世界はずっと友好的
過去に負った深い傷や恐怖は、自分を守るための「心の壁」を作ります。それは一生懸命に今日まで生き抜いてきた証拠であり、決して責めるべきものではありません。まずは、必死に自分を護り続けてくれたその本能に、「お疲れ様、ありがとう」と声をかけてあげてください。
もし今日一日だけ「世界は私に友好的かもしれない」という仮説を立てて過ごしてみたら、何が見えるでしょうか。
私たちは一度傷つくと悪意に敏感になりますが、実はその何倍もの「静かな善意」が世界には満ちています。窓から差し込む柔らかな光、誰かが手入れをした街路樹の緑、レジで交わされる穏やかな挨拶。これらはあなたを攻撃せず、ただそこにあり、包み込もうとしています。

固まった心は急に動かすと痛むから、日々の暮らしの中で「心のストレッチ」をしていく。「今日のお茶は美味しい」「空がきれいだ」そんな小さな安心を拾い集める作業です。
数ミリだけ心の扉を開けたとき、世界は案外、両手を広げて微笑んでいることに気づくはず。過去のページに何が書かれていても、これからの真っ白なページを綴る主役は、他の誰でもない自分自身。
世界は思うよりもずっと、あなたの幸せを静かに願っています。明日の朝、今日よりもほんの少しだけ、世界が優しい場所に見えますように…
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