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古典派経済学の原理を確立し普及させたジェイムズ・ミルの著作

ジェイムズ・ミル 『経済学要綱』 第2版 1824年 ロンドン刊
Mill, James, Elements of Political Economy. Second edition. London: Baldwin, Cradock, and Joy, 1824 <R13-310>
Second edition. 8vo, viii, 299, [1]pp, later half roan and pebbled cloth, gilt spine, p. 13 reparied, early ink ownership inscription to the title. Goldsmiths 24051, Kress C. 1295, Einaudi 3893

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前文

英国の経済学者・思想家・功利主義者であり、J.S.ミルの父でもあったジェイムズ・ミルの主要著作の一つで、生産・分配・交換(流通)・消費といった古典派経済学の原理を体系的かつ論理的に解説した書物です。

目次
序論

本書はアダム・スミスの『国富論』、とりわけデヴィッド・リカードゥの『経済学および課税の原理(経済学原理)』から強い影響を受けています。実際、ミルが『経済学要綱』を執筆した動機は、リカードゥの『経済学原理』の普及にあったといわれており、その意味で本書はリカード経済学に関する最初の教科書であるとも評されています。

第一章
第二章

主要なテーマとしては、当時の政治改革の最大の課題が「資本の増加よりも速い自然増加率で増える人口の抑制」であったこと、物の価値はそれに費やされた労働量のみによって決まるとする価値論、土地の不労所得は課税対象として正当であるという点などが挙げられます。

第三章
第四章

本書は、初版が1821年に出版されて以降も批判を受けて改定を繰り返し、第二版が1824年、第三版が1826年と短期間で版を重ねており、古典派経済学の原理を確立し普及させた書籍として重要な文献とされています。

外装
正面

参考文献:
経済学史学会『経済思想史辞典』丸善株式会社、2000年

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