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オルタナティブスクール視察で感じたこと #22 執行役員|井上ゆかり

このnoteは「pure life ラジオ」で配信した内容を文字起こししたものです。

▼ 今回の配信回はこちら

こんにちは、pure life ラジオです。
この番組では、「しあわせを感じられる がめぐる世界へ」をビジョンに掲げ、人と組織の開花を支えるfeppiness株式会社のメンバーのリアルな日常をお届けしていきます。今回は執行役員の井上ゆかりが担当します。よろしくお願いします。


先日ですね、岐阜県にあるオルタナティブスクール学藝の森の「CoE」というところに視察にお邪魔してきました。そこで感じたことを今日はお話ししたいと思います。


まずは簡単に「CoE」の説明をさせてください。そちらはですね、さまざまな理由で「学校に行かない」という選択をした生徒たちを集めて授業をしたり、支援をしているオルタナティブスクールですね。公立学校に近い経済負担で通える仕組みを整えて構築をしているところが特徴的なところの一つです。

今後はこのシステム、こういう場所を全国に広げたいという思いで活動をされている学校です。この学藝の森「CoE」なんですけど、もともとですね、教育メディアコミュニティ「先生の学校」というのを運営しているスマイルバトンさんがNPO法人を立ち上げて運営をされている学校です。

今は小学1年生から4年生までの受け入れをしていて、ゆくゆくはそれ以上の学年の子たちだったりとか、人数の受け入れというのも拡大していきたいということで活動されているそうです。

私もその「先生の学校」に普通に参加をさせてもらっていて、いつも発信とか送られてくる冊子とかイベントとか拝聴・拝見しているんですけれども、サポーターとして支援をさせていただいているご縁があります。

でも、そこからのご縁をいただいて、先日オンラインイベントに登壇をさせてもらって、そのCoEの通う生徒の保護者の方と教育関係者様向けにですね、TO BE思考をテーマにお話をさせていただいたり、そんなご縁があるところですね。

実際に直接私も足を運びたいっていうのはずっと思っていて、先日視察に行かせていただいたという経緯です。

で、朝の9時過ぎぐらいに私たちも学校に到着をして、そこから半日ぐらいですね、みんなと一緒に過ごさせてもらった半日でした。

その日はどういうことをみんなしていたかっていうと、まず午前中の時間はSELといって、日本語だと社会性と情動の学び、感情の学びですね。

これをテーマに少しレクチャーというか、みんなで対話するような時間を取られていましたね。私が参加した日は怒りの感情というのを取り上げて、みんなで話をしたりしていました。その後は、近くにある公園に行く組と川に行く組と分かれて、それぞれに時間を過ごして、お昼ご飯を一緒に食べさせてもらって、休憩と自由時間を経てですね、そこまでご一緒させていただきました。


私は子どもがいないので、大人になって小学校に行く経験とか、小学生の子たちと関わることってあんまりないんですよね。そうした中で、馴染めるかなとか、子どもたちと接してコミュニケーションを取りたいけど話ができるかなとか、結構ドキドキしながら行ったんですけど、全然杞憂に終わったかなと思いますね。

その視察に行く前日に代表理事のなおさんとお食事をさせていただいて、で、その時に声の話もいろいろ伺って、子どもたちがめちゃくちゃ元気ですよって言われてたんですね。そう言われてて本当に?と思ったんですけど、本当にそうでした。

めちゃくちゃ元気で、もう走り回って、本当にエネルギーが有り余っていて、すごく賑やかな雰囲気でしたね。もちろんその子の性格によっても静かに過ごしている子たちももちろんいるんですけれども。

すごくいい意味でびっくりしたかなと思います。これ知ってる?ってすぐに話しかけてくれたりとか、一緒にカルタのゲームをやらせてもらったりとかしてですね、たくさん交流ができたのがすごく私としても嬉しかったですと。公園に行く時間は「ブランコを押して」の延々ループにハマってですので、あとは80回押してっていうのとを3ターン3ぐらいやらされてですね、翌日筋肉痛になるぐらい本当に「一番大切なのは体力ですよ」なんてスタッフの方もおっしゃっていたんですけど、ほんとその通りだなと思いながら、本当に。みんなと一緒に遊ばせてもらったという感じで過ごしてました。


その中で、この学藝の森「CoE」が始まったのは今年の4月からなんですよね。なのでまだ間もないんですけれども、だんだんとコミュニケーションが生徒たちの中でも生まれてきているようでして、また生徒主体で生徒からの発信でいろんなプロジェクトが発足していったりとか、すごく活発だし、元気いっぱいだし、すぐに、なんでも遊びに帰ってそのままを楽しむという光景をすごく何回も目にしていて、素敵だなって思ったのが、本当に素直なところですね。


やはりみんなで遊んだりとか、一緒の時間を過ごしている中でけんかが起きる場面ってあるわけですよね。で、そうした時に大人たちのスタッフの方はどういうふうな関わり方をするんだろうっていうのを見させてもらってたんですけど、印象的だったことのひとつは「どうしたいと思ってるの?」とか「どう思ってるの?」っていうふうに質問をするっていうのがすごく心に残ってますね。

ついつい「何かこうしたら?ああしたら?」とか。指示したくなったりとか、つい言っちゃいそうになるなって私がすごく思っていて。そういう中で、やっぱりその対話を大切にするとか、どうすべきかよりも、どうしたいかっていうのを大切にするっていうか、その風土、価値観をそのまま体現されている関わり方をされてるんだなっていうのがすごく印象的でしたね。

