【自由詩】宵の残る昼(青ブラ文学部)
店の隅に
小さな宵が残る
灯りの届かない
奥の棚
カップの縁に
細い光がすべり
窓から届いた昼が
テーブルの木目を
静かに浮かび上がらせる
本棚の影は
ゆっくり形を整え
ページの隙間で
微かな埃が舞う
夜と昼
影と灯
コーヒーの湯気が
ほそくほどけ
光とともに
天井へ
もし
ここが少し苦しいなら
顔を上げて
別の光を探してもいい
窓の外にも
まだ知らない昼があり
ページの向こうにも
小さな灯りがある
どこかの光が
あなたに届くまで
この席で
少しだけ夜を預かる
次の企画に参加しています。お題は「闇があるから光がある」。
お久しぶりの参加になってしまいました。
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~追記~
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