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marian8
司法試験 基本書選び 憲法&行政法
最後になりますが、基本書選びの憲法と行政法編です。
1 今回のチョイス:伊藤塾 呉明植『憲法(伊藤塾呉明植基礎本シリーズ)』

正直、憲法は「法学者の本」ではなく「予備校講師のノウハウ本」でスパッと割り切るのことにした。ハードカバーの「俺が憲法だ!」みたいな教科書も何冊かあったが、持論のハードカバー不要論で即刻没。
「どう書けば答案の形になるか」「判例の射程をどう処理するか」という型(フレームワーク)が命。思想の勉強ではなく、試験対策としての「得点ツール」に割り切った者勝ちと思った。
2 今回のチョイス:中原茂樹『基本行政法』(日本評論社)

行政法に関しては、この本一択と言っていいほどの絶対王者。事例問題(ケース)から逆算して、あてはめの思考プロセスがステップバイステップで身につく。刑法・刑訴法と合わせて「日本評論社の基本シリーズ」でラインナップとなりました。
これで全ての基本書選びが一応終わりました。最後は「どれを選ぶか」ではなく「どう使い倒すか」なんですけどね。
どんなに最強の布陣を揃えても、本棚に飾っておくだけでは1点にもならない。
ボロボロになるまでグリグリと回し、現場で反射的に手が動くレベルまで落とし込む覚悟があるか?
「さあ、相棒は揃った。あとは徹底的に使い倒すだけだ。」
基本7科目+選択科目を合わせると、合計8科目という大所帯になる。
一人の相棒を大事に育てるような生易しい世界ではなく、これはもはや8人の精鋭をどう組み上げ、どう戦場(本番)を突破するかという「パーティ編成(スタメン選び)」そのものだ。

もちろんすでにスタメンから外れた選手もあるのだが(選択科目の独禁法)、それはまた次回の講釈で。
