紫陽花について
この季節に見かける
花の代表といえば
何といっても紫陽花
梅雨時に手まり状に
咲いているものが
「西洋あじさい」。
日本原産のものは、
額縁のように
周囲にだけ花
(実際にはガク)が
咲く「額あじさい」と
呼ばれるものです。


紫陽花が文献に
登場するのは、
日本最古の和歌集
『万葉集』や、
平安時代の辞典
『和名類聚抄』で、
かなり古くから
愛されている
花であることが
判ります。
さて、あじさいの
語源ですが、
藍色が集まったものを
意味する集まる
「集真藍
(あづさあい/あづさい)」が
訛ったとされる説が
有力視されています。
一方、西洋あじさいは
「ハイドランジア」と
呼ばれます
これはラテン語で
「水の器」を意味します。
梅雨の時期、
雨に映えることに
由来すると
思いがちですが、
他の草花に比べて
葉の気孔が多く、
水をたくさん
欲しがることに
由来しているとの
ことです。

紫陽花にまつわる
話としては、
6月の6のつく日に、
紫陽花を逆さまに
吊るしておくと
厄除けになること。
玄関に吊るせば
厄除けとなり
お金が貯まり、
トイレに吊るすと
病気(婦人病)に
かからないなど、
いろいろと伝わります。

厄除けになるその理由は、
かつて商売繁盛を
願って蜂の巣を吊るす
風習があり、
紫陽花が蜂の巣に
似ていることから、
金運の花と
されていたからです。
病気にならない
理由としては、
根が付かないことから、
布団に寝付かず、
健康に通じるからだと
されています。
最後に紫陽花の
花言葉ですが、
「移り気」「無常」
「浮気」といった、
いずれも紫陽花の色が
変化することに
由来する言葉が
並びます。
いずれもマイナスな
イメージがありますが、
最近は小さな花
(ガク)が
集まっていることから、
「家族の結びつき」
「家族団欒」
「仲良し」といった
プラスのイメージの
花言葉もよく
用いられます。

