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重い腰があがらない、、そんな私を動かした寄り道トリック

寄り道トリック

私はずっと思っていました。

「まず5分だけやってみる」
「とにかく最初の一歩だけ」
「やる気は行動から生まれる」

理屈は分かる。
実際にやれば本当に動けるし、
画期的な方法だと思う!
実証済み。

でも、分かっているのに動けない。

なぜか。

私にとって一番しんどいのは
“やり始めるまで”でした。

洗い物をしなきゃと思いながら、ソファに座っている夜。

立ち上がればいいだけ。

キッチンに行けば私はできる。

分かってる。

でも立てない。

動画を止められない。

スマホをやめられない。

テレビから離れられない。

5分やることよりも、

その場所に行くまでが一番重かった。

私は「やること」が嫌だったんじゃなくて、

“今の状態をやめること”がつらかったんだと思います。

ある日、ふと思い出しました。

子どもの頃、歯医者が嫌で泣いていた私に

母はこう言いました。

「本屋さんに行こう」

隣に本屋さんがあったんです。

本屋さんへ向かい、

到着したら、

「その前にちょっと歯医者寄ろうか」

そして帰りに絵本を買ってくれました。

家→歯医者
家→本屋→寄り道の歯医者

の方が心が軽かったんです。

今思えば、あれこそが「寄り道トリック」

本題に直行しない。

まず、楽しい寄り道をする。

その流れで、本題へ向かう。


洗い物をしよう、ではなく。

「水を飲みにキッチンへ行こう」

掃除を始めよう、ではなく。

「とりあえずトイレに行こう」

スマホをやめよう、ではなく。

「窓を開けてみよう」

本題を目的にしない。

まずは寄り道。


寄り道トリックは、

やる気を出す方法じゃありません。

「頑張る」方法でもない。

ただ、

「今の状態を、やさしく中断する方法」

寄り道ついでに、

本題へ動く。

私はどうやら、

前に進むのが苦手なんじゃなくて

直行するのが苦手だったみたいです。


だから今日も、まずは寄り道から。



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