“できない”のではなく、“今はまだ土台を育てている途中”なのかもしれません
1歳半検診や、園生活が始まる頃。
「言葉が少ない気がする」
「落ち着きがない」
「呼んでも振り向かない」
「集団に入れない」
そんな姿を見て、
不安になるお母さん、お父さんは本当にたくさんいます。
周りの子と比べてしまったり、
検索を繰り返したり。
“発達障害”
という言葉にたどり着いて、
胸がぎゅっと苦しくなる夜もあるかもしれません。
でも、発達には“順番”があります。
子どもたちは、
いきなり言葉だけが育つわけではありません。
- 人を見る
- 音や声に気づく
- 真似をする
- 一緒に楽しむ
- 「伝わった」を感じる
- やりとりを経験する
そんな土台の積み重ねの上に、
少しずつ「ことば」や「社会性」が育っていきます。
だから、
“今できていないこと”だけを見るのではなく、
「どこの土台でつまずいているのかな?」
を見ていくことが、とても大切です。
例えば、
言葉が少ない子でも、
- 人に伝えたい気持ちはある
- 好きな遊びはある
- 真似しようとしている
- 表情を見ている
そんな力が育っていることも、たくさんあります。
逆に、
「座っている」
「言葉を言える」
ように見えても、
- 感覚が不安定
- “わかる”が積み上がっていない
- 伝え方が分からない
ことで、
本人がとても困っている場合もあります。
子どもの行動には、
理由があります。
そして、
その理由が分かると、
関わり方も変わっていきます。
発達支援は、
“特別な訓練”ではありません。
その子が、
- わかる
- 伝わる
- 安心できる
- 自分でできた
を少しずつ増やしていく、
毎日の土台づくりです。
幼児期は、
その土台が育ちやすい大切な時期。
だからこそ、
「まだ小さいから様子を見よう」
だけではなく、
“今必要な積み上げは何だろう?”
と考えていくことが、
将来の「生きる力」につながっていきます。
もし今、
少しでも不安があるなら。
「こんなことで相談していいのかな」
と思わなくて大丈夫です。
早く相談することは、
“重い”ということではなく、
“早く安心につながれる”
ということでもあります。
子どもたちは、
「できない」のではなく、
“今はまだ、土台を育てている途中”。
私たちは、
その積み上げを、
ご家族と一緒に支えていきたいと思っています。
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