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[206]心の中身、ついに測れてしまいました。あなたの「揺れ方のクセ」を3分で数値化する診断を作りました。

― 心の構造、それはもう測れる ―

こぐまパパです。

人の心は、同じ出来事に遭遇しても
驚くほど違う揺れ方をします。

すぐに切り替えられる人もいれば、
いつまでも引きずってしまう人もいる。
強く感情が動く人もいれば、
ほとんど平然としている人もいる。

それは「性格」や「気合い」の問題ではありません。
人はそれぞれ、「心の揺れ方の構造」が違う。
だから、同じ出来事でも同じようには揺れないのです。

心の動きにも、
・動き出しにくさ・引きずりやすさ(慣性
・気持ちのブレーキ性能(減衰
・本来の自分に戻ろうとする力(復元
という、物理的な力が働いています。

そこで今回、
心の“揺れ方の構造”を m慣性・c減衰・k 復元
という3つの軸でモデル化し、

あなた自身の m・c・k の値を実際に測定して、
「心の揺れ方のクセ」をその場で“見える形”にしてしまう

小さな診断ツールを作ってみました。

これは、心理テストでも、性格診断でもありません。
でも、「自分は、どういう心の揺れ方をする人間なのか」を知るための
ひとつの視点にはなるはずです。

所要時間は、だいたい3分ほど。
匿名・登録不要で、直感的に答えていくだけです。
少し遊び半分で構いません。
まずは一度、あなた自身の「心の揺れ方」を
軽い気持ちで覗いてみてください。

👉 mck診断はこちら

(あなたの「心の揺れ方の設計図」を、3分で覗いてみる)

この診断の目的は、
「自分は、どういう揺れ方をする人間なのか」を
構造として眺められるようにすることです。

この mck診断をすると
あなたが今、
下図の立方体のどこにいるのかが分かります。

これは“心の揺れ方の地図”です。
連続的な数値(m,c,k)を
便宜的に
8つのタイプ(8つの立方体)
に分類しています。

※⑦「遅延爆弾タイプ(m大・c小・k小)」は、
図の奥側の立方体(見えない位置)にあります。


今後の記事では、この「立方体の見方」=「心の構造の見方」
を少しずつ整理していくつもりです。
今回は、その最初の一歩です。

※ここから先は、
この診断が「何をしているのか」に興味がある方向けの
少し理屈っぽい話です。
まずは診断だけ試したい方は、ここで読むのを止めて大丈夫です。

今日は、まずこの mck診断を実施して
自分の現在地を確認していただければ十分です。


こぐまパパの考え方

生きていると、僕たちは常に外からさまざまな力を受けています。
仕事、他人の言葉、失敗、期待、不安。
そうしたものによって、
自分の思考や行動は理想の位置から引き離され、
「ズレ」が生まれます。

そのズレを戻そうとする内側の力が
心を揺らします。

人によって、
すぐに元に戻る人もいれば、
長く引きずる人もいる。
あまり気にしない人もいれば、
深く深く揺れる人もいる。

同じ出来事が起きているのに、
揺れ方が違うのは、
受け止める側の「構造」が違うからかもしれません。
僕はこれを

  • 動き出しにくさ・引きずりやすさ(慣性:m)

  • 気持ちのブレーキ性能(減衰[調律]:c)

  • 本来の自分に戻ろうとする力(復元:k)

という3つの性質の組み合わせで捉えています。

そしてこれを、それぞれ
m(慣性)c(減衰[調律])k(復元)
と呼んでいます。
この3つの組み合わせで、
「どんな揺れ方をする人か」は、かなりの部分が決まってしまう。
それが、この診断の基本的な考え方です。

生きていれば常に外から力が加わる。
自分の行動思考理想から引き離され、
ズレが生まれる。
そのズレを戻そうとする 内側の力が
心を揺らす。

そして、心に働く力は
心の状態方程式
(物理学でいう「強制減衰振動の方程式」)
mθ″ + cθ′ + kθ = F(t) で説明できるのです。

→ この「強制減衰振動の方程式」については、以前の記事で詳しく書いています。
👉 強制減衰振動の方程式についての記事はこちら

ここからは少し理屈の話です(興味のある方だけどうぞ)

心に働く力は、
物理学では「強制減衰振動の方程式」という形で表されます。
いきなり難しそうな言葉を出しましたが、
やっていることは、実はとても単純です。
式は、こう書けます。

mθ″ + cθ′ + kθ = F(t)

……はい、ここでページを閉じそうになった人、
安心してください。
これは「計算させるための式」ではありません。
これは「構造をそのまま写した設計図」です。
この式は、ただこう言っているだけです。

心は、こんな4つの力の綱引きで動いている
心の揺れには、同時に4つの力が働いています。

①動き出しにくさ・引きずる力(慣性:m)
 → この「慣性」については、以前の記事で詳しく書いています。
👉 慣性の力についての記事はこちら

・②揺れを抑えようとする力(減衰[調律]:c)
👉 減衰[調律]力についての記事はこちら

③元に戻ろうとする力(復元:k)
👉 復元力についての記事はこちら

そして、
④外から飛んでくる出来事(外力:F(t))

