのも、#0から始まり今回が正味初回みたいなもんですので、ここで転けたらもう立ち上がれないだろうなと思っていました。前回は「みんなでイベントを0から創ろう」という変なキャッチコピーがありましたからある程度集客できていたものの(加えて植木さんがすごく頑張ってくださった)、今回は本当に企画内容と知名度頼りでした。
結果的に想像以上の方が参加してくださり、(キャンセルがなければ累計45弱の応募があった)盛り上がって良かったです。

また、コアメンバーがすごく責任感を持ってやってくれたため何とかなった感が強く、そこも非常にありがたかったです。本当は私がリーダーシップを持って進めなきゃいけない部分をほぼ全てお任せしてしまい情けない気持ちでしたが()

あとは、PMの人って「PMの定義に迫る」的な企画好きだな〜と俯瞰して思いました。PMという職種全体にはびこる曖昧さが、「私ってPMって名乗っていいんだよな?」という漠然とした不安を煽っているんだろうなと思います。その不安の裏側にはPMって名乗りたい、があると思いますが、その理由はまだ考察段階です。(現状は「肩書」があった方が便利だから、もしくはPMってなんかかっこいいから、かなぁと予想している)この辺の答えをこのイベントを通じて理解していきたいなという個人的裏目標を掲げています。

次回以降も今回のようなワイワイした雰囲気で、堅すぎずゆるすぎず、楽しくも学びがある、そんなPMにとって参加し甲斐のあるイベントにしていきたいと思っていますのでご興味ある方は是非是非ご参加くださいませ。
ではまた。

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