鉄道の遅延は「どこ行きか」より「どこから来るか」が大事|乗り換え案内アプリで十分な情報を得よう

皆さんは、乗り換え案内アプリの機能「運行情報通知」をご存じでしょうか。

地元路線や通勤・通学で利用する路線を登録しておくと、遅れが発生したときなどに、メールや通知が来る機能です。

わたしも使っているのですが、ちょっと変わった考え方で利用しています。

これは電車で通勤・通学する多くの人にとって、えんかつな鉄道利用のヒントになることかもしれません。

ぜひ、最後までお楽しみください。




わたしの運行情報通知設定


わたしは普段、総武快速線と総武本線を使って通勤しています。

こういう場合、乗り換え案内アプリの運行情報通知は、

・総武快速線
・総武本線
中央・総武線各駅停車(以下・総武各停

あたりを入れておけば十分だと思われるかもしれません。

実際、多くの人は「自分が乗る路線」だけを登録しているはずです。

でも、わたしは違います。

横須賀線、内房線、外房線、成田線の通知まで入れています。

妻にその話をしたら、
「そんなに入れるの?」
と驚かれました。

でも、わたしにとってはこれがかなり重要なんです。


遅延のリスクを考えるのに大切なのは「どこから来る列車か」

総武快速線は、東京駅を介して横須賀線と直通運転をしています。

さらに、千葉方面では内房線・外房線・成田線へ乗り入れる列車もあります。

つまり、遅延の影響を察知するには、総武快速線だけ見ていても不十分なんです。

鉄道のダイヤが乱れたとき、本当に大事なのは、

「どこ行きの列車か」

よりも、

「どこから来る列車か」

だからです。

わたしの通勤を例に考えてみましょう。


朝、横須賀線が遅延した場合

たとえば、早朝に横須賀線が遅延したとします。

すると、まだ家を出る前から、

「横須賀線から来る電車は乱れるかもしれない」

と予測できます。

そうなれば、

「今日は東京始発の電車に合わせて家を出た方が安全そうだな」

という判断ができます。

場合によっては、総武快速線ではなく、総武各停を使うという選択肢も視野に入ります。

横須賀線の遅れは総武快速線へ波及しやすい一方、運転系統が分かれている総武各停の方が、定時運行が見込めることも多いからです。

これ、朝の通勤ではかなり重要です。

乗る列車を間違えると、普通に遅刻しかねないからです。

夕方、内房線で何かあった場合

夕方も同じです。

たとえば、内房線でトラブルがあったとします。

どこから来た列車かを知っていると、

「定時退勤後に乗れる2本目の列車は、千葉で接続するのが内房線からの快速だな」

ということが見えてきます。

もし事前にわかっていたのなら、

・定時でちゃんと帰る
・わざと1本遅らせる
・総武各停に切り替える

といった判断を、乗る前からできます。

そのため、わたしは普段から、
「自分が乗る列車の始発駅」
を把握しています。

または、時刻と一緒に調べています。

降車駅まで行くことさえわかっていたら、むしろ行き先はどうでもいい、くらいに思っています。

それくらい、
「どこから来る列車なのか」
という情報は、遅延リスクと向き合ううえで重要なんです。


遅延してから、または利用直前に調べても役に立つ

ちなみに、これは事前に知っていると便利なだけではありません。

実際に遅延が起きてから、駅や路線上で列車の始発地を調べるだけでも、かなり状況を読みやすくなります。

もちろん、ここまでするのは鉄道が好きだからというのもあります。

でも、知っているだけで、ダイヤ乱れへの対応力はかなり変わります。


総武各停の通知も入れている理由

ちなみに、総武各停の通知まで入れている理由もあります。

総武各停が遅れると、並行して走っている総武快速線にも影響することがあるからです。

つまり、

「直接乗らない路線でも、結果的に自分に影響する」

ということが、都市圏の鉄道ではよくあります。


「直通先」まで見ると通勤が少し楽になる

これは総武快速線に限った話ではありません。

たとえば、

・有楽町線を使うなら、西武池袋線や東武東上線
・中央線快速を使うなら、青梅線や高尾以西の中央本線

こうした直通先・接続先の通知まで設定しておくと、ダイヤ乱れの“予兆”が見えやすくなります。

もちろん、忙しい朝のルーティーンはそう簡単には変わらないでしょう。

でも、

「今日はどこかで乱れているらしい」

と知っているだけでも、通勤のストレスは少し変わります。

乗り換え案内アプリの通知、
「乗る路線だけ」で止まっていませんか?

ちょっとだけ、鉄道利用の視野を広げてみると、意外と便利かもしれません。

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