ここがとても大事なところです。
外力は、予測不能で、こちらの都合を一切考えてくれない。
どんなに心の構造が整っていても、
人生は、平気で何の前触れもなく、僕たちを殴ってきます。
そして
上記4つの力が、同時に引っ張り合った結果として、
「今この瞬間の心の揺れ方」
が決まっています。

そして特に、
m(慣性)・c(減衰[調律])・k(復元)
この3つは、
その人の「揺れ方の癖」そのものを決めている、
いわば心の体質のようなものです。

この3つの組み合わせによって、

  • すぐに立ち直れる人

  • 何日も、何週間も引きずる人

  • 最初だけ大騒ぎして、すぐケロッとする人

  • 表面は平気そうで、あとからまとめて崩れる人

といった違いが生まれます。
これは「性格」や「気分」の話ではありません。
その人の心が、どんな“心の構造”を持っているか、
という話です。

もし、この m・c・k の値が「見える」としたら?

もし、
あなた自身やあなたの周りの人の
 m・c・k の値が、はっきり分かるとしたら…。
・なぜ、あの失敗をあんなに引きずったのか
・なぜ、あの人はすぐ立ち直れるのか
・なぜ、自分は毎回同じところで折れるのか
・なぜ、同じパターンで疲れ果てるのか
その理由が、
「性格」ではなく、「構造」として説明できる
ようになります。

それはたぶん、
世界の見え方が、少し変わる
ということです。

自分を責める代わりに、
自分の「取扱説明書」を読む、という選択肢が生まれる。
他人を理解できない代わりに、
「この人は、こういう心の構造なんだな」と見られるようになる。

mck診断は、
あなたの“心の揺れグセの設計図”を、
一度、外から眺めてみるための道具です。

そして、ここからが僕が本当に伝えたい話です。

もし、m・c・k が「なんとなくの性格傾向」ではなく、
ちゃんとした“数値”として見える世界に来たら、
何が起きると思いますか?

実は、
「揺れるもの」「時間とともに変化するもの」を扱う学問の世界では、

  • どれくらい揺れやすいか

  • どれくらいの速さで元に戻るか

  • どれくらい大きくズレるか

  • どれくらいの時間、引きずるか

こういったものは、すべて

計算できます。予測できます。設計できます。

つまり、こういうことです。
m・c・k が分かるということは、
その人の心の「壊れ方」と「立ち直り方の時間軸」まで、
ある程度“見える”ということです。
m・c・k の値から、

  • 回復までにかかる時間

  • どれくらい大きくズレるか

  • 何回くらい揺れ返すか

  • どのくらい引きずるか

といったものが、全部「数値」として見えてくる。

これはもう、
心理テスト
性格診断
メンタルチェック
の世界ではありません。

これは「人間の心の制御工学」の入口です。

mck診断は、
そのための、最初の最初の、実験機です。

そして、もう一つ。
もし m・c・k が数値として分かるようになったら…、

自分の「心の揺れの波形」そのものも、描けるようになります。

どんな刺激を受けたとき、
どんなカーブで揺れて、
何回くらい揺れ返して、
どれくらいの時間で落ち着くのか。
それが、グラフとして見える世界です。

もちろん、最初から何でも完璧に分かるわけではありません。
でも、少なくとも
「自分の心の動き方の癖」を、モデルとして扱える世界には入ります。

そして、そこから先は、たとえばこんなことが、
少しずつ、予測やシミュレーションの対象になっていきます。

  • 強いストレスを受けたら、何日くらい引きずりそうか

  • 環境を変えたら、どれくらい荒れそうか

  • 今の負荷を続けたら、いつ頃に限界が来そうか

  • 回復には、どれくらいの時間が必要そうか

  • どのくらいの負荷が「ちょうど成長に効く負荷」になりそうか

こういうことが、
「気合」や「根性」ではなく、
「シミュレーション」や「設計」の言葉で語れる世界に近づいていきます。

さらに言えば、
・人との相性
・仕事との相性
・チームの危うさ
・組織の燃え尽きやすさ
といったものまで、
「雰囲気」ではなく、「動き方の特性」として
考えられるようになっていきます。

mck診断は、
このとんでもなく広い世界への、
本当に“入口の入口”です。

最後に

あなたの心の揺れは、
ちゃんとした“構造”として動いています。
そして、その構造は、
「分からないもの」ではありません。
見えるし、測れるし、眺められます

まずは一度、mck診断
あなた自身の「心の揺れ方」を、ちょっとだけ覗いてみてください。

👉 mck診断はこちら

(あなたの「心の揺れ方の設計図」を、3分で覗いてみる)

この mck診断は、
「自分を知る」ための道具であると同時に、
「人との違いをやさしく理解する」ための道具でもあります。

パートナーや、身近な人にも、
よければ一度、試してもらってみてください。
きっと、
あなたの周りの人たちの“心の地図”を
読み始めるための入口にもなるはずです。

今回は、
「心は、“揺れ方の構造”として見ることができる」
という、本当に入口の話をしました。

今日のお話は、「心の揺れ方の地図」の表紙をめくっただけです。
僕は次回から、少しずつ、詳しく
この地図を描いていきます。


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