【自己紹介にかえて】noteを始めた理由とおじいちゃんのこと
小学生の頃、「自分がなりたい職業に就職して、実際に働いている未来の自分を想像して作文にする」という課題があった。
その時は、「小説家になって、締切に追われている自分」を書いたことを覚えている。
幼い頃から本を読むことが好きで、本を読み切るスピードが異常に早くて親を驚かせた。作文を書くことも好きだった。
叔母が出版社に勤めていた関係で、ありがたいことにかなりの数の本が家にあった。
休み時間は校庭でドッチボールをするより図書室で本を読んでいたい文学少女で、古文の先生をしていた祖父は、本だったらいくらでも買っていいという方針だった。
さまざまなジャンルの本を読み漁り、大学では自分の読書の原点である児童文学を専攻した。
そんなかんじで、本を読むこと、活字を追うことがずっと好きだったけれど、成長するにつれて文章を書くことや自分を表現することに自信を失っていき、私は小説家や表現者にはなれないと悟った。
だから私は、何かを表現をしようとしてちゃんと行動に移している人、実際に仕事にしている人のことをとても尊敬するし、ほんのり羨ましくも思ってしまう。
そんな私がnoteを始めた理由を、自己紹介にかえて書かせていただきたい。
いきなり話が飛んでしまうが。
昨年の夏にふとしたきっかけで、先述の祖父が生前、戦時中にとある都内の神社の創建に関わっていたことを知った。
(祖父は何故か大学で神主の資格を取得しており、それもあり創建に携わったんだと思う)
その神社は有名なアニメ映画の聖地の一つにもなっており、大変驚いた。
気になっていろいろ調べてみると、その神社と祖父の出身地の繋がり、祖父の出身地にある山に祀られている神様に関する言い伝え、さらには日本の古代の歴史に関することまで、非常に興味深いことが次から次へと出てきたのだ。
(祖父の生前、もっと詳しく聞いておけば良かったと後悔もしたが、戦時中やさらにもっと昔にまで遡りいろいろ調べている時間は、祖父の人生を辿るようでもありとても不思議で楽しかった)
こ、これは、月刊ムーの三上編集長に報告した方が良いかもしれないっ!!笑…などと思い、ひとまず調べたことをレポートにして(あくまで軽い趣味レベルで)友人に見せたところ、
「これ、とりあえずnoteに投稿してみなよ」
と言われたのだ。
だが、その時はnoteに投稿する勇気が出なかったし、そもそもアカウント登録すらしていなかった。
代わりに、ちょうどその時に勤務していた会社で行われていたDEIの活動で、一人一本人権に関するコラムを書かなくてはならない機会がありネタにも困っていたので、せっかくだし祖父とその神社のことを人権コラムに仕立て直して投稿してみようと思い立った。
書き上がったコラムは、他の社員の方々の真面目な内容に比べ、当たり前だがかなり異色だった。
怒られるかな?まぁいいや、えーーい!と投稿するとすぐに、同じ部署のほぼ喋ったことがない方から「とても面白かったです」とコメントをいただいたのだ。
びっくりした。
自分が興味を持ち、誰かにすごく伝えたいと思って書いた内容のコラムを読んでくれて!
面白かったと言ってくれる人がこの世界に!!
いた!!!!!
(社内の企画だし、読まれるのが当然なのだが^^;)
でも多分、その時からだ。
全く自信はないけれど。拙い文章だけど。
私なりにでいいから、「やっぱり書いてみたい!」というスイッチが押されたと思う。
(あの時コメントしてくれた人、本当にありがとうございます)
「人権コラムというより、読み物として面白かった」
「もっと祖父母と話そうと思った」
など、社交辞令かもしれないけれど、いただいたひとつひとつの感想がとても嬉しかった。
自分の文章を読んでもらえて、さらに何かリアクションまでもらえるって……、
こんなに嬉しいんだ!!!
まるで、新しい感情を知ったようだった。
最近、少しだけゆっくりする時間ができた。
良い機会だしせっかくだから
私なりに書いてみようと思い
「noteはじめました」
どうぞよろしくお願いいたします!
いつになるかはわからないが、友人に薦められたように、戦時中に祖父が創建に関わった神社のこと、ちょっと不思議な祖父母や母の出身地のこと、そこにある山に伝わる伝承や歴史などについても、もう少し詳しく調べてから投稿できたらいいなと思っている。
ちなみに、祖父は古文の先生を退職した後、新聞に俳句を投稿していたそうだ。
投稿する媒体や内容は違えど、多分、祖父も「やっぱり書いてみたい」人だったのだ。
少々ヘンテコな経緯もあり始めたnoteだが、ごく僅な反応でも、自分の書いた記事に誰かがリアクションしてくれた瞬間はやはりとても嬉しい。
だが、実際に文章を書いてみると、楽しいけれど自身の文章力の拙さも改めて痛感する。
また、記事をいくつか投稿してみたことにより、noteの記事毎に投稿者がさまざまな想いを込め、何度も推敲して書き上げたんだろうな、という背景や大変さも想像できるようになった。
noteの先輩方のように、まずは私も自分なりに、緩くでいいから書き続けていくことを目標にしたい☺︎

季語の「時雨傘」は、
雨が降ったり止んだりする初冬頃の時雨に
雨で濡れた傘を持ってたたずむような
寂寥感、無常感を感じさせる句に多いそう。
でも、祖父のこの句には
祖父の真面目さ、責任感の強さ、繊細さ
も感じられる気がします。
そして、祖父が戦時中に
気象予報を司る軍の部隊に所属していたこと。
祖父の出身地の山に祀られている神様が
お天気に纏わる神様であるということ。
その上で、天気に纏わる季語を使用していることも、
全く無関係ではないように感じてしまうのです。
