江戸時代に学ぶお金 その16:はかない世の中を楽しもう
巻4① 祈る印(しるし)の折敷(おしき)
「掛け奉る御宝前」と書いた大絵馬が、京都東山清水寺の御神前に掛かっているが、これは呉服所の何某が銀百貫目の身代を祈り、その願が成就したので、その名を記して掛けられたのだということだ。
今その家の繁昌を以前と見くらべ、一代のうちに金銀もたまればたまるもんだと、室町の呉服屋仲間ではもっぱらの評判である。
今は世知がらい時代になったので、そんな願い(=福の神に願いをかけて、お金持ちになること)は叶いがたい。
ここに桔梗屋(ききょうや)という貧しい染物屋の夫婦が住んでいた。この主人は、深い知恵のある人がおおい京では、並々のことで儲けるなどとは思いもよらないと、明け暮れ工夫をこなしていた。
(そして新たな商品を自分で開発し)十年立たないうちに千貫目以上の金持となった。
この人は大勢の手代を置いて万事をさばかせ、自分は楽しむことに徹して、若い時分の苦労をとり返した。これこそほんとうの人間の身の持ち方である。
たとえ百貫目の銀をもっているからといって、老後までその身を働かせ、気をつかって世を渡る人は、人の一生は夢の世のようにはかないことを悟らない人だから、いくら金をためても何の益もない。
人は十三歳までは分別のない子供だからいいとして、それから二十四、五歳までは親の指図をうけて働き、その後は自分の力で稼ぎ、四十五歳までに一生困らぬだけの基礎を固めておいて、そのあとは遊楽することが最高の理想である。
金銀は天下のまわり持ちであり、懸命に稼げばたまらないものでもない。
300年たってもお金については何ら変わっていない。
本日の学び
・懸命に稼げば、一代で大金持ちになれる
・この世ははかない。楽しむことが大事。
・45歳までにしっかりお金をためて、そこからは思い切り楽しもう。
以下情報です。
★大学での無償講座
『大学生のための経済的自立超入門』https://www.finfhi.com/2023/10/30/612/
・大学で無償講座やります。
・大学生のうちに、経済的自立の考え方を理解することで、その後の社会人人生が劇的に変わると考えています。
・大学の関係者の方、お声がけいただけますと大変うれしいです。
★寺子屋塾
10年でお金から自由になる「実直な大人のための寺子屋塾」https://www.finfhi.com/2023/08/10/471/
・2023年8月~9月開催の第1期完了。
・2024年1月~2月開催の第2期は満員御礼。
・次は、2024年7月開催予定です。
・興味ある方には詳細説明いたします。
・また、経営者向けの特別コースも来年企画します。
過去の参加者の声は以下。
https://www.finfhi.com/2023/10/25/601/
★セミナー
『時間対効果が最も高い講演。90分の投資で、生涯のお金の力を。』https://www.finfhi.com/2023/10/18/596/
・2023年は4回実施
・2024年も定期的に実施予定
・次回は、1月27日(土)10:00-11:30 です。