その子たちが答えるところの時間を待ってみたりとか、その時間の大切さみたいなものをすごく思いながら接していらっしゃるんだなっていうのはすごく感じましたね。

本当に子どもたちはみんなかわいくて元気で、それぞれの個性があって、さまざまな理由で今不登校という形ではあるんですけど、もともと学校とかもともとの人間関係がたまたま合わなかっただけ。本当にそれだけなのかなっていうのはすごく思わされましたね。

でも一方で、私が見たものっていうのもほんの一瞬ですし、ほんの一面でしかないと思うんですよね。

何かわかった気になっちゃうのも良くないなっていうのも一方では思いつつ、でもやっぱり百聞は一見にしかずってよく言いますけど、本当にその通りだなとは思いました。ほんの一瞬でほんの一面だったとしても、実際に見たこととか、そこで感じたこととか、一緒に共有したことっていうのは、それはやっぱりその場に行かないと得られなかったことなので、今回感じたことも大切にしながら、今後の活動とか自分のあり方に生かしていきたいなっていうのはすごく思いますね。

そこには半日という限られた時間の中だったんですけど、子どもたちと関わっていく中で、今の言い方とか、今のちょっとした表情、傷つけちゃったんじゃないかなとか、何考えてるのかなとか、どんな風に思っているんだろうっていうのを、コミュニケーションのたびに、そのシーンのたびに毎回毎回結構私考えてしまっていて、それすごくエネルギーを使ったんですよね。

ネガティブな意味ではないんですけど。普段とはまた違う脳の使い方をして、結構へとへとになったという感じがほんと正直なところなんです。

ちょっとした言動とか振る舞いとか空気感みたいなものを敏感に感じ取ることもあるかなと思う中で、何か自分のちょっとしたそういう言動がどんなふうな影響を与えるんだろうっていうのを思った時に、子どもたちと関わることに対する責任の重さというか、すごく繊細なことなんだなっていうのを感じましたね。

それはすごく今自分の中で印象に残っていることの一つでなんですけど、一方で保護者の方もいらしていて、お話をする時間がお昼の時にあったんですけど、その時にですね、毎回全てを重く考えすぎると身が持たないんですよねとか、なんかもっと意外とシンプルなのかもしれないんですよねとか、そんなに深い意味じゃないこともあるかもしれないですよねとか、何かそういったことを話をさせてもらったんですよね。「確かに」みたいな感じで共感するみたいなやりとりだったんですけど。

なので、あんまり楽観的過ぎてもアレだし、あんまり慎重になり過ぎるのも何か違うのかなって思っていて。そのバランスというか、分はこれからどういう自分として子どもたちと関わっていくのか、向き合っていきたいのかっていうことの宿題をもらったなっていう気分ですね。

すごく色々なことを学ばせてもらっていますし、知らないことがたくさんありすぎるなっていうのはすごく思ったので。

前提知識というか、当たり前にしておくべきことは押さえつつ、その上で自分はどう関わっていきたいか、どういう存在として在りたいかっていうところを重ねていくことが、今の自分には大事なことなのかなっていうのはすごく思いました。

それにしても、大人・子どもって分けるのもあれかもしれないんですけど、今回の生徒たちと関わる中で感じたのは、なんだかんだ一番大事なのって、純度の高い自分で向き合うこと、関わることなのかなってのは思いましたね。

変に色々考えすぎたりとか、重く受け止めすぎたりとかすることも、もしかしたらそれが周りの人とか子どもたちにとっても想定していない影響になるかもなっていうふうに思って。

透明でいるっていうことが、特に良くも悪くもシビアに大事なことなのかなっていうのは、なんとなく感覚的に感じましたね。その上で、抽象度高く物事や状況を見れる視点を持っている自分として伝えたいことを伝えたりとか、一緒に体験したいことを体験したりとか、そういう大人でいたい。そういう人間でいたいなっていうのは、なんとなく思いました。

また私自身も足を運びたいっていう風に思ってますし、色々な形でサポートさせていただけたらというのもすごく思っています。


あとは私自身も教育っていう分野に関しての興味関心、課題感っていうの私の感じているところではあるので、これから自分がどういう風に社会とか教育の場面で役に立っていけるのか、何をすべきで何をしたいと思っているのかっていうことを引き続き考えながら、考えるだけじゃなくて、行動に繋げていきたいなっていうのをすごく思いました。

どんなことが「CoE」に対してできるかも模索中ではあるんですけれども、個人あるいは会社単位で引き続き支援させていただきたいなっていうのは思っています。

目下、私の会社としては、中高生向けの手帳の試作版を今作っていて、最終段階なので、それを今年の夏にリリースして、実際に中高生に使ってもらってですね、今までは成人の方向けの支援が主だったところから、10代の子たちへの何かサポート、支援もできたらないうところが思っていて、それの一つの入り口かな風に思っているので、そういう目の前のプロジェクトにも真摯に向き合ってやっていきたいなというのを改めて思いました。

ということで、今回は学藝の森「CoE」に訪問させていただいたお話、そこで感じたことをお話しさせてもらいました。

学藝の森「CoE」ではですね、500円から寄付が個人単位でできるようになっていますので、今回話を聞いていただいて、どんな学校なんだろう、どんな場所なんだろう、大切にしているところなんだろうという風に興味を持った方は、ぜひホームページをご覧いただいて、活動に共鳴共感する方はぜひ寄付という形で一緒にサポートしていきましょう。


ということで、今回で終わりになります。ありがとうございました。



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