「イヤホンで耳が疲れる」を卒業する。在宅ワークの音は、机の上の一台に任せる ― Jabra Speak2 40
在宅で画面の向こうと話す時間が増えて、多くの人がまず頼るのがイヤホンです。何より手軽です。
しかし、一日に何時間も装着していると、耳の奥がジンとしたり、外したときに違和感が残ったり。長時間の会議が続く日は、夕方には耳が疲れきっている、という人は多いのではないでしょうか。
そもそも、耳をふさぎ続けるのが負担になっている
耳鼻科でよく指摘されるのが、イヤホンの長時間使用によるトラブルです。耳の穴(外耳道)をふさぎ続けると内部が高温多湿になり、菌が繁殖しやすくなる。装着でできた小さな傷から炎症(外耳道炎)につながることもあります。かゆみ、痛み、耳だれといった症状は、在宅ワークで一日中イヤホンをつけていると起こりやすいものです。
さらに音量と時間の問題もあります。WHOは難聴予防の目安として「80dBなら週40時間まで」「1時間ごとに耳を休ませる」といった基準を示しています。会議のたびに耳元で音を鳴らし続ける使い方は、この目安から見ても優しいとは言えません。
つまり、耳をふさがずに音を聞ける手段があるなら、それに越したことはない。その最適解が、机に置いて使うスピーカーフォンです。
スピーカーフォンなら、耳は自由なまま
スピーカーフォンは、机の上に一台置いて音を鳴らし、内蔵マイクで声を拾う道具です。耳に何も入れないので、圧迫され続けることはありません。
一日中会議が続いても、耳はずっと自由なままです。
ちょっと席を立ってコーヒーを取りに行っても、聞こえ続ける。誰かが部屋に来ても、耳から外す動作がいらない。
耳の負担だけじゃなく、行動の面でもスピーカーフォンは効果があります。
ただし「安ければ何でもいい」わけではない
安価なスピーカーフォンや、PC内蔵のマイクは、声がこもったり、自分の声だけが大きく入ったり、周囲の生活音まで拾ってしまったりします。
結局「聞き取りづらい」「聞き返される」となれば、耳の負担を減らすどころか、別のストレスを抱え込むことになります。
耳をいたわるために道具を変えるなら、肝心の「音をきれいに拾う」ところで妥協してはいけません。中途半端な製品を選ぶくらいなら、最初からきちんと設計されたものを一台持つほうが、結果的に長く快適に使えます。
その基準を満たす一台 ― Jabra Speak2 40
在宅でPCに向かう時間が中心なら、私が扱いやすいと思うのが Jabra Speak2 40 です。
接続はUSBのみと割り切っていて、付属ケーブルはUSB-CとUSB-Aの両方に対応しています。
手持ちのPCに挿すだけで、ペアリングもバッテリー残量も気にせず使えます。朝PCを立ち上げて、そのまま会議に入れる手軽さは、毎日使う道具としてありがたい存在です。
そのうえで、音を拾う中身はしっかりしています。
4本のビームフォーミングマイクが話している方向に集音を寄せ、ノイズキャンセルがキーボードの打鍵音や生活音を抑えて、人の声だけを相手に届けます。声の大小を自動で平準化する機能もあるので、こちらの声が一定の音量で伝わります。相手の声を鳴らす50mmのフルレンジスピーカーは、こもらせずに再生してくれます。「安物で音が中途半端」という失敗をしない一品です。
主な製品仕様
Jabra Speak2 40は、USB接続のポータブルスピーカーフォンです。
接続はUSB-C/USB-Aの両対応、重量は約245gと軽く、IP64相当の防塵・防滴に対応しています。
4本のビームフォーミングマイクとノイズキャンセル、50mmスピーカー、フルデュプレックス(相手と声がかぶっても途切れにくい)オーディオを搭載。
価格は2026年7月時点でおおむね15,000〜18,000円前後です(変動あり)。
在宅利用での長所は、挿すだけで使えて設定に悩まないこと、耳をふさがず一日中使えること、そして4本マイクとノイズ処理で声がきれいに届くことです。注意点は、無線接続に対応していないことです。
持ち運んで外や会議室でも使いたい人は、バッテリー内蔵のSpeak2 55のほうが向いています。
耳をいたわり、いちばん身近な働き方改善
在宅ワークの疲れは、思っている以上に「耳」から来ています。イヤホンを一日中つける生活を、机の上の一台に置き換えるだけで、耳の負担は大きく軽くなります。
そして、せっかく道具を変えるなら、音をきちんと拾えるものを選ぶ。
中途半端な製品でしっくりこない・・・ではなく、Speak2 40のように「シンプルなのに音はしっかり」という一台を選んだほうが、毎日の在宅ワークは快適になります。
耳を休ませながら、声はきれいに届ける。
それが、在宅ワークのいちばん身近で効果の大きい環境改善です。
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