驟雨に寄せて・・・短歌
赤蜻蛉の雨宿り
夕刻、突然の驟雨に見舞われました。
マンションの共用廊下に出てみると、二匹の赤蜻蛉が慌ただしく飛び込んできて、灯りの周りを狂おしく飛び回っていました。やがて疲れたのか、廊下のあたりに止まって羽を休めていました。
一晩、この廊下で過ごすのでしょうか。
雨宿りをする蜻蛉の姿に、なぜか人の営みと重なるものを感じ、不思議な共感を覚えました。
にわか雨と赤蜻蛉。
ほんの束の間の出来事でしたが、自然と人間の境を超えて心を動かされたひとときでした。
羽音して驟雨に濡れしか赤蜻蛉
灯りに向かいて狂い飛びをり
今日の気持ち、今日のうちに。
