言葉が出るのが極端に遅いケース
子供の言葉が出るのが遅い時…
ママパパは、とってもとってもナーバスになりますよね。私もそうでした。
男の子だし…
小さく産まれてるし…
とか、理由を探して自分を納得させようとしてました。
実際、言葉の出るタイミングって、本当にそれぞれですものね。
うちの息子が言葉が出てきたのは、小学2年生。8歳直前(7歳11ヶ月)でした。
極端に遅いですが、なぜこのタイミングだったのかは今だに謎です。当時の担任の先生がとても熱心で、個別に対応してくれることも多かったのは確かですが…。子供にとって「この時」が表出のタイミングだったとしか言えません。
もともと息子は約2キロの低出生体重児(未熟児)で産まれたため、ずっと成長曲線ギリギリで、歩き始めも一歳半で遅かったです。
ゆっくりなだけなのか、それだけじゃない「何か」があるのか。ただ、ゆっくりにしても表情が乏しいというか、周りの人に関心を持っていない感じがあって、それが言葉の遅さに繋がっているのかなあ、とは思っていました。
保育園の発表会なんかでは、喋れないのに歌を発表したり、お芝居したり(当然セリフなし)、その場に一緒にいること自体が場違いな感じがして、見てて辛かったです。
息子自身にも無理させちゃってるのかな、ゴメンねという気持ちでした。(当時、平行して療育にも行っていましたが、仕事を休まないと行けないので、あまり行けていませんでした)
ただ、成長は遅いなりにも、文字は覚えられていたので、文字盤を使えてはいました。
年長さんの時、お風呂で「ゆうたくん(仮称)、今日一緒だったね」と話してたら、息子がお風呂の壁に貼ってる「あいうえお表」で、「ゆ」「う」「た」と指したのです。
「言葉で伝えてくれた~!!」と私はビックリ。子供が自分で言葉を伝えたのは、初めてのことで、とても嬉しかったです。
療育でも、あいうえお表で言葉を伝えた時、先生は泣いて喜んでくれました。息子も自分の言葉が伝わって嬉しかったようで、ニコニコ笑っていました。
お風呂で初めて言葉で伝えてくれたこと、療育の先生が泣いて喜んでくれたことは、10年以上たった今でも忘れません。
小学校(支援級)に入ってからは、
・首に「あいうえお表カード」をぶら下げる
・教室の机に「あいうえお表の下敷」をテープで固定し、授業のやり取りで使用
・家ではタブレット端末に、あいうえお表のアプリを入れて、音声で伝える
など色々とツールを使って、言葉を伝えやすくする環境を整えました。
自閉症ということもあって、一度覚えたことは忘れないんですよね。文字盤で簡単な文章を作るのを覚えていく中で、ある時、
ま ま す き (←ママ好き)
って音声で教えてくれて、これまた嬉しかったです。
このまま息子は文字盤で言葉を紡いでいくことになるのかなあ、と思っていた8歳直前、冒頭のとおり、口から言葉が出てきたんです。
それまで言えてた言葉は「ママ」と「うん(←質問に対する返事)」だけでした。それが、「アンパンマン」とか言えるようになってきたのです。
ちょうどその頃、アンパンマンミュージアムに行くことがあって、アンパンマンショーでは、1~2歳のちっちゃな子達と一緒に「アンパ~ンマ~ン!!」と大きな声援を送っていました。本当に嬉しそうな笑顔をしていました。
言葉が出てきていると気づいたものの、コミュニケーションのやり取りは難しく、学校では絵カードなどで言葉の表出を支援してもらいましたが、家では歌を歌いました。
「かえるのうた」「犬のおまわりさん」など、音程は別として、すぐ歌えるようになったので、この子の頭の中にはたくさんの言葉が入っていたんだなあと感じました。
ちなみに、それまでは大人しいタイプと認識されていた息子ですが、言葉が出てからは表情も豊かになり、ママ友からも「りーくん(息子)、キャラ変した?」って言われるほどでした。
息子を通して私はたくさんの気づきを得ました。お子さんの言葉の問題で悩んでいる方は多いと思いますが、良い意味で、本当にいつ何があるか分かりません!
すべての親子がハッピーになることを願ってやみません!
