自分に合った「吸入薬」を選べていますか?喘息患者が知っておきたいデバイスの選び方
気管支喘息の治療を続けている皆さん。
毎日使っている吸入薬、「これって本当に自分に合っているのか?」と思ったことはありませんか。
実は吸入薬にはさまざまな種類があり、正しく選ぶことで治療がぐっとラクになることがあります。
今回は、「吸入回数」と「デバイス(吸入器の種類)」を軸にして吸入薬の特性を整理し、主な吸入薬について「どんな人に合っているか」を、呼吸器内科医としての経験をもとに解説します。
今使っている薬が自分に合っているか、合っていない時はどうすればよいか。本記事を読んで一緒に考えてみましょう。
なぜ「自分に合った」吸入薬が必要なのか
喘息治療の目標は「喘息症状に困らない毎日を送ること」です。そのためには、自分に合った吸入薬を正しく使い続けることがきわめて重要です。
吸入薬の使い方に何らかの誤りを抱えたまま治療を続けている患者さんは意外に多く、その割合は3分の2以上にのぼるという調査報告があります。
また、使いにくさを感じながら治療を続けることが苦痛になり、自己判断で薬をやめてしまう方も少なくありません。
誤った使い方を続けたり、薬を使わない期間が長くなったりすると、喘息症状のコントロールが乱れるリスクが高まります。
だからこそ、自分に合った使い勝手の良い吸入薬を探す価値があるのです。
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