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「村上春樹さんに、モダン・ジャズ以前のジャズについて聞く 聞き手・村井康司 2022年8月3日収録」『文學界』2022年11月号 p.10-33  Chick Corea (1941.6.12-2021.2.9)  Keith Jarrett (1945.5.8- )

『文學界』
2022年11月号
文藝春秋 2022年10月7日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BFVRM3LY
https://www.bunshun.co.jp/business/bungakukai/backnumber.html?itemid=757

「村上春樹さんに、モダン・ジャズ以前のジャズについて聞く
 聞き手・村井康司
 2022年8月3日収録」
p.10-33

「村井康司
 ビリー・ホリディ[Billie Holiday 1915.4.7-1959.7.17]と
エラ・フィッツジェラルド[Ella Fitzgerald 1917.4.25-1996.6.15]って、
年齢が二歳しか違わない。
ビリーが1915年、
エラは1917年生まれ。
でも何か一世代完全に違うようなイメージがあって。
エラもチック・ウェッブ楽団出身ですから、
スイング時代の人なんだろうけど、
何か <モダンジャズの歌手> というイメージが、すごく強い。
ビリー・ホリディはビバップ以前の歌手というイメージ。

村上春樹
エラは、出てきたときからスキャットとかがすごく得意で、
それを売りにしてましたよね。
ビリー・ホリディは、歌い上げるタイプの歌手で、
歌詞の深みというのは、ビリー・ホリディのほうが深いですよね。

ビリー・ホリディの一番すごいと思うのは、
つまんない歌をうまく歌うところだと思っていて、
昔の全然流行らなかった小唄みたいなのをいっぱい歌っていて、
それが好きなんです。決して優れた歌ではないんだけれど、
彼女が歌うと優れた歌唱になる。
そういうところはエラにはないですね。
エラはつまんない歌を歌ったらやはりつまんない。
ビリー・ホリディにはそういう特殊なオーラがやっぱりあるし、
それを持っている歌手は、それから後は出てこなかった
という気がします。」
p.20-21

「僕が店をやっているころは、
「なんであれがないんだ」
「いや、好きじゃないからです」って、
お客とよくけんかになりました。
[チック・コリア Chick Corea 1941.6.12-2021.2.9]
『リターン・トゥ・フォーエヴァー』(1972)
も置かなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=c5yPMiBqlMQ

https://www.youtube.com/watch?v=c5yPMiBqlMQ

「カモメ」と
[キース・ジャレット Keith Jarrett 1945.5.8- ]
『ケルン・コンサート』[1975]
ばっかりリクエストされるんで、うんざりしてね。」
p.30

https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・ケルン・コンサート

1949年1月12月生まれの
村上春樹さんは、早稲田大学第一文学部学生だった
1974年からジャズ喫茶(夜はジャズバー)
「ピーター・キャット」
(国分寺、1977年から千駄ヶ谷)を経営、
1981年、専業作家に。

1955年1月14日生まれな私が
高校三年生だった
1972年6月から通い始めた
国立市(国分寺の西隣、国分寺と立川の中間なので「くにたち」)
旭通りのジャズ喫茶「喇叭」でも、
チック・コリアの「カモメ」
(とは、当時、私達は呼んでませんでしたが)
を何度となく聴きました。人気があったなぁ。

キース・ジャレットはソロピアノの
『フェイシング・ユー』1972
を「喇叭」でよく聞きましたけど、
『ケルン・コンサート』は、どこがいいんだろう?
という感じでした。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLxMnfONrsBG30j0p6NuIsX5u7hTS78kVK

それ以前の、
Forest Flower: Charles Lloyd at Monterey (1967)
Somewhere Before (1969)
は好きだったので、
CDの時代になってから(たぶん1990年代に)、
中古を買いました。

年寄りの昔話ですねぇ。
もう五十年以上も経ってしまったんだなぁ。

https://en.wikipedia.org/wiki/Forest_Flower

https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_l0bng8oXOS3P0fxPaiRQJAFEfUpWNvNOs

NYC, September 8, 1966
Charles Lloyd - tenor saxophone, flute
Keith Jarrett - piano
Cecil McBee - bass
Jack DeJohnette - drums
"Forest Flower: Sunrise" (Lloyd) - 7:18
"Forest Flower: Sunset" (Lloyd) - 10:37
"Sorcery" (Keith Jarrett) - 5:18
"Song of Her" (Cecil McBee) - 5:24
"East of the Sun" (Brooks Bowman) - 10:40

https://www.jazzdisco.org/keith-jarrett/discography/#660908

https://en.wikipedia.org/wiki/Somewhere_Before

https://www.youtube.com/watch?v=e9D4TMfCW6Y

"Shelly's Manne-Hole",
Los Angeles, CA, October 30, 1968
Keith Jarrett - piano
Charlie Haden - double-bass
Paul Motian - drums

"My Back Pages" (Bob Dylan) - 5:24
"Pretty Ballad" - 3:30
"Moving Soon" - 4:24
"Somewhere Before" - 6:50
"New Rag" - 5:40
"A Moment for Tears" - 3:07
"Pouts' Over" (And the Day's Not Through) - 4:35
"Dedicated to You" (Sammy Cahn, Saul Chaplin, Hy Zaret) - 5:00
"Old Rag" - 2:37
https://www.jazzdisco.org/keith-jarrett/discography/#681030


https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091263

読書メーター
村上春樹の本棚
登録冊数43冊
刊行年月順

『国境の南、太陽の西』1992
までの長篇はほとんど読んでましたが、
今の私にとっては、
村上春樹さんは小説家というよりも
レイモンド・チャンドラーの翻訳者です。
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091263

ジャズの本棚
登録冊数28冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091232

https://note.com/fe1955/n/n68a2f44ca732

https://note.com/fe1955/n/n306d53aaf1d2


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