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【レビュー】FMV Mobile Keyboardを購入してみた

キーボード沼に足を踏み入れそうになって焦りましたが、これだと思うキーボードに出会えたのでレビューしてみます。

打鍵感が超絶好みで、これからも末永くつかっていきたいと感じた製品(主観)になります。
キーボードでお悩みの方もそうでない方も、よろしければ最後までご覧ください。

キーボード選びに試行錯誤した経緯もあるのですが、それはまた機会があれば記事にしたいと思います。


1.FMV Mobile Keyboardとは

本製品の原型となるモデルは「LIFEBOOK UH Keyboard」という名称で、2021年7月よりクラウドファンディングにて資金調達を行い製造された製品です。これが一般販売向けに提供されることとなったのが本製品です。

薄型キーボードを探し回っている中、試し打ちでビビッと来て購入しました。

2.値段

家電量販店で購入しましたが、定価の19,800円でした。
Amazonで買えば17,820円なのは分かっていたんですが、到着までの1日2日が待てずすぐ購入してしまいました。
まあ正直、モバイルキーボードの中では高い方だと思います。

3.開封

箱です。
発売当時は他の色も展開があったようですが、現在は販売終了となっていましたので赤(ガーネットレッド)を購入しました。デスク周りは基本的に黒色で統一しているため「赤か…」と思いましたがあまりにも打鍵感が好みだったので後悔はありません。

箱から出した状態です。
付属品は以下の通り、本体と有線接続用のケーブルが2本入っています。
接続する機器のポートに応じて、USB-TypeC⇔USB-TypeCとUSB-TypeC⇔USB-TypeAの2種類です。

4.外観

袋から出してPCに接続してみました。

メルカリなどを探せば他の色も出品されていました(本記事執筆当時)が、せっかくなので新品を使いたいと思い、家電量販店で新品を購入しました。

製品仕様の概要は以下の通りです。(マニュアルより抜粋)

5.寸法

上述の通り、
・幅303mm
・縦162mm
・高さ(厚さ)11mm
です。普段フルサイズ、ノーマルプロファイルのキーボードを使っている私にとっては相当コンパクトに感じます。

338gと軽量ですし、容易に持ち運びができるサイズ感です。カフェなどで作業される方にはオススメで、MacやiPadにも接続可能です。(ただ、私はモバイル用途ではなく自宅でがっつり使う用に購入しました)

6.接続方式

・有線接続
・Bluetooth5.0接続

の2種類を選べます。ちょっとわかりにくいのですが、有線接続をするときは本体上部の電源ボタンを「Off」、Bluetooth接続をするときは電源ボタンを「On」にする必要があります。

キーボード中央上部に電源スイッチ、右側上部にBluetooth接続先切り替えスイッチがあります

自動的に切り替わったりはしませんのでご注意ください。
Bluetoothの接続先は3つ登録し、本体の操作で切り替えることができます。

ちなみにモバイルキーボード界隈で現在覇権を握っているLogicool MX Keys Miniは有線接続には非対応です(まあ2.4GHzの無線接続あるから全く問題ないんですけど)。

Bluetooth接続でしばらく使っていますが、現状は特に遅延を感じることはありません。電源をONにした際も一瞬でPCにペアリングされます。
ただ、Webでレビューを見るとチャタリングなどを訴える方もいるようです。

もうしばらく使ってみて使用感に影響あるようであればまた記事にしたいと思います。

7.スイッチタイプ

本記事では詳細な分類の説明は割愛しますが、パンタグラフ方式です。
…と思っていたのですが、Amazonの説明とか製品の取説見るとメカニカルと書いてあるんですよね。

参考URL:https://azby.fmworld.net/support/manual/keyboard/pdf/B6FY5731.pdf

ほんとかなぁ。この製品紹介している他のブログとか見ても、みんなパンタグラフって言ってるし、打鍵感がどう考えてもパンタグラフなので、私もパンタグラフ派です。まあ細かい話は置いときます。

8.キー配列、デザイン

テンキーレスのJIS配列でノートパソコンのようなキー配置になっています。
それもそのはず、もともと本製品は「FMV LIFEBOOK UH-X」というノートPCのキーボードだけ独立させることをコンセプトに開発されたものになりますので、LIFEBOOKシリーズを使っているユーザにとっては馴染深い配列だと思います。

配列の特徴としては…

  • Enterキー、BackSpaceキーの横幅が大きく押しやすい

  • 矢印キーが隣接するキーと離れているため押しやすい

  • PrintScreenなど、省略されがちなキーもすべて揃っている

  • キー同士の間隔が離れているアイソレーションキーボードになっているため、押し間違いが少ない

あたりかなと。

また、本製品にはキートップにかなの印字がないため、スッキリとして洗練されたデザインになっています。

9.トラックパッド

モバイルキーボードには珍しくトラックパッドが付属しています。(本製品では正式名称を「フラットポイント」と言います)

