騒動の中、タケシは二人きりで・・・。今日の小説タイム☕(117)│2026.4.13更新
がんばるあなたに、ちょっとひと息✨
今日の小説タイム、スタート☕
■連載小説 「僕の彼女」

高校2年生の浅野タケシは、クラスで浮いた存在。彼がひそかに思いを寄せるのは、クラスの誰もが憧れる「キョウちゃん」こと、坂本京香だ。
ところが・・・
ある日、タケシは、同じくクラスで浮いた存在の内田靖子、通称「やっちゃん」と読書の話題で意気投合。
運命の人、やっちゃんとの出会いは、タケシの日常を大きく変えていく。
■前回まで
キョウちゃんは、
「中学校の時、一回だけ」
「浅野君、正直、今大変でしょ?だから、こういうところのほうが安心かなと思って」
と笑った。
僕は、あまりにも図星だったので、
「正解!」
と右手の人差し指を立てて、おどけてみせた。
そして、すかさず話題を変えた。
僕は、
「キョウちゃんは、ほんとに部活、大丈夫だった?」と尋ねた。
■第4話: 「公民館での密会」 (7)
キョウちゃんは、小学校の時から陸上をやっている。去年は、あと一歩でインターハイというところまで結果を残していた。
本来であれば、次の大会に向けて、練習が忙しいはずだ。
「うーん、あと一歩なんだけどね」
「その一歩が難しくてさ」
キョウちゃんによると、女子の陸上は、体の成長とともに記録が伸びたり、伸び悩んだりするものなのだと言う。
キョウちゃんはまさに、伸び悩みの真っ最中だった。
「自分ではどうしようもないことだから...」
キョウちゃんは、本当に淋しそうな顔をした。
今日の小説タイムの3つの楽しみ方
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