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hosiart
3ヶ月の静けさでやっと見えたもの
気づけば、
リピと最後に会ってから
3ヶ月が過ぎていた。
以前なら、
その時間の空白に怯えて、
毎日スマホを握りしめて、
来ない返信を眺めて泣いていたのに。
今は、違った。
あの沈黙が、
なぜか許せてしまったのだ。
——そっか。
リピは苦しくて、離れてたんやな。
そう思えた瞬間、
ふっと心が軽くなった。
KOKO自身も、
本当はあの頃すごくしんどかった。
毎週のように会って、
距離が近づけば近づくほど、
期待と不安の波が押し寄せて、
涙が出て、感情が揺れて、
好きなのに苦しいという矛盾に
心が追いつかなくなっていた。
リピもきっと同じだった。
近づけば苦しくなる。
好きだからこそ、余計に息がしづらくなる。
そんな2人が、
あのとき距離を置いたのは、
ただ逃げたからじゃなくて、
必要な冷却期間だったんだ。
それに気づいたとき、
KOKOは“許せた”というよりも、
自然と“理解できた”気がした。
むしろ、距離ができた今のほうが
涙が減って、
心が乱れなくて、
静かに落ち着いていられる。
あの頃の
「好きすぎて、苦しい」の毎日は
もう卒業していた。
3ヶ月の空白は、
2人にとって必要だった時間だった。
近づきすぎたら苦しくなる。
離れすぎたら淋しくなる。
その真ん中を見つけるための
静かな時間だった。
そしてKOKOは気づいた。
——リピが苦しくなって離れたことも、
同じ感情が自分にもあったんだ。
そう思えた瞬間、
リピの沈黙も、
逃げたように見えた行動も、
全部が優しく見えてきた。
3ヶ月の冷却期間は
ふたりが“壊れない距離”を知るための
ポーズだったのだ。
これなら、また会える。
また笑える。
涙じゃなくて、
静かな気持ちで向き合える。
そう思える自分に変わっていた。
会えても会えなくてももう傷つかないよ✨