自宅のWindows11で使用した限りでは遅延は全く感じません。2本指での操作は当然として、3本指、4本指でのジェスチャにも対応しています。

トラックパッド下部についているクリックボタンは小さい(というか細い)ので、慣れが必要かもしれません。

ちなみにキー入力後はトラックパッドの反応が一瞬遅れます。これは誤操作を防ぐための製品仕様のようですが、そもそも私はトラックパッドをあまり使わないつもりなのでそこまで気にしていません。

また、スクロールなどの操作はiPadやMacではカクツキが見られるとのレビューもあります。私は試せていません。
なのでWindowsに最適化された製品であることは念頭に置いて購入されたほうがよいと思います。

10.打鍵感

キーの形状が凹形状で押しやすく(とは言うが、Logicool MX Keys Miniほどはっきり凹んでいるわけではなく、よく見れば…程度ですけど)、場所によってキー荷重が変わっていて、押し心地は満足感が高いです。

押下圧は最初が大きく、押したあとは心地よく沈み込む感じです。

本製品購入の決め手になったのはここで、

  • よくあるメカニカルキーボードは試したが押し心地が気持ち悪かった。

  • リニア(赤軸とか)は問題外として、タクタイル(茶軸とか)もクリッキー(青軸とか)はある程度押すと押下圧は減るが、もっと大胆に減ってほしいと思っていた。最後まで押下圧が残っているとどこまで押しこめばいいのかわからず、かえって指が疲れる。

  • 静電容量無接点(HHKBとかRealforceとか)も同様。打鍵音は嫌いじゃないんですけどね…。

  • そもそも加齢のせいか、ノーマルプロファイル(要するに普通の高さのキーボード)では、キーストローク(大体3~4mm)が深すぎて打鍵の際に疲れを感じるようになってきていた

  • かといってロープロファイルのメカニカルキーボードでも押し心地は肌にあわず。

ということでパンタグラフを一通り試し打ちして、一番気に入ったのが本製品というわけです。王道?のLogicool MX Keys Miniも試しましたが、本製品ほどの押下圧のメリハリがないように感じました。

なお、静音性は高いです。ガチの静音てわけじゃないのかもしれませんが、隣でガチャガチャ作業していても全然気にならないと思います。

11.バックライト

本製品にはバックライトがあります。
ゲーミングじゃないのでRGBはありません。

光の強さはそこまで強烈ではありませんが、3段階で調整可能です。暗がりでの作業時は重宝すると思います。

12.バッテリー

満充電時は最大で1ヶ月…というのが公称値です。
ただ注意が必要で、バックライトをONにした場合は半日程度で切れるとのレビューもありました。
基本的にバックライトを使うなら有線接続、もしくは充電しながらのBluetooth接続を前提にしたほうがよいと思います。
せっかくのバックライトなのに…。

13.その他

キーボードの裏面はラバーがついているので一応対策はされているものの、そこそこ滑りやすいと感じました。
キーを強めに押す方は何か滑り止め(ゴムとか)を別途購入されたほうがよいかもしれません。

また、キーボードの傾斜がほぼなく平坦です。
これも、傾斜をつけたい方は傾斜台を購入するなど、対策が必要です。

ちなみに私は傾斜がないと押しづらかったので、100均で以下製品を買いました。

ただ、貼り方が弱かったのか私の押下圧が強すぎたのか、速攻で剥がれてしまいました。
苦し紛れに、余っていたリストレストを支えに傾斜をつけていますが、そのうちちゃんとしたものを買おうかなと思っています。

14.まとめ

①よかった点

  • コンパクトサイズで持ち運びしやすい。

  • Bluetoothは当然のことながら、有線接続にも対応。

  • トラックパッドがある。

  • アイソレーションキーボードなので押し間違いが少ない。

  • かな印字がないのでスッキリとしたデザイン。

  • メリハリのある打鍵感には大満足。適度なストロークもある。

  • (注意すれば)バッテリーが最長1ヶ月持つ。

②改善が必要(かも)な点

  • モバイルキーボードの中では比較的高価。

  • キー入力後はトラックパッドの反応が一瞬遅れるため、トラックパッドをがっつり使うのであれば少し気になるかも。

  • トラックパッドはMac、iPadではカクツキがあるかも。

  • キーボードの傾斜がほぼない。

  • 押下圧が強いと滑るかも。

  • バックライト使用時はバッテリーの持ちがぐっと減る。

ということで書き出すと色々改善点も出てきますが、私にとっては打鍵感が全てなので全く問題ありません。

大きめの家電量販店であれば在庫があると思いますので、本記事で製品に興味を持たれた方はぜひ足を運んでいただいて試し打ちをしてみてください

余談ですが、キーボードを購入する際の試し打ちは必須だと思っています。
特にデスクワークをされる社会人の方であれば、1日のほとんどの時間を触っているデバイスになると思いますので、相性の良し悪しをじっくり選んで損はないかなと。

長くなりましたが以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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