[194] ついに、28年間の会社員人生「偽りの旅」の終わり。―僕の「心の地図」が示す一つの道―あなたの「心の現在地」はどこですか?
こぐまパパです。
前回まで
この世にいる限り
「競争」という現実
からは逃げられない。
僕はその
「競争」という土俵の上で
どう心を整えて
どう振る舞うのか
という話をしました。
「勝負」するのか
「挑戦」するのか
自分の人生を俯瞰してみて
「勝負」の土俵から降りる選択
もするべきだということも。
今日は
僕の今までの
社会人人生(28年間)
を振り返った時に
僕の心は
今
どこの場所にいて
そしてこれから
どこに行こうとしているのか?
という
心の地図のお話です。
心を整える
考え方の一つとして
参考にしてもらえたら
うれしいです。
僕の心の地図とはこれです ☟ 。

この地図の見方は、
横軸が 他人軸[左] ⇔ 自分軸[右]
縦軸が世の中との関わり方で 消極的[下] ⇔ 積極的[上]
それによって4つの世界が生まれます。
①右上:「挑戦」(自分軸で積極的)
②左上:「勝負」(他人軸で積極的)
③左下:「流される」(他人軸で消極的)
➃右下:「降りる」(自分軸で消極的)
そして僕はこの4つの世界を
①~④の順番で旅をしてきた
ことに気づきました。
【①挑戦の世界】
「これ、面白そうじゃない?」
僕も社会人1年目は
純粋な気持ちで
1人前になりたい
人としてレベルアップしたい
という
内なる衝動がありました。
【②勝負の世界】
「で、どっちが勝ってるの?」
「これって、評価されるの?」
僕は
「誰かに認められたい」
「人より遅れたくない」
「期待に応えなければ」
という
いわば他人の評価を基準に
勝ち負けにこだわって
他者と勝負していました。
【③流される世界】
「どうせ、無理だよ」
「だって、会社がクソだから」
「知らない、俺には関係ないから」
根底にあるのは
「自分には何もコントロールできない」
という
深い無力感でした。
僕は
勝負にこだわる
激しい戦いの中で
自分の意志だけでは
どうにもならない
大きな流れ(=組織の論理・他者の感情・予期せぬ偶然)が
存在することを
痛いほど知りました。
その時は
「もう、どうでもいい」
と思いました。
進むべき道が見えず
ただ周りの状況に流され
自分の本当の感情を押し殺して
まるで時間が止まってしまったかのように
自分自身を見失ったかのような時期を
長く過ごすことになりました。
【④降りる世界】
「で、自分は 本当はどうしたいんだっけ?」
僕は
流れに流された果てに
「勝負」の土俵も
「挑戦」の土俵も
存在しない場所にたどり着きました。
僕は
④降りる世界で
これまでの全ての旅路を
もう一度自分の内側で
見つめ直し
次なる挑戦のために
静かに戦略を練って
準備しているのかもしれません。
今の僕の現在地は
④「降りる」世界にいる
のだと思います。

ではなぜ僕はこの順番(①~④)で
旅をしてきたのでしょうか。
それは
心が
「子供」から「大人」へと
成長していくための
避けられない
プロセスだった
のかもしれません。
最初は
純粋な衝動(①挑戦)だけでよかった。
しかし
社会に出ることで
僕は
「評価」や「他者」という
避けられない現実(②勝負)と
直面せざるを得なくなります。
この当時の僕は
まだ若かったし
甘かったのだと思います。
自分の意志や実力で
人生や勝負を
コントロールできる
と思っていました。
しかし
組織の論理
他者の感情
そして
ただの偶然や
世の中の時流という
自分の力を遥かに超えた
巨大な流れの前で
僕のちっぽけな「自我」は
僕自身の実力不足
も相まって
完全に打ち砕かれました(③流される)。
そして全てに流され
自分を見失った
そのどん底で
僕は
初めて
「もう他人の人生を
生きるのはやめよう」
と決意しました。
そこから本当の意味で
「自分」を探し始めるのです。
そして
意識的に
他人の評価軸から
距離を取り(④降りる)
現在は
自分自身の内なる声と
再び出会い直している
ところです。
僕は今
④「降りる」世界から
①「挑戦」の世界へ向けて
歩いているところ
だと思います。
歩きながら
①「挑戦」の世界の空を見上げています。
そして
いつになるかはわかりませんが
いずれ僕は
また①挑戦の世界に
行くのだと思います。
なぜなら
僕が今、
④「降りる」世界という
静かな場所で
再発見している新しい「自分軸」。
「この新しい自分で
もう一度
世界と関わってみたい」
「今度の挑戦は
以前とは全く違うものになるはずだ」
という
第二の「衝動」が
湧き上がってきているからです。
僕は この
「①挑戦 → ②勝負 →③ 流される → ④降りる」
という
一つの巨大な「円環」を
28年かけて
今、ようやく
一周し終えようとしています。
そして僕は気づいてしまったのです。
僕がこれから始めようとしているのは
同じルートの「二周目」などではないと。
僕はもう
一周目と同じ座標軸の上を
旅するのではありません。
僕は
座標軸の右上
「挑戦」世界の中だけで旅をするのです。

