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8-3|結果を出している人は例外なく「自分で決めている」 -判断を他人に預けないという覚悟- (3/3)

これまでの私の経験と、
世の中で結果を出し続けている人を見てきて、
一つだけ確信していることがあります。

例外なく、彼らは「自分」を持っています。

私は長らく、海外事業の担当役員を務めました。
その中で何度も見てきた光景があります。

私よりも、
• 経験が豊富な人
• 英語が流暢な人
• 学歴も肩書も立派な人

そうした人たちが、
結果を出せない。

一方で、私は結果を出し続けました。

その違いは何だったのか。
答えは、驚くほどシンプルです。


私は「自分で決めていた」

日本企業では、
重要な判断は必ず会議(取締役会議など)に諮られます。

しかし、取締役会で判断する人たちは、
• 現場を見ていない
• そこに至る経緯を知らない
• 相手の立場や温度感を体感していない

それにも関わらず、
自分たちのWinだけを基準に意見を言う
そして指示を出す。

結果、どうなるか。

決まらない。
交渉は止まる。
信頼は失われる。


外国人との交渉に必要な、たった一つの条件

私は、重要な交渉を依頼されたとき、
必ず事前にこう宣言していました。

「このライン以上であれば、契約します」

つまり、
• どこまでなら譲れるか
• どこからは譲れないか
• 最終判断は誰がするのか

これを事前に明確にしていたのです。

だから、
• その場で決められる
• 交渉が前に進む
• 相手から信頼される

これは、
外国人との交渉において必要条件です。


「前例踏襲」が判断を殺す

日本企業では、

「これまでがこうだった」
「前例がない」

という言葉が、非常に強い力を持ちます。

そして、
組織が大きくなればなるほど、
この考え方が支配的になります。

その結果、
• 誰も決めない
• 誰も責任を取らない
• でも会議だけは増える

判断は、組織の中で薄まり、
現場から遠ざかっていきます。


組織を変える、たった一つの原則

私が断言できることがあります。

目的達成こそが仕事である

そのために必要なのは、
難しい制度でも、立派な理念でもありません。

決め事(会議)に、
結果責任を負わない人を入れない。

これだけです。
• 決められない人は、決める場に入れない
• 責任を負えない人は、判断に関与させない
• 判断権限は、現場に近い人に渡す

これをやるだけで、
組織は驚くほど変わります。


判断を軽くするとは、覚悟を分配すること

判断を軽くするとは、
• ルールを減らすことでも
• 会議を減らすことでもありません。

「誰が決めるか」を明確にし、
決める覚悟を現場に渡すこと

です。

判断を他人に預けた瞬間、
人は動かなくなります。

判断を引き取った瞬間、
人は動き出します。


判断を自分で持つとは、
すべてを一人で抱えることではありません。

決められる状態に戻すために、
思考を外に出して整理する場が必要なこともあります。

もし今、判断が止まっているテーマがあるなら、
判断を軽くするための壁打ちという選択肢があることだけ、
覚えておいてください。(詳細はプロフィールに記載しています)

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