ミニチュアの
『①挑戦②勝負③流される④降りる』の世界を進む
「二周目」の旅は
高度な「遊び」
です。
二周目は
(右上)挑戦の世界の中の
ミニチュアの『①挑戦②勝負③流される④降りる』の世界
を旅するのです。
『挑戦の世界』の中のミニチュアの①挑戦の世界では
僕は内なる衝動に従い
「よし、これをやってみよう!」と
新しいテーマを見つけ
一人で黙々と
試行錯誤する時間を過ごします。
誰にも邪魔されない
純粋な「創造」の時間です。
『挑戦の世界』の中のミニチュアの②勝負の世界では
僕が創造したものを
あえて
他者の目に晒し
そのフィードバックを
自分の成長の糧にする時間を過ごします。
これはもはや
「勝ち負け」ではありません。
自分とは違う視点を持つ他者を
自分の成長を加速させる
最高の「砥石」として活用します。
「勝負」というスリリングな環境を
「ツール」として使いこなすのです。
極めて高度な「学習」の時間です。
『挑戦の世界』の中のミニチュアの③流される世界では
僕の思考が行き詰まった時
あえて
「考える」のをやめ
「偶然」に身を委ねる時間を過ごします。
「もう知らん!」と散歩に出かけ
たまたま目に入った
看板の言葉から
全く新しいアイデアがひらめく。
自分のちっぽけな頭脳を
過信するのをやめ
自分以上の大きな何かが
答えを運んできてくれることを
信頼する
「リラックス」と「発見」の時間です。
『挑戦の世界』の中のミニチュアの④降りる世界では
一つの挑戦が一段落した時
あえて
次なる目標を設定せず
意図的に「何もしない」ことを
自分に許可する時間を過ごします。
ただ、ぼーっと映画を見たり
好きな音楽を聴いたりする。
これは「サボり」ではありません。
フル回転させたエンジンを
クールダウンさせ
次なる創造のための
エネルギーを
再充填するための
最も重要な
「メンテナンス」の時間です。
ここでは
僕はもう
他人軸に振り回される
ことはありません。
ただ、
「挑戦」という
僕だけの
最高の「遊び場」で
生涯をかけて
遊び尽くす
のです。
28年かけて
新たなスタートラインに
立てる気がします。
今、僕は
これから新たに始まる
第二章の旅に向けて
静かに準備をして
戦略を練っている
ところでしょうか。
最後に
人の心は もちろん
こんなに単純ではありません。
僕たちの現実は
もっと
どうしようもなく
混沌としています。
でも
僕は
その混沌の中から
自分だけの「物語」を
見つけ出したい。
僕が今日
ここに書き記した
「心の地図」は
28年間をかけた
「言い訳」
ではありません。
これは
一人の不器用な男の
ささやかな
「出発宣言」
です。
次回は…
僕がなぜ
ここまで勝負の世界が
嫌だったのか?
嫌になったのか?
僕の『心の美学』
の話をしたいと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
もしよかったら、応援お願いします。私も頑張るあなたを応援します。